なぜ嫁姑問題は起きるのだろう?
嫁姑問題が起きる原因は一つではありません。
色々な理由があるのでしょうが、今日は育児猫の周りで起きている嫁姑問題を思い浮かべながら、なぜ嫁姑問題が起きるのかを考察したいと思います。
家の距離が近すぎる
近くに住んでいて、しょっちゅう顔を合わせるとどうしても問題が起こりやすくなるようですね。
大抵の場合、姑側に遠慮がなくなってきて(娘と同じように扱おうと遠慮がなくなってくる場合もありますね)、でも嫁は姑と一緒にいることを苦痛に思っているため衝突してしまうというパターンですね。
これは自分にも息子が二人いますので、自戒しておきたいところです。
姑はたいていの場合、嫁よりはるか年上です。
息子のことをよく知っているはずですから、扱いだってうまいでしょう。
姑は嫁を可愛がっているつもりでも、嫁からしたらプライベートでもずっと仕事の出来る上司に可愛がられているようなものでしょう。
気疲れしますよね。
親世帯と子世帯は可能なら、少し離れた地域に暮らしたほうが問題は起こりにくいと思います。
スープの冷めない距離はもってのほかで、できれば電車で1~2時間くらいが理想的でしょう。
近距離で暮らす究極の方法として、同居もしくは二世帯住宅を建てて暮らすという手段がありますが、やはり同居は後悔する方が多いようです。
そうは言っても、様々な理由で同居を選択する方もいるでしょうし、二世帯住宅を建てる方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、ルール決めがすごく重要になってきますね。
あと同居や二世帯住宅を円滑に続けるためには、旦那(姑の息子)の気配りは欠かせないと思います。
二世帯で嫁姑問題が起きる理由は、こちらのブログ
が大変参考になりますよ。
二世帯住宅ブログなだけあり、これから二世帯住宅を検討される方は必読の内容だと思います。
姑が嫁の育児に口を出す
これも姑側から嫁にやってしまいがちなことですね。
「インスタントを食べさせるなんて」
「ゲームさせすぎでは?」
「早くから塾なんてかわいそう」などなど
孫を想っての口出しなのはわかるのですが、姑から嫁に話すと角が立つこと間違いなしの案件ですね。
私も育児には強いこだわりがあるので、将来孫が出来たら「あ~したい、こ~したい」という妄想がたくさんあります。
でも、自分は親ではなくて祖母なのだということ。
孫の将来の責任はとれない(生きていられないかもしれない)し、口を出してはいけないということは、よくよく自戒しておきたいと思います。
どうしても言いたいことがある時には、嫁や婿ではなく、実子に言う方がいいでしょうね。
嫁が姑に甘えすぎてしまう
これは嫁側が姑側に甘えすぎて、姑が疲弊するパターンですね。
近くに住んでいて、無料の保育所代わりに頻繁に姑を使っている方を何人か知っています。
姑はもう高齢なのですから、孫が可愛くとも体力的にきついでしょうし、子供もおばあちゃんよりお母さんがいいと思います。
おじいちゃんおばあちゃんには好きなだけ甘えとけ!みたいな考え方ももう古いと思います。
孫が生まれるような年になっても、舅や姑がそれぞれの生きがいを見つけて、自立して暮らすことが、結局子世帯にの幸せにもつながるはずです。
育児猫と旦那は、日本全国を小さな車を改造して車中泊しながら回る夢がありますよ。
姑と息子が子離れ・親離れできていない
親にとって、子供はいつまでも子供なのだと思います。
育児猫の長男はまだ小学4年生ですが、長男が40代のおっさんになっても
「長男はやっぱりかわいいわぁ」とか思っている気がします。
もちろん、次男や長女でも同じです。
親にとっては、子供はどこまでも子供ですよね。
でも結婚したら、新しい家族を大事にしてもらわなくてはなりません。
どんなにかわいく思っていても、距離を保ち、一人の大人としてお互いに敬意をもって接することが非常に大事になると思います。
また最近では娘と実母が依存しあっていて、旦那が困るパターンも増えているそうですよ。
少子化傾向が進んでいる日本では、一人の子供に親が執着する事案が増えているのかもしれませんね。
育児猫の姑
色々嫁姑問題について書いてきましたが、育児猫に嫁姑問題は皆無であります。
・程よく離れた距離(車で2時間)に住んでいる
・お祝いだけ送ってくれる姑(余計な口出しは一切ないけれど、孫だけでなく嫁である私にも誕生日プレゼントを送ってくれます)
・息子をほめず、嫁だけほめてくれる姑
・姑は現役バリバリで働いており、息子にほとんど執着しない
・こちらから孫動画を送るとすごく喜んでくれる
ほぼほぼ姑のおかげで、育児猫は非常にらくちんに暮らしております。
姑の口から「愚痴」や「他人の悪口」などを聞いたことがなく、姑がそもそも相当できた人なのもあります。
でもそれだけではなく、やはり姑は「息子世帯を尊重しよう」と思ってくださっている気がします。
旦那の役割
ただやはり昔の人なので、育児猫とは色々感覚が違うなぁと感じることはあります。
例えば「育児猫ちゃんは、○○しないの?」というような発言はたまにあります。
○○は育児猫が不要だと思っていて、かつ育児猫が苦手な活動なんだけれど、まぁ田舎では普通に行っていることだったりします。
こういうときに大事なのは、旦那の立ち位置ですね。
旦那は非常に姑に厳しいのです。
「いや、そんないい方しなくても大丈夫」
というくらい、育児猫の肩を持ってくれます。
でも姑もケロッとしたもので
「そっかぁ。わかった」で終わります。
旦那の扱いには慣れているのでしょう。
姑にはすぐに謝りますが、姑はいつも笑顔で
「いいのよ。育児猫ちゃんが息子と結婚して孫を3人も生んでくれて、頑張って育ててくれてるだけで、すごく感謝してるんだから」
と、いつも神対応してくださいます。
将来の嫁のために
まぁ子供たちが結婚するかどうかは分かりません。
でも結婚したときのために、姑と旦那が私にしてくれていることをよく覚えておきたいと思います。
旦那と付き合って結婚を決めたころ、育児猫は
「この人を一番好きなのは自分だ」という自信がありました。
でも子供を産み、育てている今。
それが間違いだったことを痛感しています。
「旦那のことを世界一愛しているのは姑だろう」と思うのです。
そして愛している息子の家族のために、ずっと遠くから優しく見守ってくださっているのでしょう。
姑は旦那を褒めることもないし、可愛いとも、昔は可愛かったとも言いません。
旦那は姑にすごく厳しいことを言います。
でもこの二人は実は、すごくお互いを大事にしているのです。
例えば旦那は人生初めての給料のほとんどすべてを使って、姑にアクセサリーをプレゼントしており、姑は今でもそれをとても大切に扱っています。
今でも少額ではありますが、姑を受取人にした生命保険を姑には内緒でかけ続けています。
姑が育児猫と子供たちを大事にしてくれるのが、息子を大事に思っている証拠だと思います。
息子を直接かわいがるよりも、その方が円滑に息子家庭を幸せにできるとご存じなのでしょう。
姑は穏やかで賢い人なのです。
育児猫の実母は反面教師にしかなりませんが、姑のしてくれていることを手本に将来の嫁を大事にしたいです。
それが子供たちの幸せにつながり、ひいては自分の幸せな老後にもつながると思います。
では今日はここまで。
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