頭のいい子に育てるためにしていること
先日は「頭のいい子の育て方 個人的見解1」で読書の大切さについて語りました。
読書で得られるメリットはたくさんたくさんありまして、ざっくりではありますが、↓の記事にも書いています。
お金をかけずに我が子を賢くしたい人はぜひ、子供に読書の楽しさを教えてあげてほしいと思います。
読書以外で頭の良さ(ここでは理解力)を身につけるためにいいのではないか?と育児猫が考えていることをご紹介したいと思います。
今日の頭のいい子の育て方個人的見解2の主な内容は「早寝早起き朝ごはん」です。
なぜ早寝早起き朝ごはん
そもそも「早寝早起き朝ごはん」は健康に良さそうだというイメージをお持ちの方は多いと思います。
でも、それが頭の良さにもつながるのだろうか?と疑う方もいらっしゃいますね。
「寝ているよりも、遅くまで塾で勉強したほうが賢くなるに決まってる」と考えている方もいらっしゃいます。
もちろん、知識を詰め込めばいいと思っているのであれば、寝る間を惜しんで学習することにも意義があるかもしれません。
でも理解力という点では、あまりお勧めできません。
早寝早起き朝ごはんに関する本はたくさん出ていますので、プロの話が知りたい方は是非ご一読されることをお勧めします。
この本の著者である川島隆太さんは脳トレゲームを開発したり、脳トレに関する本をたくさん書かれている方ですので、ご存じの方も多いでしょう。
ただし「脳が目覚めるまでに3時間かかる説」には科学的根拠があまりないという事実はここで書き添えておきますね。
早寝早起き朝ごはんの実体験
実は育児猫は、超早寝早起き&朝ごはんおかわりして食べる子供でした。
なぜなら小学二年生から新聞配達をしていたからです。
もちろん自分の名義でやっていたわけではなく、父の名前で雇ってもらい、ご近所中を走り回っていました。
自転車に乗れるようになったのが小学六年生のときだったので、それまではリュックで新聞を背負い、文字通り走りまわって新聞を配っていました。
20代とか30代の皆さん。
この話は40代なら『あるある』なわけではありませんよ。
育児猫の周りで新聞配達をしている子供は一人もいませんでした。
起きるのは遅くても五時半。
最初に新聞配達を始めたのは兄でしたが、あとをついて手伝い始め、一人で配るようになり、兄が辞めても配り続け、あとから父や姉も一緒に配るようになり、育児猫家だけで最大400部ほどの新聞を配っていたと思います。
それだけ配っていると、雨や台風が本当に大変でした。
当時は新聞をビニールに入れるのが、配達員の手作業だったのです。
父は普通に配るだけでいっぱいいっぱいの量を受け持っていたので、ビニールに入れる作業をさせるために育児猫を起こしていました。
その時刻、なんと午前二時。
兄弟の中で育児猫が一番寝起きが良かったからです。
黙々とビニールに入れて、遅れている父の代わりに配達もこなし、という日も珍しくありませんでした。
そのため寝るのも21時。
21時に寝ても2時に起こされると寝不足ではありましたね。
軽く1時間は走り回っているため、おなかはペコペコ。
食パンなら6枚切りを6枚食べていました。
それから学校に通っていたわけです。
これだけ早起きして運動して、しっかり食べていると、学校につく頃はエンジン全開。
朝の自由時間もフルパワーで遊び、授業を受け、給食をおかわりして、放課後も遊び倒す。
そんなパワフルな小学生時代を過ごしました。
科学的根拠などなくても、眠そうにしていた同級生たちよりも有利だったのは間違いないと思います。
遅くまで塾で勉強して、朝なかなか起きれなくて、寝不足気味で学校に行く子供たちは、やはり1時間目はかなりきついのではないでしょうか?
