今日は土曜日ですが、
予定がびっしりなので、
脳トレシリーズはお休みします。
また来週よろしくお願いします。
福岡市科学館のお土産
先日家族で福岡市科学館に出かけた記事を書きました。
育児猫家は、基本的に複数回行く場所ではおみやげ(自宅用)を買うことはありません。
おみやげを買うときは「初めて行く場所」だったり
「お友達と行く場所」だったりです。
初めて行く場所で、また来れるかわからないところでは、おみやげを買うこともありますし、お友達と行くときにはお友達が買うのに育児猫家だけ買わないということはあまりしません。
でも福岡市科学館の様に、何度も行く場所で毎回おみやげを購入したらお金がいくらあっても足りません。
ですから買いませんし、子どもたちもよくわかっていて、そもそも欲しがりません。
福岡市科学館にはミュージアムショップというおみやげ屋さんがありますが、ここで買い物をしたのはもう数年前だと思います。
宇宙食とかいろいろ面白そうなものが置いてありますが、とにかく高過ぎなんですよねぇ。
ティラノサウルス展でお土産を購入
先日福岡市科学館に行ったときには、ティラノサウルス展が開催されていたため、おみやげ屋さんには様々な恐竜グッズも置いてありました。
特にティラノサウルス展の出口には、恐竜のフィギュアにぬいぐるみ、文房具やパズルなどたくさんありました。
ティラノサウルス展に訪れるのは初めてかつ、もうないだろうという判断で育児猫も長男に「一つだけ欲しいものを買ってもいいよ。」といっておみやげを選ばせました。
ティラノサウルス展に入れなかった次男と長女用には育児猫が選びました。
ちなみに長男は小さいけれど本物のアンモナイトなどの化石を砂岩から発掘するセット。
次男と長女には偽物の恐竜の骨を発掘するセットを買いました。
今どき大抵のものは、家に帰ってから購入できるわけですが、その場で購入することに子供は喜びを感じるみたいですよね。
恐竜のフィギュアを握り締めて泣く子
お土産屋さんで長男と楽しくお土産を選んでいるとき、一組の親子が言い合いを始めました。
子どもは年長さんくらいかな?っていうくらいの男の子。
手にはティラノサウルスのフィギュアを握り締めています。
どうやらそのティラノサウルスのフィギュアが欲しい男の子と、買いたくないおかあさんとの攻防戦のようです。
おかあさんは
「そういうおもちゃはもう持ってるし、全然遊ばないでしょ」
子どもは
「でもほしいの。これがいいの!」
と一歩も引き下がりません。
まぁまぁ狭い店内でしばらく言い合っていて、最終的に男の子は泣き出しました。
結局買うことにしたのか、買わずに出たのかはわかりません。
育児猫家の長男は泣く子が苦手なので、早々に退散したからです。
でも育児猫は心の中で「買ってあげたらいいのになぁ」と思いながら、店を後にしました。
甘やかしてほしい訳ではなくて
育児猫だってお土産を買わないことがあります。
というか、買わないことの方が多いですね。
でもお土産を買うと決めたときには、金額の上限は設定しますが、何を買うかは基本的に本人に任せます。
せっかく本人が選んだものにケチをつけるのは、あまりよくないかなぁと思います。
もちろん対象年齢が上過ぎて危ないとか、難しすぎると言った理由ならわかります。
そういうものは先に「これはまだ危ないから」と本人に除外するように伝えます。
でも「似たようなものを持っている」という理由で却下することは育児猫はしません。
似たようなものを持っているにもかかわらず、もう一つほしがるということはそれだけ今恐竜に夢中だということかもしれません。
似ていても全く同じというわけではないでしょう。
(少なくともお母さんのリアクション的に同じではなさそう)
買って持って帰って、違いを確認したいのかもしれません。
本人がそこまで考えているわけではなくとも、買って帰れば違いにきっと気づくでしょう。
似たようなものを並べて違いを見つけるというのは、何かに夢中な子にとってはすごく楽しいことです。
たとえばティラノサウルスのフィギュアなら、2体もっていても体の色は大抵違うと思います。
なぜなら恐竜の色はいまのところ何色だったかわかっておらず、現在の爬虫類を見て推測しているにすぎないからです。
学びがないとしても、男の子はコレクションしたいという欲求が強いような気がするので、おみやげを買ってあげるのであれば本人の望むものを買ってあげてほしいなぁと、二人のやり取りを聞きながら思いました。
おもちゃにどんなことを望んでいるか
大人になると目的がはっきりしているものにしか、お金を出したくなくなりますよね。
でも子供は大人から見ると「なんでそんなもの」と言いたくなるものを欲しがることがあります。
以前水族館のおみやげやさんで、見かけた親子。
年少さんかな?位の男の子が、サメのフィギュアを選んでお母さんに持っていきました。
育児猫は実は家にたくさんのフィギュアを揃えております。
自分の趣味ではなく、子どもたちのためです。
ですからその男の子を見て、「ナイスチョイスだなぁ」と感心していました。
ところがその子のお母さんは
「そんなもの買ってどうするの?どうやって遊ぶの?」
と叱責しだしたのです。
そのお母さんは例えばノートとか鉛筆、もしくはパズルなどのようにどうやって遊ぶかはっきりしているおもちゃがよかったのでしょう。
でも男の子はなかなか譲りません。
水族館でみたサメを家に帰ってから思い出したり、ひょっとしたらおままごとに使ったりしたいのかもしれません。
でもそれを説明するには幼すぎるように見えました。
最終的にお母さんは
「そんなの買うなら、次からゲームは買ってあげないからね!」と言い出しました。
きいていた育児猫はかなりびっくりしました。
「このお母さんは、フィギュアよりゲームで遊んでほしいんだ」と思ったからです。
少し離れて聞いていた育児猫はお母さんに
「フィギュアって何かに使うというより、眺めて想像力を養うものだと思うから、いい選択だと思いますよ。ゲームよりもきっと長く楽しめますよ」と話しかけたくなりました。
まぁ余計なお世話でしょうから、ぐっと我慢しましたけれど。
その子は結局「ゲームを買ってもらえないのは困る」と思ったのでしょうか?
サメのフィギュアを置いて、お母さんの納得するおもちゃを選んでいました。
おみやげをせっかく買うなら
おみやげを買わない日があってもいいと思います。
子どもは我慢も覚えたほうがいいですよね。
でも買う日には、本人にある程度選択させてあげてほしいと思います。
大人から見たらくだらなくても、そのときの子どもにとっては宝物になるかもしれません。
すぐに飽きてしまうこともあるかもしれません。
そういうときには本人も「やっぱりあっちにすればよかったなぁ」と学ぶでしょう。
でも親が選んだおみやげにすぐに飽きてしまったら
「お母さんが言ったからこれにしちゃったんだ」と人のせいにしたくなることでしょう。
危険なもの・大きすぎるもの・高価すぎるものなどを除外して、後は自由に選ばせることで満足感も出るし、責任感も養えるのではないかなぁと私は考えています。
では今日はここまで。
諸事情により、ランキングボタンかなり下に設置しています。
よろしかったら1クリックで応援お願いいたします(*- -)(*_ _)ペコリ