- 読書ノートつけてますか?
- 自分には必要ないけれど、子供のために読書ノート
- どんなことを読書ノートに書いているか
- なぜ読書ノートに効果があるのか
- 読書ノートで後悔していること
- 読書ノートは「読み聞かせ⇒自分で読む」の助けになるかも
読書ノートつけてますか?
読書ノートって大人が自分のためにつけることが多いみたいですね。
専用のノートも売ってありますし、専用ノートに読んだ本のタイトル・著者名・読んだ日付・感想などを書いていくものが読書ノートの主流のようです。
育児猫自身は割と読書家だと思いますが、自分のための読書ノートを付けたことは一度もありません。
必要を感じたこともありません。
字が汚いので、わざわざノートに書きたくないとも思っていますし、パソコンなどで管理する必要も感じません。
読書ノートのメリットには
・本の内容を深く理解できる
・何を読んだか管理しやすい
・何冊読んだかわかりやすい
・自分のお気に入りの作家などがわかりやすくなる
などがあるらしいです。
私が思うに、読書を普通にしている人間にはいらないのではないかと思います。
お気に入りの本なら何度も読むので、わざわざノートに書かなくても理解は深まります。
何度も読めば読んだかどうか忘れることもありません。
少なくとも私は自分が本を何冊読んだかは、あまり興味がありません。
お気に入りの作家は、読んで面白かったらすぐ覚えます。
おそらく読書ノートとは、読書の入り口に立っている人が、より深く読書の世界に入り込むための手段として有効なのだと思います。
自分には必要ないけれど、子供のために読書ノート
自分のためには読書ノート書いたことはありませんが、長男が初めて自分で本を読んだ時から、長男のために読書ノートを書き続けています。
今では次男と長女の読書ノートもあり、3冊の読書ノートを書いています。
「なんのために読書ノートをつけているか」と言いますと、子供に本好きになってもらうためです。
本を読んだ時に「すごいね。本が好きなんだね」とほめたり、喜んであげたりすることも大事ですが、育児猫にとって読書はもっと特別大事なことです。
他のことでも、例えば長男や次男はサッカーをならっているので、サッカーの練習で頑張っていても「今日はよくがんばったね。うまくなってきたね」と同じようにほめたり共感したりするわけです。
だから、育児猫は読書に関しては言葉だけでは足りないと思ったのです。
そこで読書ノートを用意して、読んだ本を書いていくことにしました。
どんなことを読書ノートに書いているか
実際にどんな風に書いてあるかをお見せしましょう。
これは長男二冊目の読書ノートになっています。
字が汚いのは気にしないでくださいませ。
1冊目(薄いノートでした)から2冊目の途中までは感想を書く欄があったのですが、2冊目の途中で感想はやめました。
理由は親子ともどもめんどくさく感じたからです。
そもそも本の感想なんて、心の中で本人がかみしめればいいのだと思います。
すごく面白い本や、いろいろ考えさせられた本に出会った時には、無理に聞かなくても本人が育児猫に話してくれるので、そのときしっかり耳を傾ければいいかなって思ったのですよ。
つまり育児猫が書いている読書ノートは、日付とタイトルしか書いてありません。
「たったそれだけで読書好きにさせる効果があるの?」と言われてしまいそうですが、育児猫は確実にあったと感じています。
なぜ読書ノートに効果があるのか
子供って「親に手をかけてもらいたい」という欲求がありますよね。
自分の子供を見ていて感じたことなんですが、とにかく小さいうちは母親の時間を奪いたい。
母親が自分のためにどれくらい時間を割いてくれているかで愛情を測っている気がするのです。
仕事を持っているお母さんだったとしても、仕事をしていないときのお母さんの時間を奪おうとするのが小さい子供ですよね。
本を読めるようになるころには、幼児と児童のはざまにいることが多いと思います。
親がいなくても結構平気になってきたのだけれど、親がちゃんと自分のことに関心を持っているかは確認したい。
本を読むと、お母さんが読書ノートに書いてくれるということは、本を読んだらお母さんの時間が奪える、つまりお母さんに見てもらえるということなんだと思います。
育児猫家の子供たちは靴下を脱いで、部屋のあちこちにやってしまったり、おもちゃを元の場所に返せなくて、片づけられなかったりはします。
でも子供たちは、自分で読んだ本は必ず所定の位置に置きます。
そこに置かなくては、育児猫が読書ノートに書かないからです。
読書ノートに書いてもらうことは、子供たちにとってはとても大切なことなんだと思います。
テレビと本棚の間に読んだ本は置いてもらっています。
左が長男、真ん中は長女、右に次男が読んだ本が積まれています。
読書ノートで後悔していること
上の写真を見ていただけるとわかるのですが、最近本の冊数では次男が長男を上回っています。
次男が読む本は1ページ当たりの字が大きくて、一冊だいたい50~80ページくらいの幼年童話が多く、集中すれば一日に10冊でも20冊でも読めます。
長男が最近読んでいる本は、文庫本が多く、1冊150~450ページくらいのものが中心です。
どれ程集中しても、休みの日で1日7~8冊位が限界になってきました。
つまり冊数だけで比較すると次男のほうが読書家になってしまうけれど、長男のほうがたくさん読んではいるわけです。
ですから読書ノートに読んだ本のページ数と今まで読んだ本のページ数の累計を書く欄を作ればよかったというのが、育児猫の最大の後悔ポイントです。
いまから書くとなると、長男のだけでも3000冊超えているので、気が遠くなる作業です。
もしやるなら3人分やらないといけないしなぁ・・・(遠い目)ってな感じで、やったほうがいいなぁと感じながら、ずっと逃げています。
読書ノートは「読み聞かせ⇒自分で読む」の助けになるかも
読書ノートは読み聞かせを一生懸命やっているのに、子供が自分で読むようにならないという悩みをおもちのお母さんに、ぜひ試してほしいです。
ひょっとしたら子供さんは「一人で読めるようになったら、お母さんが読んでくれなくなるかも」と感じているのかもしれません。
だから自分で読み始めたころは、読めた日は読み聞かせをむしろ増やすこと。
そして読んだ分は読書ノートをつけてあげることで、子供に「読んだほうがお母さんがこっちを見てくれるな」と感じさせることで、自分で読書してくれるようになるかもしれませんよ。
読んでいるうちに必ず面白い本に出会います。
出会ってしまえばあとは勝手に読んでくれるようになりますよ。
読書ノート以外の本好きにさせる工夫はこちらから
ということで、今日はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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