4年ぶりに地元のお祭り開催
育児猫が今の街に引っ越してきたのは、今からおよそ5年前の年末。
今思えばコロナ直前の平穏な街に引っ越せたのですね。
皆さんもご存じのように、その後コロナ禍に突入。
様々なイベントが中止となりました。
育児猫家が暮らす町では、毎年秋にお祭りが開催されていました。
お祭りにつきものの、タコ焼き・焼きそば・わた飴などの出店もありますし、地元の学校や婦人会などの歌や踊りの発表の場でもあります。
そのお祭りも3年間お休みだったわけですが、今年はついにそのお祭りも復活しました。
このお祭りに家族で参加してとても楽しかったので、記録しておきたいと思います。
クラスメートと出店
育児猫家の長男は5年生。
久しぶりのお祭りは町全体で盛り上げようとしていまして、小学生もお祭りに参加することになりました。
今年は小学校高学年の子どもたちだけですが、クラスごとに出店を出すことになったのです。
出店では段ボールで作ったパチンコだったり、釣りだったり、子どもたちが考えた遊びができて、うまく出来たら景品がもらえるというもの。
長男は景品づくり担当で、1月ほど前から折り紙でドラゴンを作っていました。
他のクラスメートは、ポスターを作ったり出店での遊具を作ったりと、それぞれ忙しく準備していたようです。
あまり友達とキャーキャーするタイプではない長男君。
最初はクラスメートとお祭りに出店するというイベントがすごく嫌だったようです。
でも友達と一緒に景品を何にしようか考えたり、ドラゴンの折り方を教えたりしているうちにそれなりに楽しみになってきたようで、お祭りの前日は少々興奮気味でした。
お昼ご飯は出店で購入
先に書いたように、お祭りにはたくさんの出店が来るので、みんなお小遣いを持っていき好きなものをお昼ご飯に食べる予定になっていました。
クラス全員で出店を経営すると言っても、テントは狭いですから、店員は1時間ずつ交代制になっていて、ほとんどの時間は自由時間。
お昼ご飯以外にもおやつを買ったり、スーパーボールすくいをしたりと、遊ぶ時間もたっぷりあります。
そこで育児猫も長男君に特別にお小遣いを1000円渡すことにしました。
普段は現金はあまり持たせないのですし、長男は自分で貯金もしているので、渡さなくてもよかったかもしれませんが、せっかくのお祭りですからね。
「残りは自分の貯金にしてもいいからね」と伝えて、長男の財布に入れてあげました。
でも長男は「お小遣いは嬉しいんだけど、僕のお昼ご飯はお母さんのお弁当がいい」と。
長男のこういうところが可愛いんだよねぇ。
で、結局長男はお弁当を持って、お小遣いも持ってお祭りに行くことになりました。
お祭りでの長男君
お祭りは10時からだけど、長男君が出店で店員役を務めるのは13時から。
でも育児猫は10時からお祭りをのぞきに行きました。
次男と長女も行きたがりましたからね。
スーパーボールすくいやお菓子釣りは100円。
小学校の子どもたちの出店は基本的に無料。
食べ物関係は唐揚げ400円、フランクフルト200円、焼きそば300円。
といった感じで、お祭りにしては少々お安いかなぁといった印象でしたね。
まぁ地域を盛り上げるためのお祭りですから、儲け第一ではないということなんでしょう。
次男と長女はスーパーボールすくいや、小学生の出店で釣りやパチンコ、ブラックボックなどで遊んでから、焼きそばを食べました。
そうやって遊んだり食べたりしている間に、何度かちょろちょろしている長男とすれ違いました。
長男は基本的に一人で行動していましたねぇ。
もともとマイペースなのもあるんですけど、この日の長男はとにかく防災グッズのおかゆの試食が気に入っちゃって、11回おかわりしに行ったらしい。
おかゆを好きな小学生はそんなにいないでしょうからねぇ・・・
とにかくお金も使わず、育児猫が作ったお弁当も食べずにお腹一杯になった長男君は13時から店員に扮しておりました。
「むすっとふてくされて接客するんじゃないかしら?」と育児猫は心配していましたが、意外と楽しそうに接客しておりました。
なんでもやってみなくてはわからないものですね。
頑張って接客する長男を見届けて、育児猫は帰宅しました。
この日は長女のバレエの練習と次男のサッカーの練習がありましたから、ずっと見守ることはできませんでした。
まぁそんなこと長男も望んでいなさそうでしたしね。
帰宅後
お祭りは16時まで。
ちょうど育児猫と長女がバレエから帰宅するのと同時に、長男も帰宅しました。
長男から受け取ったお弁当箱はちゃんと空っぽになっていました。
「よく食べれたね?」というと
「美味しいからお腹一杯でも食べられるよ」と。
う~ん。さすがです。
結局長男君が使ったのは300円。
100円で型抜き、200円でつぶつぶミカンジュース。
「あんまり使わなかったねぇ」というと
「おかゆでおなかいっぱいだったから」とのこと。
おつりはもちろんしっかり貯金箱に投入しておりました。
それにしても、お祭りで一日だけとはいえ、店員をやってみるというのはいい経験だったと思います。
親が与えてあげられる機会ではありませんから、学校の地域の方々に感謝ですね。
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では今日はここまで。
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