劇団四季大好きなんです
実は育児猫は劇団四季が大好き。
独身の頃、何度も舞台を見に行きました。
『ライオンキング』『ジーザスクライスト』『美女と野獣』『マンマ・ミーア』など、熊本から博多の劇場まで足を運んだものです。
交通費だけで往復10000円近くかかり、チケットがS席でおよそ10000円。
少なくとも20000円はかかってしまうのですが、十分その価値があると思っていました。
席はやはりS席がお勧めですね。
同じ作品を二度三度見る方なら、A席やB席からも見ても面白いかもしれませんが、初めての時はぜひS席をゲットして、その感動や興奮を間近に感じてほしいです。
ちなみに育児猫は『ライオンキング』は二度観に行っていまして、二回目はA席に座ってみました。
キャッツといえばキャッツ劇場
『キャッツ』といえば東京にキャッツ専用劇場がありますね。
ネコ好きで演劇好きの育児猫。
いつか『キャッツ劇場でキャッツを観る』という野望を長いこと持っていました。
それが2021年、福岡に久しぶりの『キャッツ』上陸。
育児猫そわそわしました。
結婚してからは一度も観劇したことはありません。
旦那はそれほど興味がないですし、二人で行くと倍お金がかかっちゃいますからね。
子供が生まれてからは尚更考えられませんでした。
お金の面でも、時間的な面でも無理。
育児猫家の子供は怖がりで、特に音には敏感です。
劇場の演出にはまだ耐えられそうもありません。
2時間強の時間に10000円以上払っているのに、子供がおびえるからといって外に出るのは辛いです。
実際泣く子を何とか黙らせようと、客席で頑張るお母さんをたまに見かけますが、周りからかなり白い目で見られています。
そんなこんなで10年以上、劇団四季から足が遠のいていました。
でもずっと見たかった『キャッツ』!
しかもこのキャッツ公演を最後に、福岡から劇団四季は撤退するらしい。
今度九州に上陸するのはいつかわからない。
東京に行ける日がいつになるかもわからない。
色んなところで広告を見るたびにそわそわする育児猫。
そんなそわそわ育児猫を見かねて、旦那が「行って来たら?」といいました。
そう言われても、
「ええ、でももったいないし、いつかキャッツ劇場に行きたいし・・・」とためらう育児猫。
でも旦那は
「そんなに好きなら、10000円の価値はあるでしょう。東京にはいつ行けるかわからないし、行かないかもしれないし、いったとしてもチケット取れないかもしれないでしょう?キャッツ劇場に行ける日が来たら、また行ったらいいじゃない」と言われ、
「それもそうだな」
と納得。
やれることは今やっといた方がいいですよね。
で、先日観劇してきましたよ。
キャッツのついでに、母の休日
夕方からの開演でしたが、お昼から育児猫は母業の休業を頂きました。
2か月前にも映画観に行かせてもらったばかりで申し訳ないのですが、ウキウキではありますw
お小遣いももらって、久しぶりにキャナルシティ(福岡・博多の劇場がある複合商業施設)へ。
キャナルシティの中に入ると、いたるところに足跡がw
通路や
エスカレーター
こらこら、そんなところは危ないよ。
到着が早すぎたので、まだ劇場は閉まっていました。
そりゃ、そうだ。
腹ごしらえして、落ち着こう
育児猫は九州在住ですが、なかなか博多までは出かけません。
育児猫からすると、博多は都会過ぎて落ち着きません。
東京近郊に住まれている方からすると、鼻で笑われちゃいそうですがw。
でもせっかく博多まで出てきたのだから、ここでしか食べられるないものを食べようと、案内マップとにらめっこして決めたのが
『カフェオットー シクロ』
というカフェ。
帰ってから調べたら、なんとチェーン店だったのにはショックを受けましたがwww
このカフェでは劇場かシネコンのチケットを見せるとコーヒーかアイスコーヒーをサービスしてくれるのです。
もちろん何か一つオーダーしなくてはなりませんが。
この時点で会場まであと1時間というところでしたので、暇つぶし用に持ってきた本をもって眺めのいい席へ。
オーダーしたのは
いちごパフェ(ネーミングはもっとおシャレだった気がするけれど、忘れたw)、なんと1300円!
高い!
都会は怖いわぁ;;
まぁたまにはいっか。
ちなみに中に入っているスポンジケーキの様に見えるものは、チーズケーキですっごくおいしかったです。
眺めもいいし、コーヒーもパフェも美味しくて満足でした。
いよいよ『キャッツ』観劇です
とにかく素晴らしかったの一言です。
オープニングの演出で「あぁ久しぶりにこの世界に帰ってきたなぁ」と感慨深く、早くも泣きました。
ラム・タム・タガーのセクシー投げキッス(多分私にしてくれた)
ミストフェリーズの魅惑のバレエダンス
グリドルボーンの体中を突き抜けるようなソプラノ
グリザベラの胸が震えるメモリー
シラバブも加わっての会場が震えるメモリー
全てが良かったです。
途中から泣いてるんだかなんだかわからなくなりました。
最後には力いっぱいの拍手を送りました。
何度も何度もカーテンコールが行われ、観客はスタンディングオベレーション。
歓声をあげられない分、拍手と姿勢で興奮を伝えました。
キャッツの話の内容を詳しく書くことはここではしません。
私自身が、先に内容を知りたくないタイプの人間なので。
ただ、少しだけ注意事項を書かせていただくと、もし観劇初体験もしくはあまり観劇したことがない方が『キャッツ』を観るのであれば、ストーリーを追わないほうがいいですよ。ということですね。
キャッツには主人公が存在しません。
個性的な無限の可能性と強い心を持ち、人間に飼われることを拒否して人生(猫生)を謳歌しているジェリクルキャッツ達。
彼らの一人一人(一匹一匹)が主人公です。
映画キャッツでは主人公がはっきりしていたそうですね。
劇場を白紙の状態で楽しみたかったので、私は映画は見ていません。
でも姉と姪が映画館でみており、「キャッツ見に行くんだぁ」と話したら、
「あ~白猫が主人公のやつね」と余計な情報を吹き込まれたため、最初は当惑しました。
なぜなら舞台『キャッツ』には主人公がおらず、それぞれの猫が自分の個性的な猫生を紹介していく・・・という流れになっているので、「誰が主人公で、どんな関係なの?」と考えながら観ると訳が分からないうちに終わってしまう恐れもあります。
特に先に映画の「キャッツ」を見ちゃった人。
映画「キャッツ」と劇場の「キャッツ」は別物です。
気を付けて下さいね。
『キャッツ』次は名古屋へ
博多での公演は4月17日まで。終わったら、次は名古屋公演だそうです。
お近くにお住まいで、まだ見たことない方は一度足を運ばれてみてはいかがですか?
猫よりも猫らしい、気高く、好奇心旺盛で、力強く、柔軟で、個性一杯の猫たちに会えますよ。
今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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