子どものころ最初に描いた夢
子どものころ、最初になりたいなと思った職業。
それは刑事でした。
理由は単純で「シティハンター」の冴子さんにあこがれたからです。
でもこの夢はあっけなく散りました。
父親に「絶対無理」と笑い飛ばされたからです。
まぁ真剣に刑事になりたかったわけではありませんが、かなり傷ついたことは覚えています。
この時の経験から、基本的に夢を親には話さなくなりましたし、そもそも夢を持たないようにしていた気がします。
父が決めた学校に行き、父が決めた道を歩くしかないと思い込んでいたからです。
エホバの証人になるはずだった
職業以外でいえば、育児猫はエホバの証人になるつもりでした。
いわゆる宗教二世だった育児猫はこどものころ「自分もエホバの証人の姉妹(洗礼を受けると姉妹と呼ばれるようになる)になるんだ」と自然と考えていました。
でも成長するにつれエホバの証人の教えに様々な矛盾があることに気づいたのです。
そのため今度は「自分も自分の子供も、絶対エホバの証人にはならない」と心に誓うようになりました。
高校生のころ、宙ぶらりんになる
育児猫は父が進める高校に進みました。
でもまったく興味のない分野を専門的に学ぶ学校だったので、非常にきつかったし、知識を利用して就職する気にもなれませんでした。
そして父は父で、エホバの証人を排斥されました。
理由はいつか書くかもしれません。
「排斥」は最近、ネットニュースでも話題になっていますね。
簡単に言うと村八分されるのです。
父は熱心な信者だったので、非常に辛そうでした。
父の死期が早まったのは、この出来事も要因だったと思っています。
そうして育児猫は宙ぶらりんになりました。
おかげで色々と迷走したものです。
この迷走内容も気が向いたら、そのうち書きます。
今思えば少々自暴自棄になっていたような気がします。
でもこの時期にそれまでの自分をいったん捨てて、再構築したのだと思います。
自分の道を自分で選んで、自分で歩く。
そんな当たり前のことを、なんとか身に着けることができました。
ひとつだけ叶えることができた
そんなこんなで、子供のころに描いた自分とは程遠い自分が完成しました。
でも実は子供のころから願っていた夢を、一つだけ叶えることができています。
それは「家庭」。
仲のいい夫婦と3人の子供
これが幼いころから、育児猫がイメージしていた幸せな家庭でした。
育児猫の父親はよく母を叱っていました。
ケンカというより、𠮟りつけていたという表現が近かったと思います。
母は確かに失敗の多い人でしたが、父も子供の前で母を怒鳴る必要はなかったと思うんですよね。
それにある程度の年齢になると父が母を怒鳴りつけるたびに
「やることやってるくせに・・・」みたいなことも考えていました。
年の離れた弟がいたから、なおさらです。
また育児猫は3人兄妹の末っ子として育ち(本当は5人兄妹だけど)、それほど幸せな幼児期を過ごせていないけれど、なぜか自分の子供は3人欲しかったんですよねぇ。
「3番目までしっかり愛して育てることができる」って証明したかったのかもしれません。
旦那と育児猫はラブラブとまでは言えないまでも、夫婦仲はいい方だと思います。
子どもたちは3人とも健康で、育児猫に毎日愛をくれます。
もしも過去に戻って子供のころの自分に会えるなら
「色々大変だけど、おとなになったら意外と幸せになれるから、がんばって」と声をかけてあげたいものです。
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今週のお題「おとなになったら」