6月24日金曜日
育児猫家の長女の幼稚園が臨時休園になって4日目。
月曜日からは幼稚園にも登園可能になる予定。
「二人っきりは今日で最後だねぇ」と長女と話して、以前遠足の時に慌てて食べざるをえなかったファミリーレストランでデートすることになりました。
お出かけの準備をして車に乗り込もうとしたそのとき、育児猫の電話に着信が。
しかも発信者は長男と次男の通う小学校。
以前も書きましたが、
小学校からの着信って、嫌な予感しかしないのです。
なんだかデジャヴなんですけど・・・
電話に出ると、保健室の先生からでした。
「次男君が休み時間に運動場で転んで、肘をすりむきました。砂が入り込んでいるので、病院に行って洗浄してもらってください」とのこと。
今どきは擦り傷で電話がかかってくるんだなぁ、と驚きました。
今回は熱があるわけではありませんから、一緒にファミレスに行くことは出来ます。
長女には「ちょっと遅くなるけど、次男君と一緒に行こうね」と言って、すぐに迎えに行きました。
次男君は元気いっぱい
迎えに行くと次男君は肘に絆創膏を貼ってはいたものの、元気いっぱいでした。
保健の先生は用事があるとのことでいらっしゃいませんでした。
そのため職員室で次男君は待っていたのですが、校長先生となんだか楽しそうに話していましたw
育児猫は一通りご挨拶をして、次男君の荷物をまとめて、そのままかかりつけの外科医に連れていきました。
受付で30分くらい待たされた後に、看護師さんが問診を書くために、次男のケガの絆創膏をとりました。
次男の傷は擦り傷というよりも、切り傷に見えました。
思ったよりも深そうでびっくりΣ(・ω・ノ)ノ!。
次男は我慢強くて滅多に泣かないのです。
でも「これは痛かったねぇ」と声をかけると
「大丈夫だよ」と言いながらも、思い出したのか下まぶたに涙がぷっくり溜まっていました。
こういうところが、すっごくかわいいんですよねぇ。
医師の処置
その後処置室で看護師さんが、次男君の傷を石鹸で洗浄。
その後、医師が次男君の傷を見て一言
「これは深いし、石が入ってますね」と。
「このままにしておくと、化膿したり、跡が残ったりする恐れがあるので、ちょっと大変ですが、全部出します」
おぉ聞いただけで痛そうだ。
すると医師は肘に何か所か麻酔の注射を打ってから処置を始めました。
ピンセットと糸切はさみのような道具で傷をいったん開きます。
右ひじをジョキジョキ切られる次男君。
育児猫とつないだ左手が汗だくです。
でも泣きません。
ただ、大きな目をさらに大きくして、育児猫を見ているだけです。
それから医師は小さなピンセットで傷口から石を取り出しました。
この石が直径3mm位あって、育児猫もびっくりしました。
おそらくこの石が傷の中に入り込むときに、皮膚が裂けて切り傷のようになったのでしょう。
痛かったねぇ。
強かったねぇ。
さらに石を取り出した後も処置は続きます。
なんと医師は歯ブラシを手に持ち、次男君の傷をごしごし洗浄し始めました。
ヒイィイイイイ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
医師いわく、
「小さい砂がたくさん入り込んでいますから、ちょっと痛いけど頑張って全部取りましょう」とのこと。
次男君の額にも汗が。
アザラシのような黒目がちな目を、目いっぱい見開いて育児猫を見ています。
育児猫も次男君を見つめていました。
このとき育児猫は唐突に気づいたのです。
「あぁ。すごく信頼されているな」と。
次男君は
「ひどいことをされたら、お母さんが助けてくれる。お母さんが黙っているってことは、必要なことなんだ。だから泣いちゃいけない」って思っているのだと感じたのです。
結局処置が終わるまで、次男君は泣きませんでした。
涙の一粒もこぼしませんでした。
でも全身汗だくになっていました。
処置の最後に看護師さんが軟膏とガーゼを貼りながら
「えぇ!1年生なの?すごいね!強かったねぇ」と心底びっくりしたようにほめてくださいました。
実際お世辞ではなかったのだと思います。
それからしばらく通院が必要なこと、家で注意することなどを教えていただいてから病院を出ました。
もちろん3人でファミレスへ
「よく頑張ったね。でも痛かったら泣いてもいいんだよ」と言いながら、みんなでファミレスに向かいました。
次男君は「全然痛くなかったよ」と言いながら、誇らしそうでした。
処置の間、泣かずに頑張った次男君も、黙って静かに待てた長女ちゃんも、本当に偉かったね。
それぞれ好きなものを頼んで、デザートも食べましたよ。
いつもならデザートには制限(金額的な)をかけるのですが、今回は制限なしで選んでいいことにしました。
ケガで通院すると保険も降りるしねw
ちなみに育児猫の子供たちが加入している保険は、ケガで一度通院すると22,000円降りるのです!
治療費だけでなくて、痛かった子供たちにちょっと美味しいものを食べさせたり、好きな本を買ったりしてあげられるので助かっています。
では今日はここまで。
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