性的マイノリティとは
性的マイノリティという言葉を、メディア等で見聞きすることが増えていますね。
性的マイノリティとは「L(レズビアン)G(ゲイ)B(バイセクシャル)T(トランスジェンダー)Q(クエスチョニング)に代表される方々を総称として使用される言葉です。
このLGBTQに分類することが出来ない性自認の方もいるため、最近では「LGBTQ+」という表記も増えてきましたね。
育児猫は子どもの頃、男の子が苦手で「自分が男子を好きになるなんてありえない」と感じていました。
また虫捕りや魚釣りなど、遊びもどちらかというと男子っぽいものが好きでした。
しかし、中学に入ってから男の子を好きになり、異性恋愛者となりました。
育児猫家の子どもたちは、長男と次男は小さいころは乗り物が好きでしたし、体を動かす遊びが好きでした。
可愛いマスコット等に興味を引かれたこともないと思います。
二人ともいわゆる「男の子らしい男の子」だと思います。
長女は逆にディズニーのプリンセスなどの絵柄が好きですし、かわいいものが大好きな「ザ・女の子」だと思います。
でも、育児猫が途中でコロッと変わったように、子どもたちがこれから変わる可能性もゼロではありませんよね。
性的マイノリティへの偏見
「多様な性を認める時代」に突入していると感じますし、同じ人間なのですから性的マイノリティの方々にも同じ人権を認めるべきだと、育児猫は思います。
でも「性的マイノリティの方々への偏見が全くないのか?」と問われると
胸を張って「ない」とは言えません。
そもそも周りに「性的マイノリティ」を公言している方がいないので、私は知らないのです。
そうするとどうしても、メディア等からの情報にかなり影響されているはずです。
知らないことに関して「偏見はない」なんて言い切るのは、それは不遜だと思います。
育児猫が最初に思い浮かべる性的マイノリティの方といえば「マツコ・デラックス」さんだったり、「カルーセル麻紀」さんだったりするわけです。
お二人に何か問題があるとか言いたいわけではありません。
でもお二人ともかなり個性的なキャラクターですから、性的マイノリティに対して偏見だらけだと言われても、仕方ないかもしれないと自己分析しているのです。
それでも受け入れたいと思う
偏見があるかもしれない。
性的マイノリティへの理解が不十分かもしれない。
我が子は今のところ性自認で悩んではいなさそう。
でもひょっとしたら、第二次性徴期をむかえるころに違和感を覚えるかもしれません。
そのとき、少なくとも親である育児猫は受け入れてあげたい。
「大丈夫。男の子だから(女の子だから)、愛しているわけではないんだよ。性別が変わっても愛してるし、自分の性別がわからなくなってもやっぱり愛している」と言ってあげたい。
正直に言えば、息子たちが可愛いお嫁さんを連れてくる日を夢想したことがあるし、長女が連れてきたお婿さん候補を旦那が厳しくチェックする日を心待ちにしている自分がいます。
孫にも会いたい。
それでも、見えない未来よりも、今いるあなたたちを愛しているんだと子どもたちには伝えてあげたいです。
そしてやはり、少しずつ知識は身に着けておかなくてはならないと思います。
多様な性があるということを知らなくては、受け入れることも困難ですからね。
性的マイノリティの自殺率
先日タレントのryuchellさんが自殺されましたね。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
ryuchellさんが「自分は性的マイノリティである」と明言されていたかどうかはわかりません。
しかし、pecoさんとの離婚の際には「夫であることのつらさ」を語っておられましたし、離婚後は見た目もどんどん変わっていって、性自認を悩んでおられるのかなぁと勝手に拝察しておりました。
日本のゲイとバイセクシュアルの男性は、そうではない男性と比べて自殺未遂経験者が6倍にものぼるそうです。
性的マイノリティであることによる「生きづらさ」が自殺要因であるとするならば、ゲイとバイセクシャルの方々以外の性的マイノリティの方々にも同じリスクがあるのでしょう。
何十年もかけて培ってきた「普通」という価値観を覆されるのは、たいていの人にとって大きな衝撃でしょう。
自分と違う「性的マイノリティ」の方々を受け入れる心を、今の大人全員が持つことは難しいと思います。
だからといって誹謗中傷などの相手を傷つける行為は許されませんし、これから法的に厳しく取り締まってほしいと思います。
でも悪気があるわけではなくて、「性的マイノリティ」の方々を理解できなくて、ちょっと遠巻きに見てしまう人は、厳しく取り締まったところでまだまだ減らないと思います。
いますぐ社会全体を変えることは難しいかもしれない。
でも自分の子どもに「ありのままでいいんだよ」と伝え続けることで、
将来は「お互いありのまま」という社会に育っているかもしれません。
何よりも子どもたちが生きる未来のために、「ありのまま」の子どもたちをこれからも愛していきたいと思います。
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