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ちいさいミノムシみ~つけた!

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ミノムシで遊んだことありますか?

皆さんは子供のころ、ミノムシで遊んだことがありますか?

育児猫は何度もあります。

 

秋になると、校庭の木や家の塀などにぶら下がっていたミノムシ。

ミノムシとはオオミノガ(ほかにも何十種類かいるらしい)という蛾の幼虫。

 

ミノの上下を少し切って、中からそっとミノムシ本体を取り出して、折り紙などを細かく切ったものの上に乗せるとカラフルなミノを作ってくれるのですよね。

 

1枚ずつしか入っていない金銀の折り紙を使って、ゴージャスなミノムシを作って楽しんだりもしたものです。

当時は100均がなくて、折紙は今よりも高価だったように思います。

12枚入って50円とかだったんじゃないかなぁ。

今はダイソーで140枚入りで110円ですから、助かりますよね。

 

おそらく昭和生まれの人で、虫嫌いでない人なら、一度はやったことのある遊びではないでしょうか?

カラフルなミノムシの画像をネット上で探してみました。

↑の画像は毛糸でミノを作った画像だそうですよ。

 

ミノムシがいない

育児猫は成長するにつれて、ミノムシに興味がなくなりました。

おそらく中学生くらいから、ミノムシを探すことも無くなった気がします。

 

久しぶりにミノムシを探してみようと思い立ったのは、長男が3歳くらいになってから。

秋の山道を散歩していて、「そうだミノムシ捕まえて、折り紙を切ってカラフルミノムシを作って遊ぼう」と思い立ったのですよね。

 

ところがなかなかミノムシが見つからないのです。

 

育児猫が子供の時は、一本の木に10匹くらいのミノムシがぶら下がっているのも珍しくなかったのに、探せど探せど見つからない。

 

これは地域性の問題なのか、はたまたミノムシが暮らしやすい木が決まっているのか、帰宅後調べてみました。

 

ミノムシは絶滅危惧種

実は育児猫は知らなかったのですが、ミノムシは近年姿を消しつつあるのです。

特に西日本では激減しているとのこと。

 

原因は外来種の「オオミノガヤドリバエ

このオオミノガヤドリバエがミノムシに寄生し、ミノムシを食べてしまうようなんです。

 

そのため西日本では激減。

育児猫が暮らす福岡県を含む、いくつかの県ではミノムシが絶滅危惧種に指定されているのです。

 

道理でなかなか見かけないと思ったわぁ。

しかも絶滅危惧種なら、見つけても遊ぶために中身を出すのもためらわれますよね。

 

ですから、あまり探さなくなりました。

 

ただいつか、子供たちに本物ミノムシを見せてあげたいなぁとは思っていました。

 

ミノムシ発見

先日、森の教室が行われる場所に家族で遊んでいた時のこと。

木にくっついているミノムシを発見しました。

子供達としばらく観察しましたが、中身が入っているかどうかは確認できませんでした。

絶滅危惧種ですから、もちろんそのままにして帰ってきましたよ。

 

オオミノガヤドリバエに寄生されていたとしても、外からうかがい知ることは出来ません。

ある調査では100匹中100匹が寄生されていたそうで、外来種の恐ろしい繁殖力に驚くばかりです。

 

このミノムシも、中身はハエなのかもしれませんね。

 

でも子供たちと「ミノムシだといいねぇ」

「立派な蛾になれるといいよね」と話しながら帰りました。

 

はてなスマホ写真部10月の活動報告でした

今日の記事はユゥヨさん率いる『はてなスマホ写真部』の活動報告でした。

smartphonephoto.hatenablog.com

今月のお題は「ちぃさい秋み~つけた!」で、いろいろ探していたのですが、土壇場になってミノムシを発見できて良かったです。

 

自分たちが子供の時に楽しかった遊びを、子供たちにさせてあげられないのはなんとも歯がゆい思いです。

 

ミノムシは平安時代に書かれた枕草子にも登場するほど、日本人にはなじみの深い虫です。

なんとか絶滅するのを食い止める方法があるといいのですが。

 

子供達には「今あるものが、いつまでもあるわけではない」ということを、常々話しています。

 

諸行無常とはいいますが、我々人間のせいで絶滅に追いやられる生き物が増えるのは、やはり胸が痛いですね。

 

では今日はここまで。

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お題「ちぃさい秋み~つけた!」