2022年の夏から生ごみを庭に撒いています
2022年夏休みから、育児猫家では生ごみのたい肥化にチャレンジしています。
やり方はシンプルで、生ごみを庭の一角に撒いて上から軽く土をかぶるだけです。
1m×1mの広さの土を2カ所用意していて、片方に1~2か月生ゴミを撒いたらもう一方の土に交代という感じです。
ただし肉や魚などの動物性たんぱく質は、市の指定のごみ袋に入れて捨てます。
動物性のタンパク質は腐敗すると、ハエを呼び込んでしまいます。
ハエがくるとウジ虫も湧きます。
もちろんGもやってきます。
大発生してしまうと、ご近所迷惑にもなりますからね。
それに腐敗臭もすごいですから、動物性たんぱく質は収集車にもっていってもらうようにしています。
きちんとしたコンポストを使えば動物性たんぱく質も分解できるそうですが、とにかく手軽に始めたかった育児猫。
まずは野菜くずや卵の殻などだけを庭に撒くことにしました。
生ゴミを庭に撒いてよかったこと
なんといっても捨てる生ごみが減りました。
育児猫は普段、生ごみはガレージにある冷凍庫でいったん冷凍して、ごみ収集日に捨てています。
生ごみたい肥化を始める前は、2~3日で冷凍庫がパンパンになることも珍しくなく、ゴミ捨ての日が待ち遠しかったです。
でも今は生ゴミ用の冷凍庫はスカスカ。
動物性のごみと植物性のごみを分けるようになって分かったのですが、生ごみって圧倒的に野菜くずが多いんです。
キャベツの芯と外葉。
柑橘類の皮。
リンゴの芯。
イモ類の皮。
などなど。
野菜や果物の皮は重くはないけれど、かさばるんですよねぇ。
こういったものはすべて庭に撒くようになったので、生ごみの量がかなり減りました。
当然ゴミ袋にも余裕が出てきましたので、家中の不用品を探して少しずつではありますが、捨てることが出来るようになりました。
また、生ごみが土に戻っていく過程がわかるのも、子供達には良い経験になっています。
育児猫家の土はもともと、赤土を入れただけのやせた土地です。
ですから、植物を育てるのには適していません。
でも生ごみを撒いている一角だけ、かなり土壌が改善された気がします。
実際捨てたかぼちゃの種が芽吹いて、最終的に実がなりました。
一個だけでしたけれど。
このかぼちゃの話はまた別の記事にまとめますが、種を水耕栽培して別の場所に植えてみても大きく育たなかったので、たい肥が効いているのは間違いないと思います。
生ゴミたい肥化を初めて残念なこと
庭に捨てるだけなんだけれど、実は意外とめんどくさいです。
今までは野菜も魚も肉も全部一緒に同じビニール袋に入れて冷凍して捨てればよかったのですが、たい肥化のために野菜くずは別の容器に入れなくてはいけません。
100均で買った、水きり付きの保存容器に野菜くずを入れるのですが、これがあんまり大きくなくて、1日分入りきらないこともあります。
そうすると一日二回庭に撒きに行く必要があり、めんどいです。
まぁ基本は長男の仕事なんですが(言い出しっぺだし)、日中は育児猫が行くしかありません。
また分解が進みやすいように、粗みじん切りする必要があります。
試しにキャベツの外葉を一枚そのまま埋めてみたのですが、やはり分解に時間がかかります。
めんどくさいですが、ある程度細かく刻んで庭に撒くことにしています。
今後も生ゴミたい肥化を続けるか?
今年の夏から始めた生ゴミたい肥化。
きっかけは長男の「生ゴミを減らしたい」という思いに応えるためでした。
めんどくさい面もあるにはありますが、ゴミが減るのはいいことですし、今後庭で色々育ててみたいと思っていますので、可能な限り続けていきたいと思っています。
コンポストなどで悩んでおられる方には、まず「動物性たんぱく質だけ普通に捨てて、他で始めてみない?」と提案したいですね。
まぁある程度の広さの庭が必須にはなりますけれど。
植物性の生ゴミだけを使ったたい肥は、嫌な臭いはほとんどしませんし(あ、ネギ類は捨てないようにしています)、手軽ですよ~
では今日はここまで。
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