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【呉市観光】 てつのくじら館&大和ミュージアム

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呉市観光はまだまだ続く

先日、呉市観光の記事を書きましたが、

あれで終わりではありません。

育児猫家はまだ広島で頑張ってきました(?)

 

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今日は呉市にある「てつのくじら館」と「大和ミュージアム」をご紹介します。

 

この二つは道を挟んですぐのところにありますので、観光しやすいですよ。

 

こちらは歩道橋からの写真です。

正面に見える潜水艦が「てつのくじら館」

左手に見える茶色い建物が「大和ミュージアム」になっています。

この歩道橋が大和ミュージアムゆめタウン呉をつないでくれているので、おなかがすいても安心です。

 

てつのくじら館

てつのくじら館とは海上自衛隊呉資料館のこと。

この資料館の魅力はまず『無料』というところ。

無料サイコー

そして自衛隊で実際に活躍していた潜水艦「あきしお」が展示してあるのです。

潜水艦の中(一部ですが)にも入ることが出来るんですよ。

 

ただし中は撮影禁止なので、写真はありません。

 

中は狭くて、いろいろな配管がむき出し。

船員たちの寝る場所も車中泊より狭い印象でしたねぇ。

閉所恐怖症の方なら、見学しないほうがいいかもしれません。

身長が高い人もきついでしょうね。

180cmあったら、いろんなところに頭ぶつけちゃうんじゃないかな?

 

他にも海上自衛隊の歴史を展示してあったり、機雷の脅威を取り除く作業を紹介してあったりしました。

自衛隊好きな方にはたまらない資料館でしたよ。

 

大和ミュージアム

こちら大和ミュージアムの入り口です。

 

こんな緩いのもおいてありました。

ちょうど顔が三つ出せるじゃない。

大和ミュージアムの目玉はなんといっても、「10分の1の戦艦大和

10分の1でも大きいです。

そしてすごい数の砲台。

これほどの攻撃力があっても、航空機にはかなわなかったのですね。

 

簡単に戦艦大和の歴史をご紹介

戦艦といえば「戦艦大和」を思い浮かべる人も多いと思います。

戦艦大和は昭和16年呉海軍工しゅう(まだれに尚にぼうにょう)で建造されました。

当時は世界最大最強の戦艦だったそうです。

 

しかし戦艦大和が生まれたのはちょうど戦争の主役が戦艦から航空機へと移行するころでした。

そのため大和は初陣である「ミッドウェー海戦」でも、続く「マリアナ沖海戦」でも主砲を敵艦に向かって放ったことはなかったそうです。どちらも日本海軍は大敗しています。

その後レイテ沖海戦で初めて主砲を敵艦に放ちますが、やはり日本軍は敗北。

戦艦大和は最強とうたわれながら、敗戦しか経験していないのです。

 

そして1945年。

大和に海上特攻隊としての出撃命令が下るのです。

乗船者は3332人

生還者は276人

死者は3056人です。

 

出撃する4月6日、乗船していた人は皆、これが生きて帰れる見込みのない特攻だとわかっていたそうです。

 

しかし実際には目的地である沖縄に到着することさえできませんでした。

鹿児島沖でアメリカの航空機400機からの攻撃にさらされ、米軍の魚雷が10本命中し、大和は転覆。

転覆と同時に弾薬庫に火が付き、爆発。

船体は海の底へと沈没していきました。

 

身もふたもないい方をすれば、3000人を超える人々が無駄死にしてしまったのです。

それでも大和に乗っていた方の遺した言葉を知り、後世の私たちが平和を大切にすることで、彼らの命に意味を持たせることができるのかもしれませんね。

呉の歴史の展示は動画がたくさんありまして、そして動画は基本的に撮影禁止でしたのでほとんど写真は撮りませんでした。

 

色々と驚いたのですが、一番の驚きは「こんなにたくさんの動画が残っているのだな」ということです。

B29から無感動にバラバラと落とされる焼夷弾

活気のある港町が、死の街になっていく様子。

 

恐ろしい記録でした。

 

また大和の船員たちが家族にあてた手紙も展示してあり、苦しくて胸がつまりました。

大和最後の就航前に兄が弟に向けて送った手紙には、両親を心配して弟に後を頼むといった内容がつづってありました。

こちらは特攻隊に使われた飛行機です

 

そしてこれは人間魚雷回天

 

本当にたくさんの命が散っていったのです。

こんなことは2度と繰り返されてはなりません。

 

大和ミュージアムには楽しい展示もあります

3階には様々な実験や工作を体験できる実験工作室もあります。

こちらは時間があえば申し込みたかったのですが、育児猫家は1泊2日の弾丸旅行中だったため断念。

 

それ以外にも造船技術を子どもたちにもわかりやすく展示してあるブースがあり、楽しかったです。

こちらは「浮力」を体感できる「ウキウキドラム缶」

 

操船シミュレーター「チャレンジナビ」

 

揚力を学べる「フワフワバスケット」

 

滑車の働きを体感できる「パワーカッシャー」

などなど。

 

最後にこちらのブースで出題されるクイズに6問中2問以上正解すると

 

自分の顔写真入りのレッツ合乗組員認定書がもらえます。

ちなみに見習い~艦長までランクがありますが、長男は艦長。次男は副館長。長女が見習いでした。

このクイズ3択なんですけど、子供向けと思って侮るなかれ。

1問目が「浮力を発見したのは①アルキメデスソクラテスニュートンの内だれ?」(正確には覚えてないんだけどこんな感じでした)

これは辛うじて知ってたのですが、わからない問題もありましたよ~

 

広島から帰る前に

大和ミュージアムを出た時間は17時。

ご飯を食べにお隣のゆめタウンへ行きました。

フードコートで広島ラーメンと尾道ラーメンを食べ比べながら、子どもたちに広島の感想を聞きました。

 

もちろん雪遊びが楽しかったこと。

ホテルがきれいだったこと。

ミュージアムの3階が面白かったこと。

 

楽しい思い出もたくさんできたね。

 

でも戦争のことも学んだね。

今、平和な日本であなたたちを育てることができることは、とても幸運で感謝すべきことだと思う。

日本がすっごく裕福だった時期は過ぎたけれど、戦争を放棄しているのは世界中で日本だけなんだ。それだけで今の日本に産まれてよかったって思ってる。

 

でもね、これが永久に続くかどうかはわからない。

続いてほしいと願っている。

でも日本は民主主義だから、基本的に何でも多数決で決まる。

たくさんの人が正しいということが必ず正しい訳ではない。

憲法は簡単には変えられないようにしてあるけれど、絶対はないよね。

 

だからもし、日本が戦争を始めるなんてことになったら、まずは反対してほしい。

もし、反対しても止められなかったら、すぐに日本から脱出しなさい。

家族がいるなら家族を連れて、戦争していない国へ移住するの。

大変かもしれないけれど、兵隊として戦わされるよりずっといい。

誰かを殺したり、殺されたりするくらいなら、無人島で電気のない生活をした方がいい。

 

非国民でも構わない。

とにかく生きてほしい。

 

そんな話をしました。

この意見には、反対の方もいらっしゃるのかもしれないけれど、私は子供達が自分の命を大事にできる人間になってほしいと心から願っています。

 

それにしても1泊2日でしたが、濃い広島旅行でしたw

 

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長男は「なんか1週間くらい遊んだ気分」と評していましたよ。

では今日はここまで。

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