わが家の子供たちは森のムッレ教室に通っています
森のムッレ教室は全国で実施されています。
森のムッレ教室とは、環境先進国スウェーデン発祥の幼児のための自然教育法です。
森のムッレ教室の目的は「自分も自然の一部で、自然を大事にしなければならない」ということを体感することです。
授業などはなく、自然に触れ、匂いを嗅ぎ、耳を澄まして、森を好きになること。
好きになることで自然と大切にしたいと思うことがムッレ教室の目的です。
小学生になっても、森の中で活動し、自然を好きになることをとても大事にします。
わが家の長男がゴミ問題にとても敏感なのは、森のムッレに幼いころから通っているのも一因だと思います。
実は庭の片隅で生ごみ堆肥化にチャレンジしているのは長男なんです。
基本的に、幼稚園年中までは親が同行しますが、年長さんからは子供達とリーダーと呼ばれる森の教室の進行役だけで活動します。
そのため活動中の写真などはほとんど撮ることができません。
そもそも森の教室の活動中に、スマホは出来るだけ使用しないようにと言われていますしね。
今日はそんな森の教室で、子供たちが何をしているかを少しだけご紹介します。
長女ちゃん、クモの巣観察&カマキリ捕獲
基本的にわが家の子供たちは虫を怖がりません。
長女もかなり平気な方だと思います。
先日の森の教室では「クモの巣観察」がメインテーマでした。
縦糸と横糸を触って「横はべたべたするけど、縦はべたべたしない」を確認したり、クモの種類によって巣の形が違うことを観察しました。
クモの巣をよ~く観察すると、体の大きな雌と、小さな雄。
そしてもっと小さな別の種類のクモが巣の中に巣を作っていたりと、すごく複雑なんですよ。
クモの巣を観察した後は、カマキリを発見したので、捕まえて観察しました。
男の子たちがしり込みする中、お兄ちゃん仕込みのカマキリ捕獲法を披露する長女ちゃん。
拍手を頂いておりましたが、男勝りすぎて母は心配ですw
森の教室で捕まえた虫は、観察したら逃がしてあげるのが基本ですので、すぐに逃がしてあげましたよ。
次男くん、オブジェを作る
小学生になると、森の教室では様々な制作物を作ることが増えてきます。
ナイフをお借りして、木を削ったりもするようになります。
先月次男君が作ったのはこちら
拾った木の枝に、リーダーから配られた麻ひもを組んで作ってあります。
草花を飾ったのは次男君のアイデアだそうです。
次男くん曰く「クモの巣に捕まった虫」を表現しているそうですよ。
すごくきれいにしっかり作れていると思います(親バカですけどw)
長男くんひもを作る
サバイバル大好きな長男君。
先月は、身近にある植物で強いひもを作れることを学んできました。
完成品がこちら
葦(アシ)の一種のようですが、これかなり丈夫なんですよ。
サバイバル時は何本か作っておけば、本当に役に立つだろうと思います。
アップで見ると
こんな感じです。
手作業で作った割には、きれいに出来ていると思います。
根気よく丁寧に頑張ったね(再び親バカですが)。
普段から海洋プラスチック問題を憂いている長男君。
「これたくさん作って、ビニールのひもを禁止しちゃえば?」と話していました。
なぜ、こういう植物のひもを使わずにビニールを使うようになったのか?を話し合う良い機会になりました。
最後に
森の教室に興味のある方は「森のムッレ」や「森の教室」で検索されてみてくださいね。
全国各地で開催されていますよ。
学校の机に座って学ぶことも大事でしょうが、個人的には自然から学ぶことの方が大切だと思っています。
というか、自分の周りすべてのことから学べる人間になってほしいと願っています。
とはいえ、今の世の中、安心して遊ばせることのできる自然は減っていますからね。
こういう教室があることは、とてもうれしいことです。
追記:昨日は長女ちゃんの体調ご心配頂きありがとうございました。
病院に行って検査した結果、コロナでもインフルエンザでもありませんでした。
どうやらお腹から来る風邪が流行っているそうで、長女も同じ風邪を引いているようです。
まだ少し熱はありますが、快方に向かっております。
では今日はここまで。
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