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三角形の合同証明

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数学が苦手でした

育児猫が一番嫌いな教科は小学生のころからずっと体育でした。

その次に苦手だったのが算数・数学です。

 

とにかくミスが多くて、全然正解できませんでした。

今思うと、子供の頃の育児猫は「数」というものを抽象的なものとしてしかイメージできておらず、具体的な大きさを表しているという当たり前のことがわかっていなかったのです。

ただただ計算の仕方を覚えて計算していただけでした。

 

だから、少数の計算の答えが1桁もしくは2桁ズレていても気づかなかったし、分数だと分母と分子が入れ替わっても気づかなかったんですねぇ。

 

わかっていなくても何事も丁寧に実行できる子なら、計算ミスも少ないのでしょうが、わかっていないうえに何事も雑だった育児猫は計算ミスが後を絶たなかったのです。

 

ただし、文章題で式を立てるのは得意でした。

簡単な計算なら答えまでたどり着けましたが、少し複雑な計算になるとせっかく式を立てれていても答えにたどり着けないというのが日常でした。

 

ですから、中学生活の数学で100点を取るなんて、夢のまた夢という感じでしたね。

 

楽勝過ぎる合同証明

ところが、中学2年生の時そんな育児猫にチャンスが訪れるのです。

それは三角形の合同証明の単元を習った二学期の期末テスト。

 

三角形の合同証明皆さん覚えていますか?

二つの三角形が全く同じ図形であるということを証明するという単元です。

 

三角形の合同条件は3つありまして、

・3組の辺がそれぞれ等しい

・2組の辺とその間の角がそれぞれ等しい

・1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しい

このうちのどれかを満たした場合、二つの三角形は合同だと言えるのです。

 

合同証明の流れを例題で紹介すると

ABCDが平行四辺形のとき、△ABCと△CDAが合同であることを証明してみます

〈証明〉

AC=CA(共通)・・・①

∠BAC=∠DCA(錯角)・・・②

∠ACB=∠CAD(錯角)・・・③

①②③より、1辺とその両端の角がそれぞれ等しいので

△ABC≡△CDA

 

もちろん平行四辺形の対辺はそれぞれ等しいので

「3組の辺がそれぞれ等しい」の条件で証明することもできますね。

 

文系だった育児猫にとって、合同証明は超簡単でした。

注意するべきはアルファベットを書く順番くらいで、あとは簡単♬

と思っていました。

 

でもこれだけ簡単だと、満点続出で平均点が爆上がりするのでは?と心配していましたが、数学が普段得意な生徒には難しいことが多かったようで、育児猫の友達にも苦手な子がたくさんいました。

 

テスト範囲は三角形の合同証明のみ

そんな中2の二学期末テスト。

範囲は合同証明のみ。

育児猫は「ついに数学で100点を採れる日が来たのだ!」と思いました。

 

ただし、合同証明のテストではありましたが、計算問題も練習させたかったのか、それとも普段数学が得意なのに証明問題が苦手な子のための救済措置だったのか、1問1点の簡単な計算問題が5問だけ出題されていました。

 

テストを解いた感触は完璧で、何度もアルファベットの並びも確認して、育児猫は絶対100点だと確信していました。

 

合同証明のテストが返却されると

そして待ちに待ったテスト返却の日。

数学の先生も「よく出来たな」と声を掛けてくれました。

点数を隠しながら、席に戻って、ニヤニヤしながら点数を確認。

 

すると・・・なんということでしょう!

99点じゃないですか!

 

簡単な計算問題を間違っていたのです。

しかも【5ー8】みたいなスーパー簡単な計算問題で、マイナスをつけ忘れているという絵にかいたような凡ミス。

 

色々なテストを受けた育児猫ですが、一番ショックを受けて、しばらく引きずったのはこのテストだけだったように思います。

 

数学の点数なんてすっごく悪かったこともたくさんあるのに、一番点数が良かったテストが一番悔しいのだからおかしなものです。

 

ちなみにその後も直角三角形の合同証明や相似の証明などの単元がありましたが、どちらも他の単元とセットでのテスト範囲だったため、100点なんて全然目指せませんでした。

 

最後に

今週のお題「試験の思い出」で今日は書いてみました。

以前も似たようなお題があったような・・・

と思ったら、ちょうど一年くらい前にやはり書いていたのですねぇ。

 

www.ikujineko.com

ちなみに育児猫の計算ミスは大人になってから、劇的に改善されたんですよ。

 

それは数を具体的にイメージすることが出来るようになったからです。

あ、10の10乗とかついてる計算は相変わらず苦手です。

イメージできませんからねぇ。

 

いつかうまく記事にまとめれそうなら、計算ミスが減った経緯をご紹介したいと思います。

では今日はここまで。

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今週のお題「試験の思い出」