戸建てシリーズを珍しく連投です。
キッチンの話が終わらなくてw
興味のない方申し訳ないです。
でもやっぱりキッチンを選ぶのは楽しかったし、
今思い出してもワクワクするのですよ。
- リクシルのリシェルだとしても海外製の食洗器と水栓
- オーダーキッチン、まさかの大幅プライスダウン
- オーダーキッチンとリシェルを比べて分かること
- 育児猫の決断はオーダーキッチン
- オーダーキッチン値下交渉のコツ
リクシルのリシェルだとしても海外製の食洗器と水栓
ここまでのキッチンの話はこちら
育児猫の中でキッチンはリクシルのリシェルで決定だ!と思っていたのですが、実はオーダーキッチン屋さんとは縁が切れないことになっていました。
なぜならキッチンに導入する予定の食洗器の代理店がそのオーダーキッチン屋さんだったのです。
ちなみに食洗器はボッシュの60cmのものに決めました。
理由はそのときキャンペーン中でボッシュの掃除機アスリートと二年間分の食洗器用の洗剤がプレゼントされることが決まっていたからです。
そう、完全にものにつられましたw
あと食洗器だけでなく水栓もオーダーキッチン屋さんが代理店になっていました。
リクシルの水栓と言えば、タッチレス水栓の「ナビッシュ」が有名ですが、育児猫はこれが嫌でした。
私はセンサーを信用していないのですよ。
調理中や後片付けの途中で、水栓のセンサーの前で何度も手を振る自分をイメージするだけでうんざりしたのです。
でも濡れたり汚れたりしている手で、水栓のレバーを触るのは嫌でした。
肘でする方もいらっしゃいますが、大きめのシンクだし、育児猫は腕が短いのでちょっと厳しいかも。
手の甲だと手が濡れているときには結局レバー周りが濡れてしまう。
すると水栓の根元が濡れて、水垢やカビの原因になってしまいます。
いやもちろん、毎日きちんと掃除できる人なら大丈夫ですよ。
でも育児猫には無理(`・ω・´)キリッ
そこで当初はTOTOのフットスイッチを導入しようかなぁと考えていました。
ただ床に物が増えると邪魔ではありますよね。
そんなことをうすぼんやりと考えているときにオーダーキッチン屋さんで出会ったのがこちら。
アメリカ デルタ社の水栓です。
まず見た目がいい。
シュッとしていて、育児猫の好みドストライクb
そしてこの水栓の最大の特徴は、静電気に反応するということ。
蛇口の先端以外のどこでもいいので、軽く触れれば水を出したり止めたりできるのです。
肘でも手の甲でもなんなら頭突きでもいけますよ。
で、この水栓に一目ぼれしていた育児猫は、リクシルのリシェルにも取り付け可能なことを確認。
食洗器も水栓も個人輸入や代理店を通さずに購入することも可能でした。
しかし高額な買い物でしたし、故障したときのことなどを考えると、正規の代理店を通して購入したかったのです。
そこでキッチン本体はお断りしたけれど、水栓と食洗器の契約をしに、またオーダーキッチン屋さんを訪れました。
オーダーキッチン、まさかの大幅プライスダウン
育児猫はオーダーキッチン屋さんに電話でなぜ断るのか理由を率直に語っておきました。
中途半端にぼかして、しつこく売りつけられるのが嫌だったからです。
「高すぎること。高いのに収納が引き出しがほとんどなくて、扉だらけになって使いにくいこと。引き出しの中の小物収納も充実していないこと」などをはっきり伝えておきました。
そして水栓と食洗器の契約のために、オーダーキッチン屋さんを再度訪れたところ
「育児猫様、見積もりをやり直してみましたので、もう一度ご検討下さい」とのこと。
内心
「ちょっと下げられたくらいじゃね」と思いながら見積もりを見ると
金額は30万ほど下がり、リクシルのリシェルと20万くらいしか違いません。
しかも収納のほとんどが引き出し式になっており、かなり使いやすそうになっているではありませんか。
むむむ・・・
無言で悩んでいる育児猫に担当の方が、
「細かい収納があると、一見便利そうですが、収納にあわせなくてはならなくなるんですよね」と一言。
「あ~確かに。それはそうだな」と思いました。
リクシルのリシェルの引き出し内部には様々な仕掛けがあります。
ね。いろいろ細かいものが整理できそうですよね。
でも育児猫にこれを使いこなすスキルが本当にあるだろうか・・・?
