身体を動かすのは嫌いでした
育児猫は運動音痴です。
どこかで書いたこともある気がしますが、とにかくスポーツ全般苦手です。
身長が170cmあるため、周りに無駄に期待されるのもすごく苦痛。
「バスケットかバレーしてた?」
「え?なんにもしてないの?もったいないよ」
というようなことを、よく言われてきました。
でも何と言われても、できないものは出来ません。
50m走で骨折した過去があるほどなので、本当に大けがをしかねません。
ですからいつもスポーツのお誘いは、丁重かつきっぱりお断りするようにしています。
手先も不器用だった
育児猫は子どものころ、父に
「お前は不調法だ」とよく言われていました。
不調法には「配慮が足りない、手際が悪い」
「不注意、不始末」
「お酒や芸などのたしなみがない」
の3種類の意味があります。
今思うと父は「配慮が足りない、不注意だ」の意味で使っていたように思います。
育児猫はかなりのおっちょこちょいでしたので。
でも子供の頃の育児猫は「不調法」と「不器用」の違いがわかっておらず、自分のことを「不器用なんだ」と思い込んでいました。
自分が実はかなり器用な方なのだと気づくのには、かなりの時間を要しました。
育児猫は手芸や裁縫は得意なほうですし、細かい作業を苦にしません。
むしろ何かを作ることに喜びを感じるほうです。
でも思い込みって怖いですね。
子供のころの育児猫は、何かを作ることにもすごく苦手意識があって、実際に上手に作ることができませんでした。
父の「不調法」の呪縛から逃れ始めたのは中学1年生の時、美術の先生に彫刻の作品を褒められた時からです。
この話はまたいつか書きたいと思います。
とにかく子供のころの育児猫は手先を使って遊ぶのも得意ではありませんでした。
兄妹で遊ぶ
育児猫には5歳上の兄と2歳上の姉がいます。
兄とは激しい遊びを楽しんでいましたし、姉とはケンカばかりしていました。
でも3人で仲良く遊ぶこともなかったわけではありません。
かくれんぼや鬼ごっこなど、普通の遊びもしました。
今では難しくなったたき火もたくさんしました。
虫を取るのも好きでしたねぇ。
色々やりましたが、たぶん育児猫兄妹にしかわからない謎の遊びを今日はご紹介します。
奥さんごっこ
謎の遊びのタイトルは「奥さんごっこ」
え~遊びのタイトルが怪しいことこの上ないですね。
育児猫がまだ園児だった頃、育児猫兄妹の間で流行った、非常に怪しい遊びでした。
奥さんごっこでは、まず兄がタオルなどで目隠しをします。
そして4つん這いで、姉と育児猫を探します。
育児猫と姉は6畳の和室の中だけで逃げ回ります。
6人掛けのこたつが置いてあったので、広さはほとんどありません。
そして兄は妹二人を追いかける際
「おくさ~ん、おくさ~ん」とだみ声で呼ぶのがルールです。
捕まった場合は「およしになって」と言って逃げます。
エンドレスです。
こうやって書けば書くほど、謎が深まる遊びですねぇ。
今となっては何が楽しいのかわからないけれど、当時はすっごくおもしろくて、大興奮していたことを覚えています。
あえて言葉で表現すれば、「奥さん」の響きに背徳感のようなものを感じていたのでしょう。
なにやら悪いことをしている気がするのだけれど、何が悪いのかもわからない・・・。
そんな遊びでした。
なんとな~く悪いことしていると思っていた証拠に、親の前ではしたことがありませんでした。
でもある日父が仕事で留守中に「奥さんごっこ」が始まり、興奮のあまりに父の帰宅に気づかず、三人そろってゲンコツを喰らったこともあったなぁ。
父もリアクションに困ったでしょうねぇ。
最後に
子供が変な遊びをしていても、問答無用で叱ったりはしないであげたいですね。
育児猫自身が変な遊びをずいぶんしましたからねぇ。
そうそう「クモの子を散らす」を体感したくて、クモの卵を素手で開けてみたこともあります。
室内でやっちゃったから、大変でしたwww
そうはいっても、もしも我が子が「おくさんごっこ」をしていたら衝撃を受けることは間違いないでしょうw
でも爆笑してしまうような気もします。
そんな日が来たら、こちらでご紹介しますね~
ではきょうはここまで。
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今週のお題「何して遊んだ?」