慎重な旦那と雑な私
育児猫の旦那はかなり慎重な性格で、当然そのぶん失敗も少ない人です。
何事もおおざっぱな育児猫からすると「めんどくさ～」と感じることも少なくないですが、いろいろと頼りにしている面も多いです。
例えばお出かけ前の施錠確認や忘れ物チェック。
イベント前のタイムスケジュールなど。
旦那に任せておけば、何とかなると思っているため、育児猫の雑度はさらにレベルアップしており、旦那無しでのお出かけは無理かもしれません・・・
しかし、旦那の慎重な面は必ずしも長所として働くわけでもありません。
旦那とのお出かけは、たいてい時間通りには進みません。
準備に時間をかけ、さらに確認にも時間をかけるため、出発の時間はたいてい３０分ほど遅れます。
じゃあその分早く準備すればいいじゃない？と思われるかもしれませんが、はやく起こしても、なぜか確認作業に入るのは出発ギリギリ。
そもそも旦那は早起きが苦手。
そう旦那は慎重だけど計画的な人ではないのですよ。
さすがに子供の運動会とかは時間通りに出るのですけどね。
で、育児猫は旦那の確認作業を「早くして！」とイライラしながら待つわけです。
イライラするけど、確認作業のおかげで忘れ物に気づくこともあるので、まぁどっちもどっちなんですよねぇ。
無事故無違反
旦那は育児猫と結婚してから１０年強。
ずっと無事故無違反でした。
まぁスピード違反で捕まらなかったのは、運が良かったという面もありますけどね。
でも基本的には安全運転だし、旦那は運転技術にかなり自信を持っています。
旦那も若いころにはバイクの自損事故で大けがしたり、カーブを曲がり切れずに車が廃車になったりと、いろいろあったようです。
何度か痛い目に遭って「安全第一」と思うようになったのでしょう。
育児猫も旦那の運転を信用していますし、旦那の助手席には安心して乗っていられます。
駐車場で
先々週のことです。
旦那は普段１８時くらいには帰ってくるのですが、２０時過ぎても帰ってきません。
育児猫は「残業珍しいなぁ」と思いながら、心配していました。
２１時前にやっと帰ってきた旦那は、明らかに顔色が悪い。
何か大問題が起きたのか？と思った育児猫は
「大丈夫？」と声を掛けました。
すると旦那は「事故っちゃった・・・」と。
旦那の車はハイエースなのですが、出庫する際に隣に停まっていた車にぶつけてしまったのです。
旦那曰く「そこに車があるのはわかっていたのに、完全に意識から抜け落ちていた」とのこと。
う～ん。わかっていたのに、ぼーっとしたってこと？
旦那の顔色の悪さから、誰かにケガでもさせちゃったのか？と育児猫も身構えました。
しかし幸い、相手の車には誰も乗っていなかったし、旦那もけがはしていません。
あとでこっそりハイエースを見たところ、側面の下の方が塗装ははがれていませんでしたけれど、まぁ少し凹んでおりました。
警察を呼んだり、保険会社に連絡したりで、帰宅が遅くなったとのことでした。
立ち直れない旦那
育児猫は「大変だったけど、誰もケガしなくて不幸中の幸いだったね」と声を掛けて、いつも通りご飯を出しました。
ところが旦那は事故のことで頭がいっぱい。
結婚して初めて、旦那は出されたご飯を完食できませんでした。
自分でも「凹んでる」という旦那。
う～ん。
自分で自分の慎重さに自信があるだけに、落ち込みっぷりも半端ありません。
育児猫はそういえば今の家に引っ越してしばらくのち、ガレージの入り口にミラーをぶつけて、ミラーがもげたことがあるんです。
そのときは・・・普通にご飯食べたなぁ。
どんな風に声を掛けたらいいのかわからぬまま一週間強。
長女の運動会あたりから、やっと旦那も調子が戻ってきたようです。
やっちまったことは仕方ない。
以降、さらに気を付けて運転してもらうしかありませんね。
旦那の凹みっぷりを見て、めんどくさいなぁと思いつつ
まぁ育児猫にはもう少し、反省が必要かな・・・と思う出来事でした。
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