姪っ子と甥っ子はバイト三昧
育児猫の姉には大学生の息子と娘がいます。
育児猫から見ると姪っ子と甥っ子ですね。
姉とは週に1~2回は電話で話していまして、内容はお互いの子育てに関することが多いですね。
まぁ姉のところはほぼ育児は終わっているのですけれど、一緒に暮らしていますから、まだまだ思うところは多いようです。
姪っ子も甥っ子も、大学に入ってからすぐにアルバイトを始めています。
二人ともファーストフード(別々の)でバイトしていて、自分たちのお小遣いは自分たちで稼いでいるようです。
それはとてもいい経験だと思います。
姪っ子のバイト先がブラック気味
甥っ子のバイト先は、なかなか楽しいようなのですが、姪っ子のバイト先はかなりブラックみたいなんですよねぇ。
店長さんがモラハラ気味で、姪っ子の見た目をいじってきたり、客にも聞こえる声で怒鳴り散らかしてみたり・・・
とにかく店長の人柄が悪いみたいなのです。
そんなわけで姪っ子はしょっちゅう姉に愚痴るわけです。
ひどいことを言われたり、姪っ子のせいではないことで叱られたり。
姉としては自分の大事な娘ですから、
「もう辞めたらいいよ。アルバイトなんだから」ってなるわけです。
でも姪っ子は辞めずにアルバイトを続けています。
育児猫もアルバイトやパートの最も大きな利点は「辞めてもいいこと」だと思っています。
ですから電話で姪っ子の愚痴を姉からまた聞きしながら、
「もう辞めたらいいのにねぇ」なんて相槌を打っておりました。
自分のアルバイトを思い出す
姪っ子の愚痴を聞きながら、育児猫は自分が若いころのアルバイト生活を思い出しました。
例えば焼肉屋でバイトしていたころ。
店長は半グレみたいな人で、嫁と子供が3人いたにもかかわらず、バイトの女の子(十代)に手を付けて、しかもやたらその子を優遇するという、ダメ人間中のダメ人間でした。
パートのおばちゃん(おばちゃんと言っても20台後半だったと思う)の中には、バイトの男の子や正社員の男性に次々モーションをかけて、しかも顔はいいものだから、引っかかるバカもいるという、女の一番嫌なところを見せつけてくる女もいました。
肉を切る正社員のおっちゃん(彼女アリ)に押し倒されたこともあったなぁ。
いや、なんで私辞めなかったんだろう・・・?
色々な理由があるのでしょうが、
一番の理由は「怒っていた」からだと思います。
ありとあらゆる不正や不義理に対する怒り。
自分が辞めたらそういうことに負けたような気持になるから、やめれなかったのだと思います。
もちろん今なら「いいから辞めとけ」って言いますけれど、当時の育児猫は若くて、なんだかわからないことに負けたくなくて・・・
私は母にバイトの悩みを打ち明けたりしたことはなかったけれど、
もしも母に「じゃあ辞めなさい」と言われたら
嫌だったろうと思うのです。
若さって、いろいろな感情が強いことをいうのかもしれないですねぇ。
今はそれほどの怒りを他者に抱くことはないし、嫌な奴からはすぐ逃げたらいいやって思えるんですけどねぇ。
他者のことを好きだ!って思ったり、かっこいい!って思ったりする気持ちも今よりもずっと強かったなぁ。
そういえば先輩も
そういえば子供さんのバイトがブラックなことを、ブログでも育児でも先輩の合格さんが記事にされていたことがあります。
「辞めたらいい」って思っても、それは言わずに見守ること。
「辞めたいなら辞めれるからね」とだけ伝えて、あとは見守るというスタンスをとっておられて、久しぶりに読み直させていただいたんですけど、さすがだなぁって思います。
姪っ子も、合格さんの息子さんも、なぜ辞めないのかは本人にしかわからないけれど、どんな理由であれ、きっといい経験になってはいることでしょう。
親にできるのは「いつでも辞めてもいいからね」とだけ伝えて、後は信じて見守ることだけなんでしょうね。
我が子の時に忘れてないといいのだけど・・・
病的に忘れん坊だから心配です。