わが家の子どもたちには天賦の才はなさそうです
育児猫家の子どもたちは全員体格は恵まれていると思います。
育児猫の身長が170,旦那は175あるので、子どもたちもおそらくそれなりに大きくなることでしょう。
でも運動神経はそれほどよくはなさそうです。
練習すればそれなりにできるようになるけれど、最初っから出来る子っていますよね?
そういうタイプではなさそうです。
長男も次男も走ったら真ん中くらい。
スイミングは習ってるから泳げる方ですが、クラスで1,2位を争うほどではありません。
長女はバレエをしているときは楽しそうで熱心ですから、よくほめていただきますが、すごく柔軟なわけでもリズム感があるわけでもありません。
走るのは早いんですけどね。
特に球技は3人とも好きだけど、得意ではありません。
育児猫は3人を見ていて「そもそも性格的に向いてないかなぁ」と感じています。
「俺が俺が!」みたいな押しの強さがないんですよね。
これから何かのスポーツにハマることがあるかもしれませんが、プロを目指せるような身体能力はないと思っています。
やっぱりプロになるような人は小さいころから目立っているらしいですからね。
育児猫自身は子供のころからかなり運動が苦手です。
徒競走はいつもクラスで1、2位を争うほど遅かったですね。
そしてプロでもアマでも、スポーツにそれほど興味がありません。
ソフトバンクホークスの試合を見に行くようになってから、それなりにプロ野球も楽しめるようになってきましたが、野球ファンを公言できるほどではありません。
ハングリー精神がない
育児猫が小学生くらいの頃、日本の球技って野球以外は弱かった気がします。
女子バレーは1960年台に東洋の魔女と呼ばれたそうですが、育児猫が生まれた70年代後半には下火。
男子バレーもやはり60年台は強かったけれど、8~90年台は活躍していませんでしたよね。
バスケもサッカーもラグビーも・・・
一括りにしたら怒られそうですけれど、とにかく日本って野球以外の球技は不得意だったイメージなんですよねぇ。
当時テレビでバレーを見ていると父がよく
「ハングリー精神がないから・・・」とつぶやいていたのを思い出します。
バレーの試合で、先に2セット先取しても後から3セット取られて負ける・・・みたいなゲームを見ていると「確かにそうなのかなぁ」とも感じていましたねぇ。
体格的に不利だしね?
バレーやバスケの国際試合を見ていると、体格差に驚いてしまうことがあります。
例えば先日まで盛り上がっていたバスケットボールのワールドカップ、日本代表の平均身長は192.1cm。
フィンランドの平均身長は199.3cmだったそうです。
カーボベルデは198cm
ドイツは200cm
オーストラリアは201.8cm
ベネズエラはわかりませんでしたが、とにかく日本代表は平均身長が低いんですよね。
バスケットボールは高さが有利に働くのは言うまでもありませんよねぇ。
ゴールが高いところにあるんですもの。
バレーボールも高身長が有利なのは当然だし、サッカーだって身長が高い方が有利に働きますよね。
今ワールドカップ開催中のラグビーだって、体が大きい方が有利なのはちょっとみればわかります。
育児猫はいまだにサッカーのオフサイドすらわからないスポーツ音痴ですが、それでも身長が高い方が有利だよねくらいはわかるのです。
体格差を埋めるために必要なものは
育児猫はですね、日本人が体格差を埋めるために必要なのは「性格」だと思っていました。
日本がずっと得意な球技と言えば野球があげられる(野球を盛んに楽しんでいる国はかなり少ないんですけど)と思うのですが、野球って奪い合いはないんですよね。
守りと攻めがはっきり分かれていて、攻めるときも順番がはっきりしているから、敵とも味方とも奪い合う必要がないんですよ。
この「奪い合う」という行為が日本人向きではないのかなぁって感じていたのです。
ハングリー精神もなんですけど、例えばバスケットみたいな相手と体をぶつけあってボールを奪い合うような競技では、スポーツマンシップにのっとってる場合ではないのではないか?と思っていたのです。
譲り合ったり、相手をたたえたり、そういうメンタルで、自分たちよりもずっと大きい相手を倒すなんて・・・
実際、バスケやサッカーの実況では「今のはいい形でファウルをもらいましたね」みたいなことを聞くことも多いです。
バレない違反は違反じゃない!
小さいんだから、少々ずるしたってかまわない!
くらいの狡猾さを日本人が身に付けないと、国際舞台では活躍できないだろうと思っていたのです。
でもそういう狡猾さが全面に押し出されるようなスポーツは、育児猫のようなスポーツできない人間にとっては、あまり見たくもないものなのですよ。
スポーツが出来ないからこそ「スポーツマンシップ」に憧れがあるのかもしれません。
ですから前述したような「うまいファウルをもらう」とかは、あまり好きではありません。
そして今活躍しているスポーツ選手は
でも最近の日本人選手の活躍を見ていると、育児猫の考えは間違いだったのね~と感じます。
体格では明らかに負けていても、技術とメンタルでしっかりカバーする。
時に自分たちよりもずっと強いと言われている相手を圧倒する。
そこに姑息な香りはしません。
サッカーでもバスケットでも、日本選手のプレーはフェアプレイが光っているように思えます。
もちろんファウルを取られることはあります。
でもなんというか、勝っても負けても潔い。
運動音痴の育児猫には細かいテクニックもわからないし、選手の方々がどんな努力を払ってきたのかもわからないけれど、本当にすごいことだとは感じます。
そして特別スポーツにかかわったことはないのにもかかわらず、勝手に誇りに思ってしまいます。
試合以外でも
試合後のロッカールームの美しさが話題に上ることもありますが、スポーツをしている喜びとか、支えてくれる方への感謝とか、そういうことを行動で示しておられるのだと思いますが、同じ日本人としてとても誇らしく思えることです。
それは応援している人たちも含めて。
応援席などでの日本人サポーターによるゴミ拾いがよくネットニュースに取り上げられますが、そもそも応援自体が美しいと思います。
相手を罵倒するのではなく、ただ一生懸命応援する。
国によっては、相手だけではなく自国の選手にも厳しい声を浴びせるのが当たり前の応援もありますよね。
でも日本の応援は勝ったら大喜び。
負けたらもちろん残念で、悔し涙をこぼす人もいらっしゃいます。
それでも応援席全体が「頑張ってくれてありがとう」という温かい雰囲気に包まれていることが多い気がします。
たま~に残念なニュースも目にしますけれど、全体的に美しいサポーターだと思います。
最後に
あんまりスポーツに詳しくないし、これまでそれほど興味もなかった育児猫ですが、日本のスポーツ界は今、新しい時代に突入しているのかなぁと感じています。
そして興味がないと言いつつ、日本の選手が活躍して、海外の方から「すごい」など評価されると、やはり鼻が高いものです。
日本人が大事にしてきた精神論、例えば「柔よく剛を制す」とか「武士は相見互い」のような言葉を地で行っている選手の皆さん。
そしてそれを支えるサポーターの皆さん。
カッコいいですよね。
さらなる飛躍を期待して、子どもたちと応援していきたいと思います。
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では今日はここまで。
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