今まで2回、子供が迷子になりました
育児猫家には子供が3人いますが、今までお出かけ中に子供を見失う、つまり迷子になった!と感じた経験は2回です。
多いのか少ないのかはわかりませんが、とにかくどちらもすごく焦りました。
まだ一番下の長女は5歳ですから、これから先もまだ迷子になることがあるかもしれませんね。
本当に気を付けたいところです。
今日は育児猫の子供たちがどんな風に迷子になって、どんな気持ちになったかを振り返りたいと思います。
長男が2歳の頃、スーパーで迷子
今から8年ほど前になります。
次男を妊娠中、長男と2人で食材を買いにスーパーに行きました。
長男は歩けるようになってからは、ほとんど買い物カートに乗りませんでした。
長男は大変大人しい子でしたし、お母さん大好きっ子でしたから、勝手に離れてどこかに行くことはなかったので、育児猫も別にカートに乗せる必要は感じていませんでした。
その日も育児猫がカートを押し、長男は育児猫の洋服の裾を握って、一緒に買い物をしていました。
スーパーの入り口には果物コーナー。
次が野菜コーナー。
鮮魚コーナー。と並んでいます。
買い物では買うと決めた商品を子供に取ってもらい、かごに入れてもらうのが育児猫スタイルです。
鮮魚コーナーには生きたカニさんがいて、
「長男君見てごらん、カニさんがいるよ」と声を掛けたところで気づきました。
育児猫にぴったりくっついているはずの長男がいないのです。
野菜コーナーでもやしをかごに入れたところまでは一緒だったのに・・・
慌ててぐるっと自分の周りを見渡すのですが、やっぱりいません。
すぐに一番近くにいた店員さんに
「子供がいないんです。服は○○で身長はこれくらいで・・・」と急いで伝えて一緒に探してもらいました。
たぶん育児猫は半泣きだったと思います。
するとすぐに店員さんが笑顔で、
「いましたよ。こちらです」と呼びに来てくれました。
「ああ、良かった。ありがとうございます」と走ってついていったら
長男は試食のぽんかんをすごい勢いでモグモグ食べていました。
安心もしたけれど、なんかすごく店員さんに申し訳なくもなりました。
「なんか、本当にいろいろすみません・・・」
実は試食のぽんかんを入り口で一つ食べさせたら、
すごく美味しかったようなのですが、
高かったので、かごには入れなかったのです。
長男はきっとぽんかんの味が忘れられなかったのでしょう。
店員さんにお礼を言いながら、ぽんかんを一袋買ったのはいうまでもありません。
果物って高いですよね・・・
長男くんには
「お母さんから勝手に離れたら絶対ダメなんだよ」と
言って聞かせたのはもちろんですが、
育児猫も油断したらいけないなぁと反省しました。
どんなに聞き分けのいい子でも子供は子供。
後先を考えずに行動することはありますね。
それ以来、少々大変でも買い物するときは手を握るか、
子供を先に歩かせて、視界から子供がいなくならないように
気を付けています。
長女が2歳の頃、ショッピングモールで迷子
長女が3人の中で最も迷子になりそうな子でした。
なんというか、前だけ見て走っていくことがあったのですよ。
おかあさんがいない!と思ったら、全力で前に向かって走っていく長女ちゃん。
どんなに呼んでも聞こえないのです。
何度も「お母さんがいないと思ったら、その場から動いてはいけない」と言い聞かせましたが、なかなか治りませんでした。
上の2人も連れていると、すぐには追いかけられないこともあるので、長女とのお出かけはいつもすごく気を付けていました。
そんなある日、家族5人でショッピングモールにお出かけしました。
催事場では携帯会社が家族向けの催し物をしており、親がアンケートに応えればしばらく子供が遊具で遊べるというものでした。
旦那がアンケートに答えている間、15m位離れたところにあるATMでついでに通帳記入をしようと思い立った育児猫。
旦那の隣に、3人座らせて、
「ちょっと通帳記入してくるから、子供たちよろしくね」
と言ってATMに行きました。
すると、ATMに並んでいる間(3人くらい並んでいた)、長男がやってきました。
