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ちょっと残念なホークスニュース

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プロ野球お好きですか?

育児猫は結婚前までは甲子園くらいしか見ない人間でした。

甲子園は不思議と好きでしたねぇ。

福岡に暮らしてそろそろ10年ですが、いまだに応援したくなるのは熊本勢なのが不思議。

そういえば母は鹿児島出身で、何十年も熊本で暮らしていたけれど、記憶にある限り鹿児島勢を応援していましたねぇ。

 

対して、プロ野球なんて「ビデオの録画予約が延長でずれて、金曜ロードショーのクライマックスが見れないやんけ!」という負の記憶しかありません。

 

でも結婚して福岡に越してから、球場にソフトバンクホークスの応援に行くようになってから、プロ野球もそれなりに楽しめるようになってきました。

 

www.ikujineko.com

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見始めた時期も良かったんでしょう。

育児猫が結婚した2012年からの10年間で、ソフトバンクホークスパリーグ優勝4度。

日本一は6回。

かなり強いチームですから、応援していて楽しいです。

 

もちろんこの3年間、優勝から遠ざかっているのは残念ですけれどね。

 

育成制度とは

ソフトバンクホークスの魅力は強さだけではありません。

 

育児猫的に一番「いいなぁ」と感じているのは「育成」に力を入れていること。

皆さんは育成制度ご存じですか?

 

プロ野球選手に1軍と2軍がいるのは皆さんご存じかと思います。

1軍に登録できるのは29人。

2軍に登録できるのは70人(1軍を抜くと41人)

この1,2軍を支配下登録選手と読んでいて、プロ野球の試合で活躍している選手たちはこの70人から選ばれています。

 

育成とはさらにその下に三軍四軍とも呼ばれる選手とチームが契約を交わして、プロ野球選手として開花させるべく、二軍の試合に出したり、トレーニングを受けさせたりする制度です。

もちろん1軍へ這い上がるのは大変ですし、育成選手の給料は年俸240万円~と、なかなか厳しい条件です。

 

プロ野球選手になるためにはいわゆる「ドラフト会議」で指名されるという方法が一番有名ですね。

華々しいし、甲子園などで活躍した将来有望な選手たちに一斉に注目が集まる場でもあります。

 

でも、ドラフトに指名されるということは、それだけ活躍できたということ。

 

例えばやる気も実力もあるんだけど、チームに恵まれずに甲子園一回戦で敗退するというパターンもあります。

 

そもそも甲子園常連校は私立が圧倒的に多く、学費や寄付金が重い負担で、進学するのは大変です。

本当かどうか確認の使用もありませんが、「熊本の甲子園常連校ではベンチ入りするために寄付金を包まなくてはならず、寄付金を用意できなければどんなに上手くてもレギュラーにはなれない」なんて噂を聞いたこともあります。

 

そんな風に様々な理由で「プロ野球選手になりたいんだけど、高校や大学で思うように活躍できなかった」という選手にとって、育成制度は最後につかむ「わら」的な役割を果たしていると思います。

 

そして12球団中、もっとも育成に力を入れているのがソフトバンクホークス

現在ソフトバンクホークスの育成登録されているのは32人。

二番目に多いジャイアンツでが18人。

阪神タイガースヤクルトスワローズ中日ドラゴンズの3チームは2人なんですよ。

 

ソフトバンクホークスが、力を入れているのはよくわかると思います。

 

育成の星!

ソフトバンクホークスの育成選手で、今一番有名なのはおそらく千賀滉大選手でしょう。

「お化けフォーク」と呼ばれる、すんごい落差のフォークボールを投げるピッチャーです。

あまりにも大谷選手の活躍がすごすぎて、なかなかスポットライトを浴びませんが、千賀選手も去年からメジャーリーガー。

メッツで12勝7敗と活躍してるんですよ。

 

日本ではシーズン奪三振率11.33という記録保持者ですし、

育成出身のピッチャーとして初めて、ノーヒットノーランを達成、投手三冠王を獲得、日本シリーズ開幕投手、などなど。

育成の星と呼ぶにふさわしい選手なんです。

 

