早寝早起き朝ごはんは大切です
育児猫家では、早寝早起き朝ごはんを大切にしています。
宿題するより、早く寝ることの方が大事だと思っています。
ですから、小4の長男が寝る直前になって
「あ、宿題やってなかった!」なんて言い出しても
「じゃあ明日朝から頑張って」と言って、
眠らせます。
かりに起きられなくて、宿題ができなかったとしても
宿題が一日出来ないことよりも、生活リズムが崩れることの方が
リスクが高いと思っているからです。
早寝早起き朝ごはんをどんなふうに実践していて、どんな効果があると考えられているかについては、↓の記事に書いています。
早寝早起きで性的な成長を抑制するホルモンメラトニンが分泌される
実は「早寝早起き」には上に紹介した効果のほかに、もう一つ重要な効果があります。
それが「第二次性徴期を適切な時期まで抑制する」というもの。
睡眠中に脳内で分泌される「メラトニン」というホルモンには「性腺抑制作用」があると言われています。
このメラトニンが最も分泌されるのは1~10歳だと言われています。
ですから1~10歳の間に夜更かしさせて育てると、性的な成熟が早まる恐れがあるのです。
最近の子供は、性的な発育が早くなっていることを皆さんご存じでしょうか?
特に数値を列挙しなくても、なんとなく感じている方は多いと思います。
例えば女の子なら、成長過程として迎えるはずの初潮。
日本人の初潮を迎える平均年齢は現在12.5歳。
早い子は10歳未満で初潮を迎えるそうです。
1900年代には平均18歳くらいだったと言われていて、かなりのスピードで低年齢化していることがわかります。
この低年齢化の原因は一つではありません。
栄養を十分に摂取できるようになったことで、成熟するのが早くなったというのも一因です。
糖分の摂りすぎや動物性たんぱく質の摂りすぎでも初潮が早まると言われています。
初潮が早まることのデメリット
女性なら誰でも、小学校低学年に初潮を迎えると大変だとわかるでしょう。
下着や服を汚してしまうこともありますし、痛みや不快感とも付き合っていかなくてはなりません。
また初潮を迎えると身長の伸びが悪くなるとも言われていますね。
実はこれは逆で、成長ホルモンの分泌が少なくなり、身長が伸びにくくなると初潮が来るという関係にあるようです。
もちろん成長ホルモンが0になるわけではないので、初潮を迎えると身長が全く伸びないわけではありません。
あくまで平均ですが、初潮を迎えた後の身長の伸びは6cm位だと言われています。。
また初潮を迎える年齢が早い人の方が乳がんのリスクが高いという研究結果もあります。
さらに初潮を迎える2~3年まえには乳房が膨らみ始め、女性らしい身体になっていくと言われています。
5年生で初潮を迎えるとしたら、あくまでも平均ですが2~3年生で胸が膨らみ始めるということです。
2~3年生と言えば、心はまだまだ子供なのに、体だけ成熟していくのです。
出来れば避けたい事態ですよね。
早寝早起きが難しくても、メラトニンの分泌を促す方法
とはいえ、10歳くらいの子どもを育てていると、今の世の中早寝早起きが難しいことも多いでしょう。
受験を考えていれば通塾しているでしょうし、そのほかの習い事もありますよね。
わが家の子供たちも基本は早寝ですが、長男はサッカーで21時過ぎてしまうこともあります。
実はメラトニンの分泌には睡眠を摂る時刻よりも、睡眠を摂る時の環境の方が大事だと言われています。
具体的には、部屋を真っ暗にすることがメラトニンの分泌を促すのに有効なんだそうです。
ですからやむを得ず夜更かししたときには、テレビやスマホなどを早めに消して、部屋の非常灯も消して就寝させると良いでしょう。
子供が嫌がる場合は、眠りについてから、部屋の電気を消してあげてください。
上では初潮を迎えるデメリットだけ書きましたが、男の子も性的な成熟が早まると様々なデメリットがあります。
身長の伸びが緩やかになるというデメリットは、男の子の方が困るでしょうね。
ひげや腋毛が、早くから濃くなるのも、本人には辛いことだと思います。
子供たちの心身の健やかな成長のために、親が出来ることを常に考えておきたいですね。
では今日はここまで。
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