引き出し床ぎりぎりまであるんだけれど、浅すぎて入れるもの限定されそうだなぁ。
とか、いろいろ悩んでしまいました。
その日は育児猫は決めきれず、オーダーキッチン屋さんのショールームで
「やっぱりいいものはいいよなぁ」とあちこちいじり倒して、店を出ました。
オーダーキッチンとリシェルを比べて分かること
その日はたまたま他のことを確認しに、リクシルのショールームに行くことになっていました。
思えばその日まで、同じ日にオーダーキッチンとリクシルのリシェルを比べたことはありませんでした。
その日もリクシルのショールームに着くなり、リシェルのブースに行ってカッコいいキッチンを堪能する育児猫。
「やっぱりカッコいいわぁ」と思いながら、引き出しを一つ開けると
「あれ?」となったのです。
「あれ?なんだろう。なんか違うな」と。
リシェルの引き出しの天板はメラミン底板。
これ、リクシルのキッチンでは低価格帯のものでも高価格帯のものでも同じメラミン底板。
ただし別料金でステンレスに変えることもできます。
慌ててオーダーキッチン屋さんに電話したところ、オーダーキッチンの引き出しの天板は『マーレスボード』という素材。
特別高級な素材ではないけれど、傷や汚れに強いとのこと。
更に気になったのはリシェルの引き出しがなんか頼りない。
ショールームのお姉さんに聞いてみるとリシェルの引き出しの耐荷重は20kg。
一方オーダーキッチンの引き出しの耐荷重は50kg。
同じ日に触ったことで、すごく違いを感じてしまったのです。
オーダーキッチン屋さんが何度も言っていた「質実剛健」をこの日はじめて実感してしまったのです。
育児猫の決断はオーダーキッチン
すっごく悩みました。
リクシルのリシェルは本当にかっこよくて。
今でもテレビとかに出てくると「いいなぁ」って思います。
結局リシェルを選択しなかった理由は、↑の引き出しの違いもあるのですが、同じ時期に家を建てる知り合いがリシェルを採用する人が多かったこともあります。
それだけ人気があるということなんですが、人と全く同じなのはなんとなく嫌だったんですよねぇ。
さらにもう一つ言うと、リクシルのリシェルは工務店を通して購入することになるので、2割キッチン本体以外にお金がかかることになるのです。
もちろんそれを見越して、見積もりを立てていたのですが、同じくらいの金額を使うなら、キッチン本体をより良いものにしたいと考えたのです。
リクシルのリシェルでもオーダーキッチンでも、普通の一戸建てには若干贅沢なキッチンだと思います。
ただリシェルの場合は高級といえども、あくまでシステムキッチン。
量産品であり、メーカーが作らなくなったらそれでおしまい。
代わりはありません。
しかしオーダーキッチンは、オーダーキッチン屋さんがつぶれない限りは同じものを保証、もしくは購入することができます。
育児猫家が契約したオーダーキッチン本体には半永久的に保証が付いています。
もちろん設備(コンロ・換気扇・食洗器など)は別ですよ。
普通のサラリーマン家庭である育児猫家では、お高い消耗品は分不相応かなとかんじたのですよね。
オーダーキッチン値下交渉のコツ
育児猫家のオーダーキッチンは見た目に派手さはありませんが、使いやすくて落ち着いたキッチンになったと自負しております。
オーダーキッチン屋さんには引き出しの深さをmm単位で指定したので、めんどくさがっただろうなぁと思います。
ちなみに大幅な値下げは、いつでも行われるわけではなく(実は同じオーダーキッチンで知り合いが二人発注しているので、だいたいの値段がわかります)、育児猫家の値下げは例外中の例外でした。
キッチン屋さんからも「絶対値段は口外しないでください」と念を押されているので、ここでキッチン屋さんの名前を書くこともできません。
もしオーダーキッチンに頼んでみたいなら、値下げのコツは二つあると思います。
1月くらいに見に行って、見積もりを2月に断ってみましょう。
3月が決算なので、下げてくれるかもしれませんよ。
育児猫家は狙ったわけではありませんでしたが、一度断ったのが2月の頭で契約したのは3月でした。
もう一つのコツは、競合相手をはっきりさせて、理由をしっかり告げて断ること。
オーダーキッチンの担当さん曰く「燃えた」そうです。
システムキッチンには負けられない!という意地が、値下げとサービスにつながったらしいですよ。
すっかり長くなってしまいました。
今日はここまでにします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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