そんな千賀選手は甲子園では3回戦どまり。

そもそも母校は野球強豪校でもありませんでした。

でも地元のスポーツショップの経営者がソフトバンクホークスのスカウトに薦めて、育成指名4巡目で指名され、ソフトバンクホークスに入団したのです。

 

また忘れちゃいけない甲斐卓也選手。

甲斐選手は大分県楊志館高校出身です。

楊志館高校は一度だけ甲子園出場したことがあるようですが、大分で野球の名門校と言えば明豊ですよねぇ。

高校最後の夏、楊志館高校は一回戦敗退。

 

普通はもうプロ野球への道はありません。

しかし野球部の監督さんがソフトバンクのスカウトに連絡を取り

「うちの甲斐をみてやってください」と要請。

育成6位で指名され、育成選手となったのです。

 

今はソフトバンクホークスの正捕手であり、6年連続でゴールデングラブ賞を受賞。

WBCにも出場していますし、「千賀と甲斐」の育成バッテリーはやはり、育成の星と呼ばれるにふさわしい存在です。

 

他にも1塁到達タイムが3.8秒。

ソフトバンクの誇る盗塁王周東佑京選手も育成出身です。

WBCメキシコ戦でのサヨナラのホームを踏みました。

あまりにも足が速いから「周東は1塁も得点圏(普通は走者が2,3塁にいると得点圏と言われるが)」とネットは盛り上がったそうですよ。

 

そんなわけで、ソフトバンクホークス戦の楽しみの一つに、高校や大学でスポットを浴びなかった育成選手の活躍を見るというポイントがあるんですよ。

 

山川穂高選手との契約・・・

そんなソフトバンクホークスが今年、山川穂高選手と契約するらしいです。

「大筋で合意した」という報道が出ていますね。

金額は4年間で16億円。

これまでに3度本塁打王を奪取した選手ですから、高すぎる金額ではないのでしょう。

 

でも・・・う~ん。

山川穂高選手は去年まで西武ライオンズの選手でした。

でも女性問題を起こしてしまいました。

女性は暴行されたと主張していますが、山川選手は合意の上だったと主張しています。

そして、山川選手は無期限出場停止処分を受けました。

まだこの処分は解除されていません。

 

つまり禊はすんでいないと考えている人がすごく多いのです。

そんな状態で他の球団と契約する山川選手も嫌だけど、お金に物を言わせてチームを強くするというホークスの運営側のやり方も嫌ですね。

 

女性問題は結局不起訴処分となりましたが、女性側との示談が済んだという報道も目にしていませんし、少なくとも「きちんと問題が処理できた」という印象はありません。

 

それに女性と同意の上だったとしても、奥さんと幼い娘さんがいるのに、そういう行為をしたことは疑いようのない事実で、嫌悪感はぬぐえません。

 

例えば来年応援に行って、3番とか4番に山川選手がいたとします。

おそらく客席からはブーイング的な拒否反応もあると思います。

その嫌な雰囲気を子どもに味わわせたくないし、

子どもに説明するのも嫌だなぁ。

 

う~ん。

いやだなぁ。

「そういう失敗をした人には、もうやり直す機会を与えたらいけないのか?」と問われたら、「そうは思わない」と答えると思います。

 

でもプロ野球選手には、少年があこがれるような存在でいてほしいし、活躍している人にはそういう責任感も持ってほしいと思います。

そういう意味で大谷選手は完璧すぎですね。

 

失敗したのは仕方がないとしても、その後の対応はもっとカッコよくしてほしいですね。

少なくとも女性との示談を済ませること。

西武ライオンズから処分の解除を公に受けること。

つまり「立鳥跡を濁さず」ですよ。

 

これくらいは済ませてから、ソフトバンクホークスに移籍してきてほしいです。

そうでないと本当に応援したくない。

ホームラン打っても喜べないなぁ。

ホームランボールが飛んできてもよけたくなるかも。

 

それにこんなビッグネームを16億円で雇ってしまったら、基本的に1軍入りは確定でしょう。

その分、ホークスの魅力である育成選手の活躍の場が狭まってしまいますよね。

例えまた来年も優勝を逃すとしても、第二第三の千賀選手、甲斐選手の活躍が見れたら、満足なんだけどなぁ。

 

「絶対優勝!!」みたいなファンの方が多いのかしら?

 

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では今日はここまで。

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