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美容師さんとの相性

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くせ毛になってしまった

美容室ネタの連投です。

www.ikujineko.com

若いころはスーパーストレートと言っても過言ではないくらい、育児猫の髪はまっすぐかつ適度な細さで、自分の髪が好きでした。

色も染めていなかったので黒かったですが、うっすら栗色くらい。

染めたりパーマしたり10代の頃は何度か経験しましたが、20代になってからはほぼワンレンストレートロングで通していました。

 

しかし子供を産んでから、女性は色々体質が変わることがあります。

育児猫もいろいろ変わりましたが、結構悩んだのが髪質の変化です。

 

出産後、急にウネウネとくせが出てきたのです。

それに30代後半くらいからチラホラと白髪も出始めました。

 

実は育児猫は赤ちゃんだった頃、すっごい天然パーマだったそう。

モンチッチみたいだったらしいのですが、何を思ったか2歳くらいの頃、父がほぼ丸坊主にしたのです。

それ移行、ずっとストレートだったのです。

 

小学生の頃は天然パーマにあこがれて、父の坊主事件を恨んだものですが、年頃になってからは感謝していました。

 

でも出産を機に、もとの髪質に戻ってしまったということなのかもしれませんね。

 

気の合う美容師さんがいたけれど

黒い髪に白髪はやっぱり目立ちます。

ただでさえ高齢出産なのですから、子どもたちが恥ずかしい思いをしないように、カラーリングが必須となりました。

 

そしてくせ毛をうまく落ち着かせてくれる美容師さんとの出会いを求めて、今の地域に住み始めてから、10件くらいの美容室に行ってみたと思います。

 

でもどこもしっくりきませんでした。

 

なかでも一番困った美容師さんを思い出したので、書いておきます。

その美容師さんは育児猫と同い年。

始めて美容室を予約して伺った時には、すごく会話が弾んで普通に友達になれるんじゃないかと思う位、楽しかったです。

 

お店はきれいで、モノトーン調でまとめてあり落ち着いていました。

 

それにキッズコーナーがありました。

(長男は育児猫にべったりで離れませんでしたけれど・・・)

 

カットとカラーをお願いしていて、そのときは確か次男を妊娠中だったので、とにかく手のかからない髪形にしてほしいとお願いしたのです。

つまり、今後長期間美容室に行けないかもしれないから、ある程度短くしてほしい。

癖があるから、癖が出ても気にならないようなカットにしてほしい。

ということですね。

 

で、仕上がりは悪くはありませんでした。

 

それなりに満足して家に帰ったのですが、一度家で洗ってブローしたら、さぁ大変。

爆発するのです。

もう本当に葉加瀬太郎位の爆発っぷり。

 

ワックスくらいでは落ち着かないし、そもそも出産したら、ワックスなんてさわりたくありません。

見た目はあんまり気にしない育児猫ですが、さすがにこれは少々まずいだろうと思いました。

 

翌日電話してやり直してもらうことに

翌日お店に電話してみると

「担当は今日休みなのですが、責任をもってカットしなおします」と言ってくださったので、予約してお店に行きました。

 

担当してくださった美容師さんが休みなのは、むしろラッキーだと思いました。

あの美容師さんはたぶん下手なのでしょう。

だから、やり直してもダメな確率が高いと思ったのですよ。

 

ところがお店に着くと、出迎えてくれたのは昨日カットしてくれた美容師さんでした。

 

美容師さんは

「すみませんでした。休みでしたけど、責任を感じて休み返上して出勤してきました」

というのです。

 

みなさん、この状況どうします?

断れますか?

 

私はまぁまぁ空気クラッシャーだし、アイアンハートの持ち主だと自負しているのですけれど、断れませんでした。

 

すごく気が合ったこと。

同い年くらいで、小さなお子さんがいることを知ってしまったこと。

そして休みをわざわざ返上してやり直したいと言っていること。

 

色々考えて、断れず、結局もう一度カットしてもらうことにしました。

 

そして仕上がりはやっぱり悪くなかったのですけれど・・・

翌朝は短めの葉加瀬太郎の出来上がり。

 

さすがにもう電話しませんでした。

 

地元で行きつけの店へ

ちょうどその一週間後、姉の家に行きました。

姉は育児猫の髪形を見て「美容室に行った方がいい」と一言。

「ですよね・・・」

 

という感じで地元の行きつけのお店に行きました。

 

ちなみに姉も同じ美容室に長く通っています。

 

そして行きつけの美容室の先生のおかげで、なんとか葉加瀬太郎は卒業することが出来ました。

 

ず~っと同じ店に通っていたせいで気づかなかったのですけれど、カットが上手な先生は下準備の時間が長いのです。

しっかり濡らして、ブラシでざっくりわけて、細かいブラシに持ち直してまた細かく分けて・・・

先生曰く、癖を読むのにどうしても必要な作業なのだそう。

 

育児猫を葉加瀬太郎に変身させた美容師さんは濡らしてブラシでさばいたら、すぐにカットしてたなぁ。

 

それに一気にバッサリ切ったりしませんね。

少しずつ少しずつ、バランスを見ながらカットしていきます。

 

時間がかかるのです。

でも仕上がりはばっちり。

翌日も爆発したりしないのです。

自分でブローして、心の中で「先生マジですげぇ」と感服いたしました。

 

この行きつけのお店はカット+シャンプーでおよそ5000円。

地元では少しお高めですけれど、それだけの価値があるお店だと思います。

 

でも育児猫の住まいは福岡。

行きつけの美容室は熊本。

髪を切るためだけに帰れる距離ではありません。

 

そして美容師さんとどれほど気があっても、葉加瀬太郎は困ります。

 

そんなわけで育児猫の美容室ジプシーは続くのでした。

 

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では今日はここまで。

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