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脱脂粉乳の思い出

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今日は土曜日ですが、この週末はキャンプに行く予定ですので、脳トレシリーズはお休みさせていただきます。

また来週よろしくお願いします。

脱脂粉乳とは

皆さんは脱脂粉乳をご存じですか?

脱脂粉乳を飲んだことあるかどうかで、ある程度年齢がわかっちゃいますね。

 

脱脂粉乳とは1950年代に給食に取り入れ始めた、脂肪と水分を抜いた粉末状のミルクです。

 

この脱脂粉乳、実はすっごくまずいのです。

飲んだことない人にはわからないでしょうが、脱脂粉乳とはうっす~い味の生ぬる~い牛乳で、なぜか匂いは強く、あと底の方には必ずと言っていいほどざらざらの溶け残った粉末が沈んでいるという飲み物。

 

あまりのまずさにアメリカでは売れ残り、家畜のえさにされていたそうです。

 

アメリカは戦後貧困にあえいでいた日本に様々な物資を配給していたそうですが(ララ物資1946~1952)、その中に脱脂粉乳も含まれていたのです。

 

すっごくまずかったわけですが、戦後の子供たちにとっては、貴重な栄養源。

戦後の日本の子供たちの命をつないだ飲み物でもあります。

 

脱脂粉乳は1965年には牛乳に切り替わった?

実は先日「林修のニッポンドリル」で給食の歴史を取り上げていて、久しぶりに脱脂粉乳という言葉を耳にしました。

 

正直普段はこの番組をみることはありません。

この放送の時には、前半で長崎県にある「第二の軍艦島=池島」を取り上げていて、子供達に見せたら面白いかな?と思ってみていたのです。

 

番組を視聴して分かったのですが、脱脂粉乳は1965年から、全国的に牛乳へと切り替えられているようなんです。

ウィキペディアもチェックしてみましたが、遅いところでも1970年代前半には牛乳に切り替わったそうです。

 

ところが1970年半ば生まれの育児猫は、なぜかこの脱脂粉乳を飲んでいた記憶があるのです。

学校給食ではなく、保育園での給食でした。

 

なぜ熊本の保育園で脱脂粉乳が出されていたのか、他の園でも出されていたのかはちょっとわかりません。

 

脱脂粉乳の思い出

実は育児猫、この脱脂粉乳には非常につらい思い出があります。

 

子供の頃、育児猫はたくさん食べて大抵のものは好き嫌いせずに食べる子でした。

 

しかし脱脂粉乳は、まずくて苦手でした。

特に中途半端にぬるいのがつらかったです。

一気飲みするには、熱すぎるのです。

表面に膜が張っていて、それが口の中に張り付くのも嫌いでした。

 

それでもなんでも残してはいけないと、家でも保育園でもしつけられていた育児猫。

 

毎回可能な限り冷ましてから、一気に飲むというスタイルで乗り切っていました。

 

ところがある日、そんな育児猫を悲劇が襲うのです。

先にも書きましたが、脱脂粉乳には溶け残りがあるのです。

このざらざらした溶け残りが一気飲みした育児猫の喉を直撃。

はげしくむせる育児猫。

耐えきれずに、嘔吐してしまったのです。

 

嘔吐するとき、机や床を汚してはいけないと、とっさに思った育児猫。

脱脂粉乳が入っていたコップに戻したのです。

 

するとそれを目撃していた担任の先生。

なんと「飲みなさい」というのです。

 

育児猫はそりゃあ嫌でした。

すっごく嫌でした。

でも結局泣く泣く飲みました。

 

保育園って閉鎖的で、先生がいい人ならいいのですが、嫌な先生なら本当に独裁政権なんですよね。

 

このときの味とか匂いとか、先生への恐怖とか・・・

とにかく脱脂粉乳と聞くと、あのときの嫌な気持ちがよみがえってきます。

 

脱脂粉乳嘔吐の後遺症

この事件以来、育児猫はどれほど言われても脱脂粉乳を飲まなくなりました。

ビンタされても、決して飲みませんでした。

 

この脱脂粉乳事件を育児猫は親に報告しませんでした

なぜかはよくわからないのですが、子供心に自尊心がいたく傷つけられたからだったかもしれません。

いじめられても親に言えないのと同じですね。

 

そしてその後、長い間、乳製品が苦手になりました。

脱脂粉乳を思い出させる匂いがするもの全般が苦手になったのです。

 

給食の牛乳は匂いを感じないように2秒で一気飲み(成長していない)していました。

パンにバターを塗ったり、チーズをのせるのも嫌いでした。

 

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チーズ嫌いは、のちにピザとの出会いで克服しました。

 

あとざらざらする食べ物全般、食べれなくなりました。

味がどれほどおいしくても、ざらざらする食感の食べ物は生理的に受け付けなくなったのです。

例えばスイカの種の周り、ココアも溶け残るので飲みません。

あんこが苦手なのも、おそらく脱脂粉乳事件が原因だと思います。

 

これは未だに治っていません。

たぶん一生無理だと思います。

 

子供の好き嫌いに寄り添おう

自分の経験から、子供が嫌う食べ物は無理して食べさせないようにしています。

特に「食感」や「匂い」など、感覚的に苦手なものを無理に食べさせると、もっと苦手になったり、育児猫のように無用なトラウマを抱えることになりかねません。

 

長男はなめこのぬるぬるが苦手。

次男は納豆の匂いと触感が苦手。

長女はセロリの匂いが苦手。

 

こういう苦手なものは、もう無理に克服させようとは思いません。

他の物で栄養は摂取すればいいですからね。

ただたま~に、少しだけチャレンジさせることはあります。

苦手なものをほんの一口だけ。

子供の味覚はどんどん変わりますから、以前苦手だったものがおいしくなることだってありますからね。

 

長男は小さいころナスが苦手でしたが、今では好物なんですよ。

 

幸い育児猫の子供たちは野菜が好きですし、多少の苦手はあるものの、味付けや切り方を工夫すればおいしく食べられるものがほとんどなので困っていません。

 

とにかく、無理に苦手なものを食べさせようとするのは、もっと嫌いにさせるだけという結果を生むことになりかねません。

 

子供が野菜を全然食べてくれないならどうする?

とはいえ、ただのわがままで子供が野菜を残すのは嫌ですよね。

そこはきちんと子供を空腹にすることで、ある程度解消できると思います。

 

「うちの子ご飯食べないんです~」と言いながら

おやつばっかり与えているお母さんがたまにいます。

 

そりゃあ食べないよね。と育児猫も思います。

子供は自分で栄養面を考えて自分で食べるものをコントロールしたりは出来ません。

 

お菓子やジュースに大量に含まれる砂糖には中毒性がありますしね。

野菜を食事に出しても全く食べてくれない場合は、まずおやつのお菓子とジュースを止めてみてほしいです。

 

おやつは小さいおにぎり。

そもそもご飯を残したらおやつはなし!が基本ですね。

 

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それでも全く受け付けない場合は、極端に食が細い子なのかもしれません。

 

体質もありますから、かかりつけの先生と相談して、どうやって栄養不足を解消していくかを考えてあげてくださいね。

 

では今日はここまで。

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