ウユニ塩湖とは
皆さんウユニ塩湖をご存じでしょうか?
ウユニ塩湖とは南米ボリビアの中西部にあるウユニという都市から車で1時間ほどの距離にある台地のこと。
アンデス山脈に囲まれた塩の台地。
見渡す限り真っ白なのだそう。
ウユニ塩湖というと「湖なのだろう」と思う方が多いかもしれませんが、実は普段は白い台地なんですって。
なぜ塩があるかというと、アンデス山脈が海底から隆起したときに、大量の海水を持ち上げてそのまま乾燥したため、塩がのこったと考えられているそうです。
ウユニ塩湖が有名になったのは、空と大地の境目がない、美しい絶景が見られるからですよね。
このような美しい絶景がみられる理由は、簡単に言うとウユニ塩湖が平らだから。
ウユニ塩湖は岐阜県ほどの広さがあるにもかかわらず、その高低差が50cmほどしかないのだそう。
それほど平らな塩の大地に雨が降ると、流れ出すことなく、大地の上に平らに水が膜をはり、まるで広大な鏡のように天と地がつながる絶景を生み出すということです。
行ってみたいなぁと思っている人も多いでしょうし、育児猫も行ってみたい場所の一つです。
ウユニ塩湖じゃないと見れないの?
しかしですよ。
そもそもウユニ塩湖的な絶景はウユニ塩湖じゃないと見れないのでしょうか?
平らな水面で底が白っぽくて浅ければいいのよねぇ。
つまり遠浅で白っぽい砂浜の海岸なら似たような風景を見ることもできるのではないか?
育児猫は以前からそんな風に思っていました。
そんなわけで海に家族で出かけると、ウユニ塩湖的な風景が見れないものかと、カメラを構えたことはありますが、なかなか思うような風景は撮れませんでした。
芦屋海浜公園は福岡のウユニ塩湖?
しかし、先日かなりウユニ塩湖的な写真をスマホに収めることに成功したので、ご紹介いたします。
それがこちら。
あ、ユゥヨ部長、今月は上の写真でお願いします。
タイトルはそうですね「長男とウユニモドキ」
どうでしょう、これ?
結構ウユニ塩湖っぽくないですか?
この写真は「あしや砂像展」の準備をしているところを見学していた時に、誰もいないほうの海で撮ったものです。
芦屋海浜公園の砂はかなりきめ細かくて、少し白っぽい茶色なんですよ。
その砂の質と、遠浅なこと。
あとはこの日は波も穏やかで風もほとんどなかったことが、良かったんだと思います。
欲を言えばもう少し青空が見えていたらなぁ・・・
ウユニ塩湖に行けたらそれが一番だけど
ウユニ塩湖に行けたら、それが一番だけど、現実にはなかなか難しいですよね。
それにウユニ塩湖でも、必ずしもあの絶景が見れるわけではありません。
まず雨季と乾季があり、当然雨季に行かなくてはあの絶景には出会えません。
雨期だけど晴れていて、しかも程よく雲があって、そして無風の日。
そんな奇跡的な日にしかあの絶景は見れないのです。
割合で言うと、雨期の5日に1日くらいでしか出会えないのだそう。
お金と時間をかけて、高山病と戦いながら(ウユニ塩湖は富士山の頂上付近と同じくらいの高度にあります)1週間粘っても、見れない時は見れない南米の絶景を探しに行くよりも、国内の遠浅のきれいな海岸で無風の日を狙ったほうが現実的かな・・・と思うのであります。
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