好きだった本が思い出せない
育児猫は本が好きです。
子どもたちも幸い、今のところ本が好きです。
自分の本好きの原点がどこにあるのかは、ちょっとわかりません。
本をたくさん買ってもらえたわけでもありませんし、幼少期に市立図書館に連れて行ってもらったこともほとんどありません。
でも小学校に入学すると休み時間は図書室に入り浸っていました。
そしてたくさんの本を読みました。
だけど残念ながら、タイトルまではっきり覚えている本は少ないですねぇ。
特に低学年の頃、どんな本を読んでいたのかはなかなか思い出せません。
高学年ではルパンシリーズから、赤川次郎さんの推理小説へと移行していったのははっきり覚えているんですけどね・・・
子どものための本で思い出す
育児猫家では童話館出版のブッククラブを利用しています。
また月に2~4回ほど、公立の図書館にも通っています。
本は好きなだけ買ってあげたいけれど、結構お金がかかりますし、場所も取るので限界がありますから、図書館にはとても助けられています。
そうやって、育児猫は母となってからも子どもたちと一緒にたくさんの絵本を読んできました。
何百冊と読んでいる中で、たまに「あ!これ大好きだったなぁ」と思い出すこともあります。
例えば
「どうぞのいす」
「はじめてのおつかい」
「おおきなきがほしい」
どれも名作中の名作ですね。
それなのに子どものために手に取るまで、思い出すこともなかった絵本たち。
でも一度読みだすと、夢中で読んでいた時の気持ちを思い出して、子どものために読んでいるのか自分のために読んでいるのかわからないくらい、楽しめました。
ときに味まで思い出せる
子どもの頃に読んだ絵本を読むと、絵や文章や読んだ時の感想をありありと思い出すことがあります。
でも思い出せるのは、それだけではありません。
育児猫は時々ですけれど、味を思い出すこともあります。
実は育児猫は絵本を読んで、『食べたことがない味を思い出す』という、とても不思議な経験を大人になってから何度か経験しました。
例えば「ジオジオのたんじょうび」
本との時間を大事にしてほしい
育児猫自身は幸せな幼少期を送ったとは言えません。
それでも絵本を読んで味を思い出したときの何とも言えないあのなつかしさ。
驚き。
本が友達だった自分への憐憫。
あれは本を読んでいたから得られた感覚でしょう。
育児猫の子どもたちにもそれぞれお気に入りの本があり、何度も何度も読んでいます。
普段は母と。
ときに1人で。
そうやって今、心にしみこませている本という媒体を、
いつか脳内で再生(出来れば育児猫の声で)して
「この本、お母さんが読んでくれたなぁ」
「この本のこのおかし食べたかったなぁ」とか思い出してくれる日が来るといいなぁ。
そして出来れば
「今も幸せだけど、子供の頃も幸せだった」って思ってくれたら、最高。
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