父の料理
育児猫の実家では、父がご飯を作ってくれていました。
父は料理が上手で、基本的に家での食事は美味しかったです。
ただ、レパートリーは非常に少なかった気がします。
魚の煮つけ、刺身、煮物、酢の物・・・
父は漁師出身だったこともあり、魚料理が多かったですね。
魚の値段が高騰してしまった今となっては、贅沢な食事だったなぁと思います。
また自分で一から出汁をとって、そばつゆを作ってくれていました。
夏になると父のそばつゆで食べた、そうめんやざるそばを懐かしく思い出します。
あれも今思うと贅沢な食事でした。
でも子供だった私は、グラタンとかパスタとか噂のビフテキとかにあこがれていました。
人気メニューと言えば
小学校の給食で人気だったメニューと言えば、やはりカレーライスでしょう。
育児猫家でもカレーくらいは食べていましたが、カレーにレーズンが入っていたのは衝撃でしたね。
レーズン入りは賛否が分かれるところですが、育児猫は好きでした。
自分で作るカレーにレーズンを入れたことはありませんが。
ソフト麺も給食では大人気メニューでした。
ふにゃふにゃ麵に、甘いミートソース。
懐かしい味ですよね。
次男と長男の通う小学校の給食のメニューにはソフトめんが載っていなくて、びっくりしました。
見たことのないメニューでいっぱいです。
たまに長男が「給食ですごく美味しかったから、お母さんも作って」と言ってくることがあるのですが、メニュー名を見ても味が全く想像できなくて困ってしまうこともあります。
先日びっくりしたのは、おかずの名前が「ジューシー」だったこと。
デザートじゃないんですよ。
おかずが「ジューシー」て・・・なんだろう?
育児猫が小学生の頃はジューシーと言えば、ミカンジュースだったのですけれどね。
焼きビーフン
色々と給食のメニューを思い出してみましたが、育児猫が一番好きだったのは焼きビーフンです。
給食で食べるまで育児猫は「焼きビーフン」という食べ物を見たことも聞いたこともありませんでした。
長いこと、ソーメンが炒めてあるんだと誤解していましたねぇ。
小学校で食べた焼きビーフンは、全然香ばしくなくて、ふにゃふにゃの仕上がり。
具材も豚肉の小さなかけらとカマボコ、にんじん、玉ねぎといったオーソドックスなものばかり。
でもなぜか、いくらでも食べられるんじゃないかと思うほど好きでした。
男子と競っておかわり合戦していたものです。
そもそも育児猫は常に腹ペコでしたけれどw
あと育児猫の実家では、ごま油は使っていませんでしたから、ごま油の香りが新鮮だったのかもしれません。
今でも育児猫は料理にごま油を使うのが好きですね。
焼きビーフンはたまに作ります
自分で料理するようになった10代後半くらいから、育児猫はたまに焼きビーフンを作ります。
ケンミンの焼きビーフンを買ってきて作るだけですから、難しいことはありません。
ケンミンの焼きビーフン美味しいですよねぇ。
大好きなんですよ。
ただ大好きなんですが、小学校で食べていた給食の味とはかけ離れています。
なんていうか『美味しすぎる』
給食のビーフンは、
もっとべちゃっとしていて
麺は短く切れ切れになっていて
野菜もくたくたで・・・
こうやって書くと全然美味しくなさそうなんだけど、育児猫はあの味が忘れられないのです。
あの頃の給食の焼きビーフンを再現してくれる店があったら、入り浸っちゃうかもしれませんねw
では今日はここまで。
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