たくさんアルバイト経験があります
以前もかいたことがありますが、育児猫はたくさんのバイト経験があります。
小学生から始めた新聞配達はとにかくつらかった思い出です。
でもアルバイトはつらかったことだけではありません。
バイト先で知り合った人と仲良くなって、遊びまくったこともありますし、恋愛に発展したこともあります。
そうそう、旦那との出会いも学生時代のアルバイトなんですよねぇ。
新聞配達・家庭教師・ハンバーガーショップ・焼肉屋・ショットバー・カラオケボックス・・・これくらいかしら?
とにかくいろいろやりましたねぇ。
このようにたくさんのバイト経験があるわけですが、実は一度だけクビになったことがあるのです。
それは高校生のころ働いたドーナツショップでのことでした。
高校生でドーナッツショップ
育児猫が通った高校ではバイトが認められておりました。
高校に入学して最初に採用されたのが、ドーナツショップでのバイトでした。
時給はいくらだったかなぁ。
今から30年ほど前のことなので、思い出せません。
新聞配達以外でのバイトはドーナツショップが初めて。
今思うと育児猫にとって、初めての接客仕事がドーナツショップだったんですねぇ。
覚えることがたくさんあって、大変でしたが、バイトの方も社員の方も親切でしたし、新聞配達のように寒かったり暑かったり怖かったりはしないし、雨に打たれる必要もないしで楽しく働いておりました。
何より、クローズまでバイトすると、残ったドーナツをもらえるのがうれしかったですねぇ。
おかげで太りましたけれど。
デパートの中にあるショップだった
育児猫がバイトしていたドーナツショップは、デパートの中にありました。
九州地方では結構多かったデパートですが、今は一店舗もありません。
そのデパート近辺が、育児猫の地元民にとっては唯一の繁華街で、バイト前後にデパート内をうろちょろして時間をつぶすことがよくありました。
そのため育児猫は当時、返却式のコインロッカーに高校の制服やバイトの制服を預けて、遊ぶということをよくしておりました。
しかしこの行為が育児猫の楽しいバイト生活を終わらせてしまうきっかけとなったのです。
制服をロッカーに入れたまま帰ってしまう
とある日曜日。
育児猫は昼から夕方までのシフトでバイトして、脱いだ制服を洗濯のために持ち帰ることにしました。
でもその日は夕方から友人と遊びに行く約束をしていたので、デパートのコインロッカーにバイト先の制服を預けたのです。
デパートの閉店は21時。
育児猫は友人と遊び惚けて、ロッカーの中の制服のことをすっかり忘れていました。
気づいたのは帰宅後。
でも翌日シフトは入っていなかったので
「まぁ明日取りに行けばいっか・・・」と軽く考えたのです。
ところがデパートのコインロッカーは(どこでもそうかはわかりませんが)、閉店後鍵がかけっ放しになっていたら、店員さんが中を開けて確認するのです。
ロッカーの中身を見た店員さんはすぐにドーナツショップの店長さんに連絡して、育児猫の制服を届けに行ったのです。
そんなこととはつゆ知らず、育児猫は翌日コインロッカーに制服を取りに行きました。
すると中身が空っぽ!
で、あわててインフォメーションセンターに行って「かくがくしかじか」話すと、係の方が「かくがくしかじか」説明してくださいました。
この時点でも育児猫は別に慌てていませんでした。
まぁちょっとカッコ悪いけれど、今から制服をバイト先に取りに行って持って帰って洗濯すればいっかくらいにしか考えていなかったのです。
翌日
ところがバイト先に顔を出した育児猫に店長は長々と説教をしました。
「こんなことは初めてだ」
「私は店長として、とても恥ずかしかった」
などなど、いろいろ言われました。
育児猫としてはうつむいて聞いておくくらいしかできず、黙って座っておりました。
長いお説教の後、店長は
「もう来なくていいから」とおっしゃいました。
育児猫は驚いて
「え?」と聞き返したと思います。
店長は「君はクビ。もう来なくていいよ」とはっきり言いなおされました。
今思い返しても、「ちょっと厳しくない?」と思わなくもないんですよねぇ。
でもたぶん、それ以外のところで店長は思うところがあったんだと思います。
このブログでもたびたび書いているように、育児猫はかなりガサツな性格なのでああいうイメージが大事なお店には向いてなかったのかなぁ。
このバイトをクビになって、一番がっかりしたのは父でしたねぇ。
仕事終わりにタダでもらえるドーナツがなくなったことと、家族や知り合いが2割引き位で購入できたので、散々知り合いに「あそこのドーナツショップで娘が働いているから、いつでも行って」みたいに言いふらしていましたからねぇ。
父には結構叱られました。
バイトをクビになった理由は話せませんでした。
ただ「バイトやめた」とだけ言ったような気がします。
クビになったことを受け入れるのに時間がかかったし、結構落ち込んでいたし、あのときはもっと寄り添ってほしかったなぁと思う今日この頃です。