新星出版社 科学の実験大図鑑
突然ですが、育児猫家には図鑑が結構あります。
家中に本棚がありますが、図鑑類は基本的にリビングのテレビの下、育児猫家の一等地に収納してあります。
その中に「科学の実験大図鑑 新星出版社」という図鑑があります。
この本は、数年前に書店で育児猫が買ったものですが、掲載されている実験は32種類。
そのうちの20ほどの実験をこれまで実際に子供達とやってみました。
今年の春休みにも実験してみましたので、実験の結果とともにご紹介したいと思います。
スライム作り
スライム作りは科学館の実験コーナーでもしたことがあります。
もちろん100均でセットを購入することもできる時代ですね。
でも図鑑に載っている実験材料を集めて、自分で計ってするスライム作りは別物だと思います。
まずは材料を測りますよ。
長男よ。広く新聞紙を敷いたのに、なぜそんなに端っこで始めるんだい?
すでに混沌の香りがするね。
ん~。きちんと計測したのだけれど、スライムと呼ぶには硬すぎるものができちゃったね。
少しずつぬるま湯を足してみましょう。
あぁ。二人のアシスタントが入ってさらなるカオスwww
この後なんとか保存容器にかき集めて実験終了。
材料はシャンプー、コーンスターチ、着色料、温水だけなんですが、たぶんシャンプーの原材料によって、出来が全く違うと思います。
掲載されているよりも、温水をかなり増やしました。
あとシャンプーとコーンスターチの量は、半分にして行っています。
世界一美しいキャンディー
世界一美しいキャンディの実験は、実は今回で2回目。
2年くらい前に行った前回の実験はなぜか失敗したので、再チャレンジです。
簡単に言うと砂糖の結晶を作る実験です。
まずはお鍋で砂糖を水に溶かします。
水:砂糖=1:4です。
ゆっくり溶かしますヨ~
溶けたらお好みでレモン汁を風味づけに入れます。
その後10分放置して軽く冷ましてから、グラスなどに移します。
次男と長女は無色透明のまま。
長男は黄色くしたいとのことなので、着色料を入れます。
こちらも冷ましてからグラスに入れます。
モールや木串を水で濡らし、砂糖をまとわりつかせてから、そっと砂糖水に浸けます。
このときに付けた砂糖が、結晶の核になるんですね。
2日後。
さてどんな感じになったかな?
お?なかなかいい感じじゃない?
あれ?こっちはなんか違うような気がする・・・
雪だるまみたいなのができてるなぁ・・・
取り出してみましょう。
世界一美しいかどうかはわかりませんが、きれいな結晶ができています。
味はとにかく「あまい」です。
子供達は平気で食べていましたが、育児猫にはちょっときついです。
歯に染みるレベル。
さて黄色い方を取り出してみます。
と・取れない。
この写真、お湯をかけたりいろいろして小さくなってるんですが、やっぱり取れない。
最終的に、「これ、グラス捨てないといけないかな?」って悩むほどの硬度でした。
結局3日かけて、少しずつ溶かしてグラスは無事でした。
あちゃ~また失敗してしまいましたねぇ。
実験に失敗はつきものですね
また結晶の実験は失敗してしまったわけですが、原因ははっきりしたと思います。
おそらく育児猫が使っている「着色料」と「結晶の実験」の相性が悪いのでしょう。
着色料を使うように図鑑にも書いてあるのですが、育児猫が使っているのはジェル状の着色料なので、ちょっと違うんでしょうね。
全体でティースプーン半分くらいしか使っていないのに、こんなに結果に響いてしまうとは驚きですねぇ。
前回失敗したときには、青い着色料を使ったんだと思うのですが、そのときはほとんど結晶が作られなかったので、色によって結果が違うのも面白いですねぇ。
最初っから成功するってわかっている実験なんか面白くありません。
失敗して、「なんでかな?」って考えて、やり直すことに実験の意義があると思います。
とはいえ、子供達との実験はいろいろストレスも多いので、たまにしかできません。
だってキャンディは安くて美味しいものがたくさん売ってあるのに、わざわざ砂糖を1袋使ってこんなに甘いキャンディを数本作るなんて・・・とか。
スライムを作った後のお片付けはカオスだし、家中シャンプー臭いなぁ・・・とか。
まぁ不満はあります。
でもたまには覚悟を決めて、実験すると得るものが多いです。
実験することで得られる大切なこと。
それは「失敗は成功の母」ということを経験することだと思います。
結晶の実験は前回は大失敗。
今回はちょっとだけ成功。
今度は大成功かな?
一度ダメでも、「じゃあ次はどうしよっか」って笑いながら、次を考えられる大人になってもらいたいものです。
育児猫はまぁまぁ作り笑いですけどねwww
では今日はここまで
最後までお読みいただきありがとうございました。