論理脳パズル
当ブログで毎週土曜日に開催しております「子どもと脳トレシリーズ」でたまに出題する「論理脳パズル」。
最近では↑の記事で次男君用に出題しました。
この論理脳パズル、苦手な人にはすごくわからないらしくて、解きづらいとのこと。
今日は、順を追って解説したいと思います。
↑の記事の論理脳パズル版ですね。
論理脳パズル 初級編を解いてみましょう
問題:バナナが好きなのは誰?
①あきお君はすいかが好き
②理科が得意な人は国語が得意な人の左隣
③たろう君は真ん中
④ももが好きな人はスイカが好きな人の隣
⑤しんじ君は算数が得意
⑥国語が得意な人は端っこ
①~⑥の文をヒントにして、↓の埋めていきます。
まず③からたろう君が真ん中なのが分かります。
②と⑥から、国語が得意な人は右端で理科が得意な人は真ん中だとわかります。
そのため算数が得意な人は左端。
⑤から左端はしんじ君
あきお君は空いている右端
④からももを好きな人は真ん中。
よって、問題のバナナをすきな人は左端のしんじ君となります。
実際に表に書き込んでみてくださいね~
論理脳パズル 中級編解いてみましょう
今回は「子どもと無料で脳トレ 宝探し第75弾」で出題した論理脳パズルを開設していきますね。
問題「かんた君の好きな色は?」
①赤がすきな人はパソコンが欲しい
②ゲームが欲しい人は白がすきな人の2つ左
③積み木が欲しい人はカードが欲しい人の左となり
④カードが欲しい人は青が好き
⑤ラジコンが欲しい人は白がすきな人の2つとなり
⑥こうた君は黒がすきな人のとなり
⑦しんじ君は緑が好きな人の左となり
⑧かんた君はたいち君より左
⑨いおり君はかんた君より左
初級編のようにヒントの文章1つだけで、埋めることができるマスはありません。
しかし「②ゲームが欲しい人は白がすきな人の2つ左」から、白が好きな人は下の表の青〇のどこかだとわかります。
そしてゲームが欲しい人は赤✖のどこかですね。
また「⑤ラジコンが欲しい人は白がすきな人の2つとなり」だとあります。
ラジコンが欲しい人はゲームが欲しい人の逆側に置くしかありませんね。
ということは、ラジコンが欲しい人は白がすきな人の2つ右となりときまるので、
上のようになりますね。
「ゲーム=ゲ」のように単文字表記にしますね
次は「③積み木が欲しい人はカードが欲しい人の左となり」と
「④カードが欲しい人は青が好き」がカギになります
③からカードが欲しい人は↑の青〇のますのどちらかとなります。
④で、カードが欲しい人は青が好きなので、中ではありませんね。
よって、↓の表のようになります
「①赤がすきな人はパソコンが欲しい」から
「⑦しんじ君は緑が好きな人の左となり」から、緑がすきな人は右端になることがわかります(左端に緑がすきな人を書いたら、しんじ君を書く場所がなくなりますから)
そして「⑥こうた君は黒がすきな人のとなり」も一緒に書き込むと
上のようになります。
あとは
「⑧かんた君はたいち君より左」
「⑨いおり君はかんた君より左」
の二つを合わせて考えると左からいおり、かんた、たいちとなるので
表が完成しましたねw
よって、問題の「かんた君の好きな色」は白でした。
論理脳パズルの良さ
論理脳パズルを解くと、短い文章をたくさん丁寧に読めるようになると思います。
算数や理科などの問題文を、丁寧に読めない子は意外と多いです。
家庭教師時代、算数の文章題の中にある数字を探して、
「足せばいいの?かければいいの?」と聞いてくる子が後を絶ちませんでした。
論理脳パズルを解くことで、どの文章にどんな語句が書いてあって、それぞれどんな関係なのか?をじっくり検討する癖をつけることができると期待しています。
また①から⑨の番号が振ってあっても、番号順に考えることにこだわらないことを身に着けることにも有効だと思っています。
意外と順番にこだわる子は多いのですよねぇ。
最初の問題が難しすぎて、そこに執着しすぎて2番以降を全然解けなかったみたいな子もすごく多かったです。
そういう弱点が出ないように、小さいころから楽しんで論理脳パズルで遊んでおくと、ひょっとしたら文章題に強くなれるかも・・・
育児猫はアインシュタイン式論理脳ドリルを3冊持っていまして、こちらを参考に問題を作っています。
本家は幼児向けから大人向けまでいろいろ出版されているので、興味のある方はぜひ書店などで探してみてくださいね。
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では今日はここまで。
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