しそジュースづくりは毎年恒例となっています
育児猫家では5年ほど前から、毎年しそジュースを作っています。
去年もしそジュースづくりを記事にしました。
ほぼ、一年前になるんですねぇ。
育児猫はオーガニックにこだわったりはしていません。
農薬が気にならないわけではないけれど、無農薬のお野菜はお高いですからねぇ。
正直、物価高で普通にお野菜を買うだけでいっぱいいっぱいです。
宝くじでも当たったら、いい食材だけを使って育児するかもですが、現状では厳しいです。
でも子供たちの食についてはそれなりにこだわりがあります。
そのうちの一つが「白砂糖を出来るだけ摂らせたくない」ということ。
清涼飲料水でも500cc1本とると31gもの糖分が含まれています。
もちろんすべてが白砂糖ではないかもしれませんが、甜菜糖やキビ砂糖、黒砂糖といった体に優しい糖分を使っているとは思えません。
またWHOが推奨する一日の砂糖の摂取量は25g以下。
そもそもジュース500cc1本は飲みすぎですね。
そんなわけで、毎年作るしそジュースではキビ砂糖で作り、子どもたちは暑い日に1日コップ1杯ずつ楽しんでいます。
手づくりしそジュースの砂糖の量は500ccあたり、およそ40g。
飲みすぎは厳禁ですよ。
今年のしそジュース作り
今年のしそジュース作りは赤しそをいつもの八百屋さんで購入するところから始まりました。
材料は
赤しそ 300g(葉っぱだけ)
きび砂糖 750g
リンゴ酢 400cc
水 1L
以上です。
赤しそを茎から外してくれたのは、長女ちゃん。
床に広げた新聞紙の上から赤しそをはみ出させながらも、頑張ってくれました。
この赤しその葉っぱをよく洗ってざるに上げます。
2Lの水を火にかけ沸騰させ、沸騰したら赤しそを入れます。
5分弱火に煮ます。
ざるでいったん漉します。
もう一度鍋に入れたら、砂糖を入れ溶かします。
お酢を入れます。
酢を入れるときに鮮やかに色が変わるのを見るのは、毎年恒例ではありますが、嬉しい瞬間です。
砂糖を白砂糖にして、リンゴ酢をクエン酸にするともっと鮮やかな色になるんですけど、味と健康面を考慮して、育児猫は毎年リンゴ酢とキビ砂糖で作っています。
あとは冷まして容器に詰めるだけです。
しそジュース、無事に完成したのですが・・・
しそジュースは今年も無事に完成しました。
完全に冷める前に、子どもたちと1杯ずつ氷を入れて楽しみました。
「今年も美味しいねぇ」
「きれいだねぇ」
「夏だねぇ」
なんて言いながら、今年初のしそジュースに舌鼓。
時間は夕方17時15分。
急いでご飯の準備をしなくてはいけません。
しそジュースの大きいお鍋はコンロの上に置きっぱなし。
料理をするには少々邪魔です。
「どかさないといけないなぁ・・・」と思いながら、3口コンロの奥にある炊飯鍋を取った時に悲劇が起こったのです!
炊飯鍋の取っ手がしそジュースの鍋の取っ手に引っかかり、しそジュースの鍋が床に落下。
そして見事に着地・・・したりせずに、見事にひっくり返り、中身はすべて床の上。
あっという間に、およそ2.5畳のキッチンの床は赤紫の海と化しました。
キッチンの床は無事なのか?
数秒呆然としてから、慌てて片付け始めた育児猫。
正直どこから手を着けたらいいのかわかりませんでしたが、とりあえず育児猫家のキッチンには勝手口があります。
勝手口を開け放って、そこからしそジュースを可能な限り外にタオルで追い出しました。
シンク下の床に置いてあった小物類も一緒に外に放り出しました。
勝手口の外は、旦那が作ったタイルデッキなので、少々汚れても水で流せば問題ありません。
しかし、育児猫家の床は無垢板。
表面はオイルを塗っただけの木の良さを残した仕上げになっています。
ジュースを外へ追い出しながら、育児猫の頭を占めていたのは
「この赤紫色は落ちるだろうか?」ということ。
ベリー系の色素はしみこんで落ちないらしい。
しその色素も床にしみこんで落ちなくなるのではないか。
キッチンの床が赤紫色とか笑えない・・・。
子どもたちにありったけのタオルをキッチンに投げ込んでもらい、必死で拭き掃除してみたところ、床にはしそジュースの痕跡は残りませんでした。
あぁ良かった。
とはいえ、砂糖でいろんなところがべたべた。
酢のにおいもなかなかとれない。
使ったタオルは15枚。
何度か水拭きと空拭きを繰り返しました。
1時間近く後片付けに追われて、晩ご飯も遅くなりました。
何より
「食材を無駄にしてしまったこと」
「労力もすべて無駄にしてしまったこと」
「外に放り出した様々な小物をどうしよう」
など考えると精神的なダメージが大きくて、
片づけている間ほとんど口もきけませんでした。
おそらく片づけているときの育児猫の口からは、魂が4分の3くらいはみ出ていたのではないかと思います。
写真を撮るべきだったかなぁ
片づけを始める前の数秒間、
赤紫に染まったキッチンの床を眺めながら、
脳裏をよぎったのは
「これってすごい絵だな。写真に撮ろうかな」ということ。
ブログのネタにもってこいであります。
でもその時点で育児猫の足はシロップまみれ。
スマホは手元になかったし、子供に探してもらう暇はありませんでした。
そして一度片づけ始めてからは、手もシロップまみれになるし、撮影する気力はわきませんでした。
あぁブロガー失格だなぁ。
家族のリアクション
子どもたちは育児猫が必死の形相で片づけているのを、こわごわ遠巻きに見守っていました。
時折「タオル持ってきて!」とか
「これ捨てといて!」などの指示に速やかに従ってくれました。
まぁ鬼気迫る母が怖かったのかもしれません。
途中で長女ちゃんが「あ~しそジュース飲めないのかぁ」と一言嘆きましたが、
「今そういうこと言わないで!」という育児猫の一喝で黙りました。
余裕がなくて、ごめんよ。長女ちゃん。
またがんばって作ります。
育児猫の機嫌が今までになく恐ろしく悪いと察したのか、
長男君が宿題を驚くほどのスピードで終わらせたのが唯一の救いでしたね。
ちなみにあらかた片付いたころに仕事から帰宅した旦那。
育児猫が「しそジュースをひっくり返しちゃって・・・」と事の成り行きを説明すると
「やけどしなかった?大丈夫?」と。
旦那って、小さな失敗はからかったりするけれど、
育児猫が凹むほどの大きな失敗をやらかしたときには
決して責めたりせずに、
一言気遣いの言葉を発するだけなんですよねぇ。
色々やらかしがちなそそっかしい育児猫にとって、もっとも助けられる旦那の長所だと思います。
そうやって責められないと
「もっと気を付けよう」と素直に反省するものです。
まぁ反省が生かされているかどうかは、自分でもわかりませんけれどw
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では今日はここまで。
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