コメツキバッタとコメツキムシ
先日ですね
上の記事で、コメツキムシを子供たちと過去に観察した話を書きました。
去年奥八女焚火の森でキャンプしたときのことを思い出して書いたものだったのです。
するとこの記事に、いつも育児猫のブログを応援してくださっているブロガーあつさんからブコメを頂きました。
あ、あつさんのブログはこちらですよ。
ブコメでは「コメツキムシのことをコメツキバッタと呼んでいました」とのこと。
あれ?コメツキムシ=コメツキバッタなの?と気になったので、今回調べてみましたよ。
育児猫と子供たちが見つけたコメツキムシはおそらく↑の画像の「サビキコリ」の仲間だったと思います。
コメツキムシとは漢字で書くと米搗虫
昆虫網甲虫目に属する昆虫です。
仰向けにすると、パチンと音を立てて跳ね上がり元に戻ることが出来ます。
コメツキムシという種の昆虫は存在していなくて、↑のような動作ができる昆虫の総称がコメツキムシです。
ん~似てるかな?
米搗きの動作って、おそらく餅を杵と臼で作る動作とほぼ同じなんですよね。
江戸時代位から、人力で行うことはほとんどなかったとはずです。
水車を使っていたようですね。
でも動きとしては、杵で搗く動きが米搗きの動作だと思います。
米搗き虫が跳ね上がる動きが、杵をあげる動作に・・・似てるかなぁ?
皆さんどう思われます?
コメツキバッタとは
ではコメツキバッタとはコメツキムシと同義なのでしょうか?
調べてみました。
困った時の広辞苑
コメツキバッタ①ショウリョウバッタの別称。後ろ足を揃えて持つと、米を搗くような動作をするから言う。②比喩的に、やたらに頭を下げて媚びへつらう人。
出典:広辞苑第七版
むむ。
コメツキバッタとはショウリョウバッタのことなんですねぇ。
あつさんがブコメで「あまりいい意味ではなかったです」と書いて下さっていたのですが、おそらく②の意味なのでしょう。
育児猫は②の意味でコメツキバッタという言葉を使用したことはありません。
ちなみにショウリョウバッタの米搗き動作はこちら
こ・これは確かに似てますね!
コメツキバッタとコメツキムシは同じではない?
ということで、コメツキムシとコメツキバッタは同義ではないということが判明いたしました。
ただですね、コメツキバッタをググってみると
1.ショウリョウバッタの別名
2.「米搗き虫」に同じ
3.人に取り入ろうとして、やたらにお辞儀を繰り返すものをあざけっていう語
出典:goo辞書
となっている辞書も発見しました。
年代や住んでいる地域によっては、コメツキムシ=コメツキバッタなのでしょうね。
ただし、コメツキムシはバッタの仲間ではありませんし、正式名称はコメツキムシの方なんだと知っておくと何かの役に立つことも・・・あるかもしれません。
コメツキバッタとコメツキムシの違い、わかりましたか?
みなさん、コメツキムシで遊んだことありますか?
育児猫は子供の頃よく遊んでいました。
でも、そのことを忘れていたのです。
子どもたちとコメツキムシを見つけて、仰向けにひっくり返して「パチン」と音を立てて跳ぶのを見たとき、なんとも言えない懐かしい気持ちでいっぱいになりました。
2時間ほど子供たちと観察していましたが、一番夢中だったのは私だったかもしれません。
皆さんも見つけたら、ぜひ観察してみてくださいね。
では今日はここまで。
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