ホラー小説が好き
育児猫はホラー小説が好きです。
ホラーにハマったきっかけは「パラサイトイブ」だったと思います。
今読みなおすとそこまで怖くない小説ですけど、当時はすごく斬新だったんですよね。
ホラーと科学の融合とでもいえばいいのでしょうか。
「パラサイトイブ」の筆者である瀬名秀明さんは当時研究者で医学的根拠に基づいたアイデアで「本当にあるんじゃない?」と思わせることに成功していたと思います。
「リング」&「らせん」はさらに良かったですねぇ。
ドラマや映画だけご覧になった方は、とにかく貞子の恐ろしさが印象に残っていると思いますが、小説の「リング」と「らせん」はもっと貞子への恐怖よりも「これは本当にあるかも・・・」と思う恐怖の方が勝っていると思います。
このブログでは何度か書いていますが、私は貴志祐介さんの小説が大好きです。
デビュー作の「黒い家」はオカルト要素のないホラーです。
その分現実味のある恐ろしさがいいんですよねぇ。
「天使の囀り」もオカルト要素はありませんが、かなり怖いです。
とにかく育児猫はホラー小説が好きです。
ただし「呪怨」のように、「恨んで恨んで幽霊になって・・・」というような昔ながらのホラーはあまり好きではありません。
怖いものが好きなのか?
それだけホラー小説が好きなら、「怖いものが好きなのか?」と思われることもありますが、そうではありません。
むしろ、いわゆる心霊スポットと呼ばれるような場所には決して近づきません。
肝試しなんて、もってのほかです。
あとお化け屋敷にも、決して入りません。
あとホラー映画も滅多に見ません。
小説を読んで面白かったから、映画も見てみたという作品もあるにはあるのですが、映画館には行っておらず、家で鑑賞しただけです。
原作のある映画やドラマを見るのを元々好まないという理由もあります。
しかしそれ以上にそういう場所に行きたくない、切実な理由があるのです。
心霊スポットが嫌いな理由
育児猫はいわゆる「みえる人」でした。
なので、わざわざ心霊スポットに行こうなんて絶対思いませんでした。
あとお化け屋敷って、本物が混ざってることもあるらしいですね。
怖い話をしていると寄ってくるとかいうけれど、そういうことかもしれません。
ですから、もちろんホラー映画上映中の映画館にも行きたくないのです。
リアルで霊的な話はあまりしません。
信じる人もいれば信じない人もいますし、そんなに楽しい話でもありませんからね。
霊的な話がお好きではない方はスルーして下さいね。
初めてそういう体験をしたのは、小学5年生の時。
普段通り、居間に布団を敷いて寝ていたら、突然金縛りにあったのです。
身体が動かないのはもちろん、息もかなり苦しい金縛りでした。
まぁ年頃の子どもにはもっと身体的な理由で金縛りにあうこともあるそうですから、それが必ずしも心霊体験だったと言い張るつもりはありません。
ただ翌朝知ったことですが、育児猫が金縛りに遭った晩、母は近所で亡くなった方の通夜に行ってきたそうです。
とにかくその日を境に、育児猫はかなりの頻度で金縛りに遭いました。
20年ほど続いたと思います。
結婚してからはそういえば一度も金縛りには遭っていません。
実家の斜め前が墓地だったことが関係しているかもしれないし、ただの思い込みかもしれません。
初めてはっきり見たのは・・・
金縛りに遭うようになってすぐに「みえる」ようになったわけではありません。
金縛り中にはいろいろ声が聞こえたり、気配を感じることはたくさんありました。
たいてい相手は男の人でした。
金縛りに遭う数秒前には「あ、くる」とわかるようになっていたので、きつく目を閉じるようにしていました。
なぜなら当時姉も金縛りに遭っていて、一度目を開けたまま金縛りに遭ったら、目を閉じれなくてすごく怖い思いをしたと話していたのです。
ですから、育児猫は金縛りの時は、必ずぎゅっと目を閉じるようにしていました。
金縛りにしか遭っていないころは、正直自分でも半々でした。
「身体的精神的な疲れからくる金縛りかもしれない」と思っていたのです。
初めて育児猫が、起きているときにはっきり明らかにおかしなものを見たのは、18歳くらいの時のことです。
それまでも「あれ?」と感じることはありましたが、
「気のせいだろう」で済ませてきました。
でもある晩、育児猫の実家の前で当時の彼氏と長話していたときのこと。
ふと墓地の方を見ると、緑色の影が道路の真ん中に立っていたのです。
なんというか煙のような薄い存在感でしたが、確かに女性でした。
その女性は普通に歩いて、墓地に入っていきました。
今のも気のせいか・・・?と流そうと思っていたけれど、
ふと彼の顔を見ると顔がこわばっていたんですよねぇ。
そう彼にも見えていたようです。
そのときは話し合うきにもなれず、無言で別れたのですが、
翌々日「この間、何か見えた?」と聞いたところ。
「影のうすい女の人が墓地に向かって歩いて行った」とだけ言っていました。
どうも同じものを見ていたようです。
こうなってしまうともう、気のせいでは済まなくなります。
そしてこの件で「あぁ、みえるんだ」と意識してからというもの、じゃんじゃん見えるようになってしまうのです。
もっと怖くなりそうなところで、今日はおしまい。
↑こちら1クリックで応援よろしくお願いいたします。
では今日はここまで。
諸事情により、ランキングボタンかなり下に設置しています。
よろしかったら1クリックで応援お願いいたします(*- -)(*_ _)ペコリ