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子供を脅さないようにしています

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子供を脅すと結局親が困る

育児猫は子供が小さい時から、子供を脅してしつけることがないように気を付けてきました。

それは「鬼が来る」のアプリのように、恐怖で脅すということだけではありません。

 

たとえば「○○しないと、今日はおやつあげないよ」と言いながら、結局おやつをあげるというようなこともしませんでした。

「おやつあげない」ということはありましたが、あげないと言った時は絶対にあげませんでした。

 

脅さないということも大事にしていたし、親と子供の約束を育児猫は守るようにしていたのです。

 

もしも「○○しなかったけど、ちょっと謝ったらお母さんがおやつをくれた」としたら、子供は何を学ぶでしょうか?

○○しなくてもおやつはもらえるということを学ぶのです。

 

次にお母さんが「○○しないと・・・」を繰り返したら、子供はやっぱりしないことでしょう。

そして、○○せずにいかにしてお母さんからおやつを引き出すかを考えるのです。

この前は一回謝ったらおやつくれた。謝ってもダメなら今度は泣いてみよう。泣いてもダメなら怒ってみようと、間違った方向で努力を始めてしまいます。

 

ちなみに「鬼が来る」も、実際には鬼が来ないので、最終的には子供に見透かされてしまうことでしょう。

 

恐怖で子供を縛ることで、子供の心にどんな悪影響があるかも心配ですが、その前に親が困ることになると思います。

 

有言実行

例えばチャイルドシートを嫌がる子供がいますね。

育児猫家の次男はチャイルドシートがすごく嫌いでした。

 

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それでも絶対にチャイルドシートに座らせていました。

 

でも3歳くらいになると、自分で外せるようになってしまいますよね。

育児猫はもちろん普段から「絶対に外してはいけないよ」と言い聞かせていました。

 

あるお出かけの日、次男が留め具をカチャカチャ触りだしました。

育児猫はいったん車を停めて「もしも外したら、すぐに帰るよ。お出かけしないよ」と宣言して、またスタートしました。

しばらく走っていると、カチャリとチャイルドシートが外れた音がしました。

 

育児猫は安全確認をしてから車を停めて、次男のチャイルドシートをロックしなおすと、すぐにUターンして家に帰りました。

たしか少し大きな公園に行く予定だったのだと思います。

 

当然長男は怒りますし、次男は泣きます。

でもどれほど謝ってきても、泣きわめいても、その日は家に帰りました。

なぜならここで「ロックを外したら家に帰る」という約束を守らなかったら、必ずまたチャイルドシートを外すだろうと思っていたからです。

 

大事なのは「もしも外したら○○するよ」を守ること。

つまりこういう約束は、帰れないような用事で出かけているときにはしてははいけません。

 

さんざん脅しておいて、「今回だけは許す」という謎の結果を残しては、子供も混乱してしまいます。

 

ちなみにこの出来事以来、次男がチャイルドシートを許可なく外したことは一度もありません。

また長女が外そうとしていたのを、必死で止めてくれたこともあります。

 

私は脅さないのだけれど

育児猫はこのように、子供を脅さないように気を付けてきました。

ところがですねぇ、意外と周りの人間が脅してくるのです。

 

例えばサッカーのコーチ。

「ランニングが一番遅かった奴は今度の試合には出さない」とか

「まじめに話を聞かないやつは、次の試合ではずっと補欠」とかいうのです。

でも、結局試合に出すんですよ。

 

しかも態度がどうあれ、上手な子ほど試合に出ている時間が長いのです。

いや、上手な子を出すのはそれはそれでいいのだけれど、じゃあどうして無用な脅しをするのだろう?

 

子供からしたら「僕はあんまり上手じゃないけれど、まじめに話を聞いたら試合にたくさん出してもらえる」ということになるわけですが、その約束は全く守られないわけです。

 

長女のバレエの先生も

「真剣に練習しない子は発表会には出れません!」っておっしゃるわけですが、明らかにいつもふざけている子でも発表会には出すのです。

 

出すことに文句があるのではなくて、「まじめにやらないと出さないよ」って脅すことをやめてほしいのです。

だって「まじめにやらなくても発表会に出れる」ことを覚えた子供は、発表会のために頑張ることが難しくなるに決まっています。

 

バレエのような習い事では発表会が一番の目標です。

そこに向かって頑張れない子がいたら、全体にマイナスの影響がでるのは火を見るより明らかだと思うのです。

 

バレエの先生はとても丁寧に教えて下さる方ですし、レッスン料もすごく安いし、気に入っているのですが、この脅し文句だけが非常に気がかりです。

 

子供を簡単に脅す大人が多いのです

サッカーのコーチやバレエの先生の発言について、

「そんな風に言わないと動けない子がいるからね」と育児猫は子供たちに話しています。

もちろんどこか腑に落ちないと感じているようですが。

 

でもコーチも先生も他人だから、まだマシです。

 

幼稚園でも、習い事でも、街中でも、ありとあらゆる場面で簡単に子供に

「もう、○○しないと置いていくよ」とか

「△△するなら、もうおやつあげないよ」というような

実現不可能な脅しを子供にしているお母さんをよく見かけます。

 

公園で遊んでいて「お母さん、もう先に帰るからね!」

と叫んでいるお母さんの子供が、すんなり帰るところは見たことがない気がします。

もちろん子供はお母さんが帰らないことを知っているのです。

実際帰れるはずがないですしね。

 

「○○しないと」

「××したら」

みたいな約束はしてもいいと思います。

ただし、必ず守ること。

守れない約束はただの脅しになってしまいます。

 

脅されずに育った子供は、泣きわめいて何とか自分の思い通りに周りを動かそうとしたりしないので、結局親も楽ですよ。

 

では今日はここまで。

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