- 「おしりたんてい」買い揃えています
- 長男が「おしりたんてい」を読みたがる
- おしりたんていを手にした長男の反応
- おしりたんていを買い揃える
- 大人にとってはくだらなくても
- 今現在のおしりたんていと長男君
- 最後に
「おしりたんてい」買い揃えています
みなさん、おしりたんていはご存じだと思います。
おしりたんていは、なぜかお顔がおしりになっている探偵さんです。
なぜ尻?とか気にしていたら、さきには一歩も進めません。
気にしないで続きを読み進めると、おしりたんていのIQは驚異の1104(いいおしり)!
スイートポテトと紅茶が好きでイギリス紳士をほうふつとさせるおしり探偵。
必殺技はおなら。
「それって口臭じゃないの?」とか突っ込んではいけません。
基本的に可愛らしいイラストの絵本ですが、おならを出すときだけはなぜか劇画タッチになります。
幼稚園から小学生くらいの男の子が大好きな「おしり」「おなら」「うんこ」などの要素が盛りだくさん。
迷路や間違い探し的な要素もあります。
子供が読んだら面白いのはわかるんだけど、大人は読んだら「くだらない」と感じる人が多いとは思います。
ではなぜそんな「おしりたんてい」シリーズを買い揃えたのか、理由を書きたいと思います。
長男が「おしりたんてい」を読みたがる
長男は今でこそ、すごい勢いで読書していますが、おしりたんていが流行り出したころは、まだひらがなを読むのも難しい状態でした。
文字への興味が遅かったのです。
長男が年長のころでした。
幼稚園のお友達から噂を聞いて「おしりたんていを読んでみたい」と言い出したのです。
そこですぐに図書館に足を運んだのですが、かなり人気があったため貸し出し中なうえに予約がいっぱい。
2か月は待たないと読めない状態でした。
でも長男は自分から「○○したい」ということは少ない子供です。
ですから書店で探して買ってあげることにしました。
www.ikujineko.com「お金をかけずに賢い子」がモットーの育児猫家ですが、本はある程度買うようにしています。
おしりたんていを手にした長男の反応
長男はまだ本を自分で読めなかったので、最初は育児猫が読み聞かせをしました。
裏表紙には壁新聞が書いてありまして、そこまで一文字漏らさず読んで聞かせました。
その日は3回ほど読み聞かせて終了したと思います。
そして翌日。育児猫はたまたま美容室に予約を入れていました。
なぜそうなったのか覚えていないのですが、長男と長女を連れて行きました。
育児猫が美容室に行くと、カットとシャンプーとカラーで2時間くらいはかかります。
それでも育児猫家の子供たちは待てる子なので、それほど心配はしていませんでした。
実際長女は1歳でしたが、育児猫の膝の上とキッズスペースを何度か往復しながら
「おかあさんだいすき」を連呼するだけで過ごしました。
そして長男は前日に買ったばかりの「おしりたんてい」を美容室に持って行きました。
二時間の待ち時間、長男はひたすら一冊の「おしりたんてい」を読んでいました。
このときはじめて長男は読書していたのだと思います。
最後までめくっては、もう一度始めから。
何度も何度も黙って読み続けていました。
話しかけても気づかないほどの集中力で。
この日から長男の「読書」が始まりました。
おしりたんていを買い揃える
長男の様子をみて、育児猫は「おしりたんてい」を買い揃える決断をします。
一気に買うことは出来ませんでしたが、幼年版の絵本と児童向けの童話を毎月一冊ずつ買い足していきました。
買うたびにすごい勢いで繰り返し読む長男。
ひらがなとカタカナは「おしりたんてい」で覚えたと言っても過言ではないでしょう。
というか長男はこの後数千冊の読書をしているわけですが、その礎におしりたんていがあるのです。
絵本は一冊1430円。
低学年向けの書籍が1078円とそれなりに費用は掛かりましたが、十分すぎるほど元は取れたと思います。
大人にとってはくだらなくても
おしりたんていは大人から見たら、結構くだらないお話です。
感動したりするような要素はありません。
(映画ではあったのかもしれませんが、見ていないのでわかりません)
教訓めいたお話もありません。
でも大人にとってどれほどくだらなくても、子供にとっては違います。
子供には子供の世界があります。
「くだらない。もっとちゃんとしたお話を」なんて言わないで、子供が興味を持ったならぜひ読ませてあげてください。
「いま読みたい」と思っているときに、読みたい本を用意してあげることは、本好きにするための近道だと思います。
また当時流行っていた(今もそれなりに人気がありますが)「おしりたんてい」を買い揃えたことには、予想外のメリットがありました。
それは『お友達が借りてくれる』ことです。
「長男君おしりたんてい、全部持ってる!いいなぁ」と
遊びに来たお友達に言われて、
「貸してあげるよ」といえるのは、すごくうれしかったようです。
やはり子供は子どもの世界に生きているんだなぁと思う出来事でした。
今現在のおしりたんていと長男君
小学三年生になった長男は現在「おしりたんてい」には見向きもしません。
この記事を書いているのは春分の日の3月21日。
リビングで「ドラゴンラージャ」の第3巻を読んでいます。
でも、おしりたんていはまだリビングの本棚、育児猫家の一等地に並べてあります。
それは育児猫にとっても記念すべき本になったせいでもありますし、次男と長女が読むからでもあります。
少なくともあと3年間くらいは動かすことはないでしょう。
最後に
今週のお題に参加するのが、これで何回目になるのかわかりませんが、今回がいちばん時間がかかりました。
だって先週のお題「わたしのコレクション」と今週のお題「かいそろえたもの」は似すぎているのですもの!
あまり収集癖のない育児猫は、なかなか思いつかなくて大変でした。
はてな編集部のみなさん。
お忙しいとは思いますが、似たようなお題を続けて出されると困る育児猫のようなブロガーもいますので、考慮していただくと助かります。
では今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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