新聞配達で早寝早起き朝ごはんを実践していた育児猫ですが、自分の子供に新聞配達をさせたいなんてこれっぽちも思いません。
あの仕事は本当に大変ですからねぇ。
ではどうやって子供たちに早寝早起き朝ごはんを実践させているのかをご紹介します。
早寝のために
この3つの中でも一番大切にしているのは、「早寝」です。
早く寝ていないのに早起きさせられるのは、大人でもしんどいですよね。
日本の子供たちは寝不足気味だという統計が出ていて、いろいろ育児猫なりに調べた結果、未就学児は10~13時間、小学生は9~11時間の睡眠時間が必要だという結論に達しました。
もちろん生まれつきのショートスリーパーもいるそうで、全員に当てはまる数値ではありません。
でも育児猫はとにかく「早く寝せて十分眠ってから自然に目覚める」のが理想だと考えたのです。
幼稚園の間は、7時に起きてもらいたいので、睡眠時間が12時間だとしても19時には就寝しなくてはなりません。
そう考えた育児猫は実際、その通りにしました。
育児猫家の子供たちは全員19時にはベッドに入るのです。
19時までにベッドに入り、そこから読み聞かせをするので、実際に眠るのは19時半くらいが多いですね。
早寝のために育児猫が気を付けていることは「テレビや動画を見せない」こと。
ブルーライトで目が覚めてしまうのは有名な話ですからね。
眠る二時間前までにはやめましょうと書いてあることが多いですが、やめさせるのはなかなか難しそうなので、そもそも見せないようにしています。
また「読み聞かせ」は入眠儀式としても大切な意味があります。
「ベッドの中で自分が選んだ本をお母さんに読んでもらったら、眠る時間なんだ」という刷り込みですね。
パブロフの犬とでもいえばいいのでしょうか。
3冊読んで、「ハイおしまい」となったら、すぐに電気を消して「お母さん大好き」以外のおしゃべりは禁止です。
そのため暗い部屋で「お母さん大好き」だけが呪文のように繰り返され、三人ともそのうち飽きて寝ます。
早起きのために
19時に寝る育児猫の子供たち。
年少の長女は7時過ぎ。
年長の次男は5~6時。
小3の長男はサッカーなどで、寝るのが遅くなる(といっても21時くらい)ことがありますが、それでもだいたい6時までには起きてきます。
全員育児猫に起こされることはありません。
つまり早寝させることで自然と早起きできていると思います。
でも「お母さんと一緒に布団でぬくぬくしてた~い」という欲求も当然あるわけです。
ちなみに育児猫は6時50分くらいまで寝ています。
そこで育児猫家で導入しているのは
「6歳になったら、朝早起きしたときだけテレビを自由に見てもいいシステム」です。
この6歳というのは正確には6歳になってかつ、自分で読書を楽しめるようになったらという条件があります。
読書を楽しめないうちにテレビを楽しむようになるのは、望ましくないので。
ですから、育児猫家の次男は早起きしてサンタさんにもらった「ダーウィンが来た」のDVDを楽しんでいますし、長男は誕生日にもらったパソコンで遊んだり、本を読んだりしています。
もし年少の長女が早く起きてしまったら、テレビの時間はおしまいとなりますが、やはりまだ4歳なので、12時間くらいの睡眠時間が必要らしく、7時までに長女が起きることはまずありませんね。
十分睡眠をとって、朝から自分の好きなことを楽しむ時間が持てるお陰で、基本的に育児猫家の子供たちは朝から不機嫌だったり元気がなかったりすることはありません。
朝なかなか我が子が起きない。とか機嫌が悪くて大変だという方は、寝る時間を見直したほうがいいかもしれませんね。
朝ごはんのために
育児猫は新聞配達のせいでとにかくお腹ペコペコでしたが、子供たちは運動しているわけではないので、そこまでペコペコではありません。
でも朝からしっかり炭水化物とタンパク質を摂ってほしいと思っています。
ですから、朝はある程度本人たちの希望を聞いてから用意するようにしています。
ちょっと大変なのですが、子供たちが機嫌よく食べてくれるなら安いものだと思うようにしています。
パンにするかご飯にするか
ご飯なら、おかずは卵とウィンナーにするか、それともからあげにするか?
程度ですが、2~3の選択肢を用意しておくことで、朝食をしっかりとることがスムーズに出来ています。
最後に
早く寝せるためにテレビを見せない話をすると「え~かわいそう」と言われることも少なくありません。
基本的にそういうことを言われても、育児猫が反論することはありません。
めんどくさいし、よそはよそですからね。
でも育児猫は心の中で、今テレビを好きなだけ見せて、ゲームもさせてあげて、その代わり本を読めず、寝不足になり、将来どんなに頑張っても勉強が出来ない子になるほうがかわいそうだと思っています。
テレビからも得られる恩恵はあるでしょうが、育児猫はテレビの恩恵など、早寝早起きや読書を好きになることで得られる恩恵から比べたら、ちっぽけにもほどがあると考えています。
それに今こうやって早寝早起きさせることや、読書をすることにはお金はほとんどかかりません。
それによって、頭がよくなることができれば将来の塾代や学費を大きく抑えることだってできるかもしれません。
まぁ10年後に「やっぱりお金をかけずに頭をよくするのは難しかったです」と、このブログで報告する可能性もあるわけですがw
「早寝早起き朝ごはん」で頭がよくなっているかどうかは、今のところわかりません。
でも育児猫はこの生活が楽ですし、健康的なのは間違いないでしょう。
子供たちも機嫌よく元気に過ごしてくれているので、満足しています。
ということで、きょうはここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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