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傷の治りが早い!湿潤療法。動き回る小さな子供がいる家庭なら知っておくべき治療法です。

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皆さん、『湿潤療法』ってご存じですか?

知ってる方のほうが多いのかもしれませんが、育児猫はつい先日知りました。

昭和に育った育児猫にとっては目からうろこのケガの手当て。

ひょっとしてまだ知らない人のために今日は書きます。

知ってる人は「だっせ~こんなことも知らないの?」と、鼻で笑いながら読んでください。

 

 

運動会の練習で転んだ長男

先日の記事

www.ikujineko.com

こちらで長男が徒競走で1位になったことを書きました。

今思えば、その前から予兆はあったのだなぁと思います。

 

実は長男は運動会の前々日に、両膝に擦り傷を作って返ってきたのです。

 

今まで練習でも本番でも転んでけがをしたことなんかありませんでした。

 

だってのんびり走っているから、転ぶこともなかったわけです。

 

でも練習の時から、一生懸命走っていたのでしょうね。

 

ちょっと深めの擦り傷でした。

 

保健室でカットバンを貼ってもらって帰ってきました。

 

擦り傷の治療と言えばこれ(昭和脳の場合)

帰ってきた長男の膝のカットバンをはがすと、まだ砂が結構残ってました。

ですからまずお風呂場で洗い、拭いてから、消毒。

シュワシュワを親子で観察してから、カットバンを貼りました。

 

翌朝にはカットバンをはがしました。

傷は乾かしたほうがいいし、長男は肌が弱く、テープまけしやすいからです。

 

そして朝から消毒。

 

学校から帰ってきたら消毒。

 

お風呂からあがったら消毒。

 

かさぶたができかけていたけれど、まだ完全に乾いていないからカットバンを貼って就寝。

 

こんな風に生活して6日間。

 

傷は少しずつ悪化してしまいました。

 

傷は消毒したらいけないよ

何か悪いばい菌でも入ったのかなぁ?

と思いながら、近くの外科医院へ。

 

少し化膿しているからと抗生物質を処方されました。

 

それからこれまでの6日間の経過を医師に話すと

 医師が処置をしながら育児猫へ衝撃の一言

 

「消毒しちゃだめですよ」

「え?」

「消毒するといい菌も殺しちゃいますから」

「そ、そうなんですね( ゚∀゚;)タラー」

「あと乾かしちゃだめですよ」

「えぇ?」

「かさぶたを作らないように、乾かさないでください」

「工工工エエェェ(゚Д゚)ェェエエ工工工」

 

けがしたら消毒→乾かす→かさぶたできる→自然にはがれるのをまつ。

これが育児猫の時代のケガへの対処法でしたが、今は

 

けがしたら洗う→ワセリンをうすくぬる(必要に応じて)→湿潤治療被膜材を貼る。

 

 

これが常識になりつつあるんですね。

 

確かに今までの絆創膏だとガーゼの部分にかさぶたが一体化して剥がすときにまた痛かったり、流血したりしていましたが、この方法なら痛くないですね。

 

調べてみるといろいろありますね。

 

確かにドラッグストアで高いカットバン売ってあるなぁ。とは思っていたんですが、治療法が変わっていたとは気づきませんでした。

 

さっそく買いました。

 

育児猫は傷の大きさに合わせて切れるように、ロールタイプの防水フイルムにしました。

軟膏は病院で処方していただきました。

 

それにしても、まさに目からうろこ

 

無知って怖いなぁ

 

ごめんよ、子供たち

母さんは今まで間違えていました。

 

湿潤療法おそるべし。傷の治りが全然違う

病院で処置してもらい、湿潤療法のやり方を教えてもらって家でも実践。

 

すると翌日にはピンク色のきれいな皮膚がかなりできているではありませんか!

まだ一部出来ていないところもあるけれど。

 

すごいなぁ湿潤療法

 

3日目には完全にきれいに治りました。

万能ではないよ

「子供がけがをしたら、基本的に湿潤療法にしたほうがいいのですか?」

と医師に聞いたところ、「そうしてください」とおっしゃいました。

 

ただし「化膿したり、湿潤療法でいまいちだと思ったらすぐに病院に来てください」

とのこと。

 

湿潤療法は比較的新しい治療法ですから、まだわかっていないリスクもあるし、まだまだ変化していくハズとのことです。

 

医学は日々進歩しているのですから、当然のことですね。

子供がけがをしたら

さすがに「つばをつけときゃ治る」という方はあまりいないでしょうが、私と同じように、「消毒して乾かそう」と思う方はまだいますよね?(多分いると思いたい)。

 

今は「洗って保湿」ですよ。

 

このほうが体がもっている免疫を最大限に発揮できるようです。

 

もちろんひどいけがの時にはとりあえず病院へ行きましょうね。

 

今回のことで学んだのは、「何事も思い込みはいけない」ということです。

 

なによりも子供たちの健康にかかわることは、常に情報をアップデートしていきたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ぽちっち頂けると大変光栄です

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