長男は遊ぶより、お母さんと一緒にいたかったのです。
記入が終わってから、旦那の所に2人で戻ると次男しかいません。
「あれ?長女はどうしたの?」と旦那に聞くと
「あれ?来なかった?」と旦那。
長男が育児猫の所に行ったのをみて、
長女も「行く~」となったらしく、長女1人で行かせたというのです。
アンケートを書いている場所からATMが見えていたから、まさか途中でわからなくなるとは思わず、ちゃんと育児猫のところまでたどり着くまで見届けなかったとのこと。
普段から長女ちゃんは迷子になるタイプだから気を付けるように言っておいたのに、怒り心頭の育児猫。
間違いなく脳天から角が飛び出していたと思います。
でもケンカしている場合ではありません。
おそらく育児猫は、すごい顔をしていたんだと思います。
携帯会社のお姉さんも泡食って一緒に探してくれました。
一番近くのトイレや、ベビールームをのぞいてもいません。
育児猫はインフォメーションセンターに走りました。
すぐに迷子の放送をしてもらい、警備の人にも手伝ってもらわなくてはならないからです。
不審者に連れ去られてからでは遅いのです。
走るのは旦那の方が速いですが、説明する時間も惜しく、育児猫はこれまでの人生で最も一生懸命走ったと思います。
ほんの200m位ですけれど。
インフォメーションセンターに到着するとちょうど長女が迷子として受付されているところでした。
お姉さんたちにすました顔で応対している長女ちゃん。
育児猫は安堵のあまり、泣きそうになりがら
「その子はうちの子です」と声を掛けました。
すると育児猫を見た長女ちゃんも、ぽろぽろ泣き出しました。
平気そうな顔でしたけれど、やっぱり不安だったんでしょう。
お姉さんたちに「あぁよかったねぇ」と言われながら
育児猫の胸に飛び込んできました。
ちなみにインフォメーションセンターまで連れてきてくださったのは、初老のご夫婦だったそうですが、お会いできませんでした。
いい人に見つけてもらえて本当に良かった。
どなたかわかりませんが、私の大事な長女を無事に届けて下さり、感謝しております。
本当にありがとうございました。
この件は、旦那には結構しつこく言ってしまいました。
でもまだ言い足りない・・・!
迷子かな?と思ったら恥ずかしがらずに助けを求めてください
大人から見たら、「すぐそこ」でも子供からしたら大冒険。
旦那の「ATMはすぐそこだから」という判断は、大失敗だったと思います。
しかも、育児猫は常にデニムパンツをはいているわけですから、子供からよく見える場所はデニムパンツなわけです。
デニムパンツを履いている大人なんて、たっくさんいますから、勘違いして違う人についていってしまうこともあります。
人が多い場所では、基本的に手を放さないこと。
手を放しても、目を離さないこと。
大事ですよね。
手をつなぐのが嫌いで、しかも元気いっぱい走って行ってしまうタイプの子には、ハーネスを付けるのもアリだと思います。
子供のハーネスには賛否両論あるようですが、私は子供の安全以上に気を付けるべきことはないと思っていますので、必要ならつけたらいいと思います。
育児猫家ではお出かけの際は、園児は基本的に手をつなぐ。
小学生でも父と母の間を歩く。
が基本ルールとなっています。
それでも絶対はありません。
迷子かも?と思ったら、すぐに店員さんや警備員さんに助けを求めましょう。
育児猫家はたまたまいい人に助けてもらえましたが、悪い人に捕まった場合は初動が肝心です。
ためらっている時間はありません。
結果、子供が試食コーナーでモグモグしてたっていいじゃないですか。
子供が無事でさえいてくれたら、恥ずかしいのなんか、どうってことありません。
長男の時も長女の時も、迷子だった時間はおそらく10分弱でしたが、育児猫の寿命は1年ずつは縮んだと思います。
2人とも無事でよかったけれど、これはあくまで結果論。
いつでもハッピーエンドとは限りませんから、親は最大限の注意を払いたいものですね。
では今日はここまで。
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