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図書館戦争

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図書館戦争

図書館戦争」という本をご存じですか?

育児猫は最近まで知りませんでした。

 

育児猫が「図書館戦争」を知ったのは、実はビブリオバルでのこと。

 

www.ikujineko.com

 

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ビブリオバトルの会場で、古本の販売があったのですが、長男が選んだ一冊が「図書館戦争」だったのです。

 

長男が「これほしい」と育児猫に手渡してきて、

育児猫はタイトルを見た瞬間、

「あぁ長男らしいチョイスだな」

と思ったものです。

 

ハードカバーで定価1600円の「図書館戦争」が100円だったのですから、すぐに購入しました。

 

図書館戦争とは

図書館戦争の著者は有川浩

2006年にメディアワークスで刊行されたライトノベルです。

 

育児猫は全然知りませんでしたけれど、2013年にはドラマ化もされてるんですねぇ。

 

舞台は日本だけれど、現実の日本ではなく、パラレルワールド上の話になっています。

SF作品になるのかな。

 

内容をざっくり解説すると

メディア良化法という法のもと、厳しくメディアが規制されるようになり、不適切とされる書籍等はメディア良化隊の検閲を受ける。

メディア良化隊は、この執行を妨害されると武力で制圧する。

 

行き過ぎた弾圧に立ち上がったのが図書館。

「図書館の自由が侵されるとき、我々は団結して、あくまで自由を守る」との宣言のもと、図書館に採用された若者は日々軍事訓練に明け暮れる・・・

 

というもの。

 

ちょっと恋愛要素もあるけれど、主に主人公の成長に焦点を当てた青春ものになると思います。

 

長男君はすごく面白かったそう

長男は購入した日からしばらくは手に取りませんでした。

ちょうど英検の準備中だったことと、同時に購入した他の本から読み始めたためだと思います。

 

先々週、ついに図書館戦争を読み始めた長男君。

1日で読破して

「面白かったから、お母さんも読んで」と差し出してきました。

 

育児猫は基本的に「子どもに薦められたら出来るだけ読む」ことにしています。

 

正直「ライトノベルだし、面白くはないかなぁ・・・」と思いながら読みました。

 

読んでみての感想は「若いな!」です。

 

先日アルバイトの記事を書いたときに

 

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『若さって、いろいろな感情が強いことをいうのかもしれない』と書いたのですが、本当にそんな感じ。

 

本に対する愛着、自由を奪われたときの怒りや悲しみ、鬼教官への反発心。

全てが若い!

面白くないわけじゃなくて、なんだか直視できないくらい眩しくて背中がこそばゆくなるような、すっかりおばちゃん化している育児猫には居心地の悪いお話でした。

 

でもこの本を長男が「面白い」と感じたことは、すごくうれしく思います。

ちょっと大人びていて斜に構えているように見られがちな長男ですが、こういう若さに共感できるということなのでしょう。

 

大人が読むと・・・

図書館戦争を大人が読むと、どうしても主人公の親目線になると思います。

「本のためにそんな危ない仕事を選ばないで!」とか言いたくなります。

 

でも、何に青春をかけるかは、本人の自由ですから、こんなこともあるのかもしれませんね。

今後長男が「僕は人生を○○の研究に捧げたい!」(○○の中は、その時々で変わるでしょう)って言われても、「図書館のために命を懸けるよりはましか」と達観できる気がするw

 

ちなみに長男に図書館戦争の主人公(図書特殊部隊で危険な任務に携わる)に共感できるか尋ねてみたところ

「まぁ本を読む自由は奪われたくないよねぇ。でも僕は武器は持たないよ」とのこと。

 

そういえば、図書館戦争にはいくつか続刊がありまして、育児猫は行きつけの図書館で長男のためにまとめて借りてきました。

そのときカウンターで貸し出し手続きしてくれた若い司書さんが

「あ、図書館戦争」と思わずという感じで声を出されました。

 

育児猫が「息子が読むんです」というと

司書さんは「大好きなんです」とにっこり。

 

司書さんにとってきっと青春の本なんでしょうね。

 

図書館戦争を読んで司書を目指されたのかどうかは分かりませんけれど、そんな風に目にしたときに思わず声に出して顔が微笑んでしまうような本に出合えることは、素敵なことですね。

 

わが家の子どもたちも、いつかそんな一冊に出会ってほしいものです。

 

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では今日はここまで。

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