長男は忘れん坊
育児猫家の長男は小学4年生
大変な忘れん坊であります。
週末、上履き・体操服・水筒など持って帰るべきものがたくさんありますが、すべて持って帰ってこれたのは稀のような気がします。
筆箱の中身は、毎日のように何かが減っています。
こちらは忘れたというよりも、学校の机に押し込んで、行方不明ということのようです。
宿題を学校に忘れるのは日常茶飯事でして、忘れてしまった次の日は朝早めに登校することもありますし、放課後取りに行くこともあります。
そうやって、頑張ってやった宿題を、今度は学校に持っていくのを忘れてしまうのであります。
忘れん坊は育児猫譲り
長男の忘れん坊は間違いなく育児猫譲りだと思います。
育児猫は小学生の頃「忘れ物女王」の異名を持っていました。
小学1年生から中学3年生までの9年間、あゆみの整理整頓と忘れ物の欄は常に「がんばろう」でしたね。
↑の記事でも書きましたが、ルーティン化するのも苦手です。
当たり前に時間割が出来る子には、理解できないことだと思います。
とにかく毎日叱られたり、笑われたりしていました。
忘れものを毎日するわけですが、叱られたり笑われたりすることが平気なわけではありません。
もちろん、ある程度は慣れていたと思いますが、やっぱり悲しいし恥ずかしいのです。
もちろん平気な顔をするのは、うまくなりましたけれどね。
ですから長男にも同じ思いをさせないように、育児猫なりに頑張ってサポートしています。
ただ、忘れん坊のサポートを忘れん坊がするわけですから、完ぺきには程遠い状態です。
でも長男のあゆみの忘れ物欄に「がんばろう」が付いたことはまだありません。
あ、整理整頓の欄は「がんばろう」ですねw
社会科見学で長男が忘れ物してきた
先日、長男のクラスはちょっと遠いところまでバスで社会科見学をしに行きました。
屋外での活動があるため、普段は半そで半ズボンの長男くんですが、長袖長ズボンを持たせました。
半そで半ズボンしか着ない長男くんですが、森の教室での活動時も長袖長ズボンを着用する必要があるので、持ってはいるのです。
社会科見学はたいそう楽しかったそうで、いろいろなことを話してくれました。
こういう時はランドセルではなく、リュックを持っていくわけですが、帰宅後お弁当や水筒は本人に出させるようにしています。
リュックの中身を空にして、元の場所に戻すまでは本人の仕事です。
で、そのときは気づかなかったのですが、 長男君は実は上着を忘れてきていたのです。
長男君は忘れん坊なのですから、育児猫もその日のうちに確かめるべきだったと思います。
でも夕方はバタバタしているので、なかなかそこまで手が回らないのです。
まぁ言い訳ですけどね。
育児猫が気付いたのは、森の教室に行く朝。
準備をしていて、長袖の上着がない!
あれ?そういえば最近見てないな・・・?
ひょっとして社会科見学のときか?
そう思った育児猫は長男に聞いたのです。
「長男君、ひょっとして上着を社会科見学で忘れてきた?」と。
すると長男君は
「うん」と元気よく答えました。
これに育児猫は
「本気で言ってるの?」と、なかなか切れ気味に返してしまいました。
親から子へのリアクションとしては、0点ですね。
長男は長袖を忘れてきたけれど、それを育児猫に言うのも忘れていたわけです。
悪気はない!
注意欠如を自力で治すのは難しいのはわかっているのだから、持ち物リストを作ったり、一緒に確認したりしてあげなくてはいけないのです。
しょんぼりする長男の顔を見ながら、なんとか深呼吸して
「言い方が悪かったね。ごめんね」と謝ってから
「どこで忘れたかわかる?」と聞くと
「休憩時間に遊具で脱いだ」と話してくれたので、
後日先生に電話して忘れ物になかったか聞いてみました。
今のところ長男の上着は見つかっておりません。
長男が1年生の時
そのときは自分の機嫌を何とかなだめるのに精いっぱい。
でも時間が経つにつれ、なんだか笑えてきました。
実は長男が小学1年生の社会科見学を思い出したんです。
やはりバスでちょっと遠方の動物園まで社会科見学に行った時のこと。
長男のリュックには朝から、筆記用具・旅行のしおり・お弁当箱・水筒・上着・敷物・ビニール袋・ハンカチが入っていたのです。
それなのに、元気に帰ってきた長男のリュックの中身はまさかの敷物だけ!
動揺した育児猫は
「どうしたの?なんでこんなに入ってないの?」と長男に聞きました。
説明に困っている長男に育児猫は
「忘れたの?こんだけ軽いなら気付くでしょ?」と問いただしたのです。
すると長男君は
「僕は忘れてない!」ときっぱり
「え?じゃあどうしたの?」
「忘れたんじゃなくて、落としたの。ちゃんと気づいてたし覚えてる」
「それ先生に言った?」
「それは忘れてた」
と言ったんですよねぇ。
どうやら集合時間ギリギリになって走っていた長男君。
リュックのファスナーが豪快に開いていたのです。
中身がどんどん落ちたことに途中で気づいたけれど、もうぎりぎり過ぎたのでどうしたらいいかわからず、とりあえず集合しちゃってそのままになっちゃったみたい。
あのときは水筒・上着・弁当箱・しおり・筆記用具など、送ってくださった動物園の方ありがとうございました。
弁当箱の中身、洗ってくださったのには感激しました。
あのときと比べたら成長したじゃない。
たった一個の忘れ物だもんね。
いや、あのときは忘れてたわけじゃないかw
忘れん坊は治らないでしょうが
上着を忘れて失くしたことに育児猫が気付いた日から数日たってから、長男に1年生の時の話をしました。
「そういえば長男君は動物園にリュックの中身を全部おいてきちゃったことがあるよねぇ」と言ったら
「全部じゃないよ!」とのこと。
そこは忘れないのねw
「そうだったねぇ。敷物はあったね」
「うんうん」
「お母さんちょっと怒っちゃったけど、あのときと比べたら成長したね」
「でも上着失くしてごめんね」
「いいんだよ。わざとじゃないもんね。次は0だといいねぇ」
こんな風に笑いながら親子で、反省しました。
母子で少しずつ成長していくしかありませんね。
では今日はここまで。
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