皆さんのお宅ではペットを飼われていますか?
ブロガーの皆さんは、かわいいペットを家族の一員として
紹介されていることも多いですね。
育児猫は動物が好きです。
ペットを飼うことで子供たちにたくさんの得難い経験を
させてあげることができると知っています。
でも・・・残念ながら。
今日はそんなお話を書きたいと思います。
育児猫のペット遍歴
育児猫は幼少のころ、様々な動物を飼育しました。
田舎出身なので、周りからうるさくいわれることもなく、飼いやすかったというのもあるでしょう。
猫・犬・うさぎ・シマリス・鶏・金魚・亀・・・などなどです。
育児猫は特に猫が大好きで、猫との思い出は色々そのうち書きたいなぁと思っています。
犬は短い期間でしたが、そのほかの動物たちとはそれなりの期間をともに生活しました。
毎日卵をもらいに行く鶏が、どこかでこっそり温めていたヒヨコを突然連れてきた朝のこと。
どうしても一緒に暮らせなくなってしまった犬が、遠くに引き取られていった日のこと。
シマリスに嚙まれると死ぬほど痛いこと。
屋台の金魚は短命であること。
可愛がっていた猫が車にはねられて他界した日のこと。
育児猫は色々なことや感情を、
生き物を通して学んだように思います。
今振り返るとペットを飼うことにはたくさんの意味がありました。
ペットを飼うメリット
子供にも大人にも様々なメリットがあるのですが、一応このブログは『育児日記』を関していますので、今日は子育て目線からのメリットをご紹介します。
子供の情緒が安定する
これは大きなメリットですよね。
犬や猫はもちろん、鳥やそのほかの小動物でも、
それぞれの方法で飼い主に愛情表現してくれます。
このことが子供の情緒を豊かにして、
安定させてくれるそうです。
子供が辛い時や孤独な時、心の支えになる
育児猫にも覚えがあって、父親に理不尽に怒られたとき。
学校でいじめられたとき。
姉とケンカしたとき。
様々なタイミングで、猫を抱きしめ、ゴロゴロいってもらい、慰められたものです。
また共働きで、家に大人が常に入れない家庭で、犬が1頭いたら子供に孤独を感じさせることが少なくなるでしょう。
これもペットを飼う大きなメリットの一つですね。
他者の気持ちを考えられるようになる
ペットを飼う際には様々なお世話が必要になりますね。
気もち悪くないようにトイレをきれいにする。
お部屋を掃除する。
お水や食べ物をきちんと準備する。
ひょっとしたら、旅行を諦めることだってあるかもしれません。
でもそうやってお世話を続けることで、他者への気遣いを育むことができるでしょう。
命の大切さを学べる
命の大切さは言葉だけで伝わるものではないと思います。
死んでしまったら、どれほど望んでも2度と会えないこと。
触れ合えなくなること。
やり直しは効かない、命は一人一人に一つずつ。
すべての生き物に等しく一つずつ与えられた、かけがえのないものだということ。
それは『死』を実際に経験して初めて実感できることかもしれません。
ペットを飼っていれば、別れに直面することは少なくありません。
育児猫もたくさんの別れを経験し、たくさん泣きました。
でもそのおかげで、生きている自分を大切にしたいと思えるのかもしれません。
ペットを飼うデメリット
ペットを飼うときにはメリットだけでなくデメリットもあります。
コストがかかる
犬1頭の生涯にかかる費用は、小型犬で350万円。
大型犬になると570万円位になるとのこと。
狂犬病の予防注射、混合ワクチン、登録料、食費、医療費、ケージ、おもちゃ、ホテル代などなど。
もちろんペットの種類によってかかる費用はまちまちですが、全く費用が掛からないということはないでしょう。
育児中の家庭であれば、その分子供の教育にかけたいと思われる方も少なくないと思います。
アレルギーを発症することがある
これは育児猫も経験したことですが、ペットを飼っているとアレルギーを突然発症することがあります。
この発症のタイミングを事前に予測することは困難です。
子供がアレルギーを発症した場合に、薬で症状を抑え続けるのか、ペットを手放すのかの選択を迫られることになるかもしれません。
室内の掃除をこまめにしたり、シャンプーしたり、空気清浄機を置いたりすることである程度防ぐことは出来るようですが、絶対の対策とは言えないでしょう。
ペットを飼うと家が傷む
犬や猫などのある程度の大きさの動物を飼うと、爪で床や壁に傷がつく。
おしっこを失敗する。
カーテンにぶら下がる。
匂いがついてしまう。
などのダメージは避けられないと思います。
もちろん、好きな人は気にならないことですし、しつけやその動物の性格によっても度合いは変わります。
それでも全くダメージがないということは、あまり期待できないでしょう。
育児猫家の決断
育児猫家では、哺乳類・鳥類は飼わないという結論に達しました。
育児猫の希望は「飼いたい」です。
しかし、様々なアレルギーを抱えている旦那が嫌がること。
そして旦那が建ててくれた家を傷めたくなかったこと。
が、大きな要因です。
あ、旦那が早死にしたら、飼うと思います。
子供達に動物を飼うという経験をさせてあげられないことには心苦しさを感じます。
自分自身はとてもいい経験だったと思っているから。
ただ、旦那も子供のころ動物を飼っていたそうなんですが、むしろ嫌な思い出のほうが多いようなんです。
動物を飼えば必ずいい経験ができるってわけではないんでしょうね。
飼いたい気持ちは強いけれど、動物を飼うことで旦那と育児猫が不仲になるようなことがあったら、それは子供たちにとって、不幸なことでしょう。
なので旦那が生きている間は我慢することにしています。
飼うことができる範囲でペットを飼います
育児猫家では、哺乳類や鳥類は諦めました。
手間やお金のかかる熱帯魚なども無理です。
でも、子供たちとキャンプで捕まえたカブトムシやクワガタムシ。
湿地帯で捕まえたザリガニやメダカなどを飼育しています。
基本的に玄関までしか入れないので、家を傷める心配がありません。
子供たちの癒しにまではなれないでしょうが、責任感は育むことができるでしょう。
なにより生命の神秘を感じてくれたらうれしいなぁと育児猫は考えています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ぽちっち頂けると大変光栄です