哺乳類や鳥類だけがペットじゃない!(育児猫は哺乳類が好きだけど)
子供にとっては可愛がってお世話できれば、立派なペットでしょう。
次男が大切に大切に育てているペットを今日はご紹介いたします。
途中で卵の写真が出てきますので、苦手な方はご注意ください。
毎月通っている湿地帯
育児猫家は長男が年中さんのころから、『森のムッレ教室』に通っています。
月に1回だけですが、リーダーと呼ばれる大人が子供たちを森や水辺で自然の面白さを教えてくれるのです。
『森のムッレ』で検索すると、全国に結構あるみたいですので、興味がある方はのぞいてみてください。
当ブログでも、いつか詳しく書きたいと思っています。
この『森のムッレ』が開催される場所が湿地帯になっていまして、そこでは様々な生き物を観察することができます。
こんな場所です。
広くて、いろんな動植物を観察できますし、春には野イチゴ摘んで食べたり、バッタやちょうちょを追いかけたり・・・
とにかく素敵な場所で、森のムッレがない時でも結構遊びに行ってます。
今年の6月、家族で遊びに行って沼でザリガニ釣りを楽しみました。
全員で20匹くらい釣れたのですが、全員連れて帰るのはもちろん無理。
子供達が吟味して、4匹だけ連れて帰りました。
連れて帰って調べたところ、生息している池に住んでいる生き物と一緒に飼うと飼いやすいということがわかり、後日タニシやエビ、メダカも捕まえて水槽に入れました。
エビ分かりづらいですけど、水槽の中にたくさんいるんですよ。
お世話係は次男が担当。
お掃除はタニシとエビがやってくれるので大丈夫です。
でもポンプの不具合や外に置いている水槽なので、雨の日はカバーをかける。
メダカ用とザリガニ用の餌を毎日あげる。
こんなことを毎日頑張っていました。
そう次男は頑張り屋のしっかり者なのです。
なんとザリガニのメスが産卵
10月10日の朝、次男がザリガニのお世話から帰ってきて、興奮気味に「お母さん、ザリガニが卵みたいなの持ってるよ!」というのです。
そういえば育児猫は子供のころ、さんざんザリガニ釣りをしたことがあったのですが、卵を抱えたザリガニを見たことがありませんでした。
あ、この下にザリガニの卵の写真が載りますので、苦手な方はご注意ください。
調べてみたところ、ザリガニのメスは産卵すると穴に潜ってほとんど動かなくなるらしいのです。
ですからザリガニ釣りで卵を抱えたザリガニをゲットできることはあまりないんですね。
「卵?本当に?すごいね」と言いながら、育児猫もすぐに水槽に駆けつけましたよ。
皆さんは見たことありますか?
写真来ますよ~
見えますかね?
キャビアみたいですねぇ。
実はこの後調べて分かったのですが、卵を抱えたメスのザリガニは、とてもストレスに弱いのだそうです。
トングで挟むなんて、悪いことしちゃいました・・・ぅぅ・・(´;ω;`)ゴメンネ
ザリガニの赤ちゃんを見たい
卵が産まれたら、当然赤ちゃんが見たくなるものです。
次男だけでなく、長男と長女も大興奮。
ところが上でも書いたように、ザリガニのメスはデリケート。
今の水槽はザリガニが4匹暮らすには狭すぎるのです。
ですから、無事に孵化させるためには2匹は元の湿地帯に返しに行かなくてはいけないこと。
有精卵とは限らないこと。
万全を期しても、やっぱり生まれないかもしれないし、メスのザリガニも死んでしまうかもしれないこと。
などを正直に次男に伝えました。
次男はしばらく考えて、「メスのザリガニを逃がしても、生きていけないでしょ?」
と聞いてきました。
確かに、ここまで楽して暮らしてきた卵を抱えたメスのザリガニを元の場所に戻しても生きていけない気がします。
「そうかもしれないね」と正直に答えると
「じゃあオスを2匹逃がしに行く」
「ダメでも仕方ないけど、頑張ってお世話する」
と言いました。
なのでさっそく2匹のオスを水槽から出して、湿地帯へ。
しばらく別れを惜しんでました。
ちゃんとお世話したもんね。
さあ、さようならしようね。
ザリガニの孵化はデリケート
ザリガニのメスは一回の産卵で100~200の卵を産むそうです。
時期は春と秋。
水温が20~25℃くらいでないと孵化しづらいらしい。
産卵から孵化までにかかる期間は2週間。
孵化せずに、結局カビがきて、お母さんザリガニが病気になることもあるらしい。
ザリガニの世界もお母さんは大変ですね。
ところが今年の秋は気温が急下降。
早朝は20度どころか10度くらいまで冷え込んだ日もありました。
育児猫は孵化は難しいかなぁと感じていたので、次男にも
「寒い日が続いたから、赤ちゃんは見れないかもしれないね」
「もしダメだったら、春まで待とうね」と伝えました。
ザリガニの寿命は5~8年。
今までどれくらい生きてきたのかがわからないので、次男のザリガニがあとどれくらい生きられるかは謎ですが、またチャンスはあるかもしれないと考えていました。
ザリガニの赤ちゃんに会えたのか?
赤ちゃんがいるかどうか気にはなるけれど、お母さんザリガニはデリケートなので、できるだけそっとしておこうと決めていました。
でも次男は毎日赤ちゃんがいないか、水槽の中を確認していたのです。
そして10月27日の朝。
「おかあさ~ん。赤ちゃんいるよ!」の声。
慌てて見に行くと、見つけるの大変なくらい小さいけれど、確かにいます。
アップで見ると
体長5mm位でしょうか。
か・かわいいメメメΣ(●´д`●)メチャカワァー。
小さいけれど、確かにザリガニです。
お母さんザリガニはそっとしておきたいけれど、孵化し損ねた卵が残ると腐ってしまうそうなので、チェックしてみました。
あ、苦手な方ご注意ください。
再びザリガニ卵の写真が来ますよ。
ん~?まだ生まれそうな感じに見えますね・・・
ちょっと判定が難しいな。
一週間くらいは待ってみましょう。
ザリガニ誕生を喜ぶ次男
そりゃあ嬉しいよ。
頑張ってたもんね。
でもある程度大きくなったら、逃がしてあげないといけないね。
仮に100匹生まれて、それぞれ大きくなったら・・・大変だね。
そんな話をたくさんしました。
幼稚園でもお友達に「ザリガニの赤ちゃん欲しい人がいたら、お母さんに聞いてね」と里親を募集しているようです。
しばらくはザリガニの成長を一緒に観察していきたいと思います。
今日のしめ
今日は育児猫家のかわいい(?)ペットをご紹介いたしました。
育児猫はザリガニを可愛がっている次男が可愛い訳なんですが、とにかく無事孵化してほっとしています。
またザリガニの赤ちゃんたちのご報告をする日が来ると思います。
では、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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