小学一年生の次男君のクラスで読み聞かせボランティア
育児猫はこれまで、何度か小学校の読み聞かせボランティアに参加しています。
でも今年度一年生になった次男君のクラスには、まだ行けていませんでした。
本当は4月に行く予定だったのですが、微熱がでてしまったので断念したのです。
6月、育児猫家とコロナとの闘いが一段落したころに、やっと次男のクラスでの読み聞かせボランティアに行けることになりました。
次男君もすごく楽しみにしていて、一緒に絵本を選んでくれましたよ。
新1年生は可愛いです
次男君のいる1年生の教室に入るのは今日で2回目。
前回は授業参観の日でした。
まだまだ持ち物もピカピカですし、何より1年生の子供たちがピカピカって感じです。
育児猫が担任の先生に「お話をしてくれる方ですよ~」と軽く紹介されて教室に入ると、みんなの目がキラキラ。
担任の先生は育児猫が読み聞かせボランティアだったことをご存じなかったので、少し驚いておられました。
1人のお友達が「あ、次男君のお母さんだ」と気付いてくれました。
しばらくは教室がざわざわ。
育児猫が
「おはようございます。次男君のお母さんですが、今日はお話しボランティアできました。みんな上手にお話聞けますか」と聞くと
みんな「は~い」と元気よく返事してくれましたよ。
しんせつなともだち
本選びは本当に悩みました。
ついこの間まで園児だった子供たち。
読み聞かせしてもらったことがない子もいるかもしれない。
長い話は無理ですね。
わかりやすくて、短くて、あんまり有名でなくて・・・
悩んだ育児猫の今回のチョイスは
『しんせつなともだち』
読み始める前に
「このお話知ってる人?」と聞いたところ
3人の子供が手を挙げていました。
寒い冬。
食べ物を探しに出かけたウサギは運よく二つの大きなカブを見つけることができます。
一つでお腹がいっぱいになったウサギは、残った一つのカブを友達のところに届けます。
その友達はたまたまお腹一杯だったから、また別の友達に届けます。
また別の友達もお腹一杯だったから、さらに別の友達へ・・・
というお話です。
とても分かりやすくて短いけれど、優しい気持ちになれる素敵な絵本です。
最初にウサギが見つけた食べ物はカブ。
カブが発見されたところで、一人の女の子が
「わたし昨日カブ食べた」と発言。
ほほぅ。この季節にカブですか。
すると隣の子が
「ぼくは昨日焼肉屋で焼肉食べた」
おぉ。平日の夜に焼肉屋なんて豪勢ね。
するとさらに隣の子が
「ぼくは焼き鳥屋に行った」
えぇ?平日の夜に焼き鳥屋って、おっさんか!
まぁ福岡だから、焼き鳥屋はすごく多いのですが。
するとさらにその隣の子が
「僕は昨日、お父さんと採ってきた貝を焼いて食べた」
渋い!渋すぎる。
焼き貝ですかw
おいしそう。
育児猫お腹が減っちゃいますよ。
一年生位の子供は過去のことが一通り『昨日』になってしまうこともあるのですよねぇ。
隣の子に触発されて『自分も何か言いたい』と思って、週末や春休みの話を思い出してしてくれたのかもしれませんね。
お話に戻るのが少々大変でしたが、みんな可愛らしかったです。
ウィリーとともだち
そして時間が余ったので、
「もう一冊聞きたい人~」と聞いたところ
みんな「は~い」と手を挙げてくれたのでもう一冊。
『ウィリーとともだち』
ともだちがいなくて寂しいウィリー。
でもある日、ついに・・・出会うのです。
どんな子でも誰かに必要とされる、そんなお話です。
子どもたちは「またともだちだ~」と言いながら聞いてくれましたよ。
そうなのよ。
育児猫は今回『ともだち』の話を選びました。
たくさんじゃなくてもいい。
勉強できなくてもいい。
仲良く出来るともだちが、一人でも出来ると学校がぐ~んと楽しくなるよね。
焦らなくても、きっと出会える日が来ると思うよ。
そんな気持ちを込めて、読み聞かせしました。
次男君の様子
次男君は教室の一番後ろの席でした。
でも体が大きいので目立ちます。
終始ニコニコとしながら、でもちょっと恥ずかしそうにキョロキョロしていました。
帰宅後「今日のお話どうだった?」と聞いてみました。
次男君は「面白かったし、お母さんでうれしかった」と言ってくれました。
しばらくして「でもちょっとだけ恥ずかしかった」と付け加えてくれました。
恥ずかしさが混じるのは仕方ありませんね。
ここら辺は次男なんでしょうねぇ。
長男は4年生になった今も「100%うれしい」と言いますが、次男は1年生の時点で恥ずかしいが混じるのですね。
長女は「来ちゃダメ」っていうのかしら?
下の子ほど、自立が早いと言いますからねぇ。
あ、もうすでにさびしい・・・
ではきょうはここまで。
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