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アンパンマンのマーチ やなせたかしさんが込めた気持ち

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アンパンマンのマーチとは

アンパンマンのマーチ」はアニメ「それいけ!アンパンマン」のオープニング曲ですね。

アンパンマンをあまり見たことない人でも、口ずさむことくらいは出来るのではないでしょうか。

 

アンパンマンのマーチ

作詞:やなせたかし

作曲:三木たかし

歌 :ドリーミング

で、1988年にリリースされています。

 

同じく1988年に「それいけ!アンパンマン」のアニメの放送が始まって以来、ずっと「アンパンマンのマーチ」が主題歌として使われ続けています。

 

先日アンパンマンについての記事を書きました。

www.ikujineko.com

 

するとブコメid:hamasansuさんが

アンパンマンのテーマ曲は大人の我々こそ聞かなければならない歌だ!」という上司がいて、講習などでよくかかる曲ですというコメントを下さいました。

 

そう、実はアンパンマンのマーチは、結構深いのです。

今日はそのことについて少し書きたいと思います。

 

アンパンマンのマーチの歌詞

そうだ うれしいんだ

いきる よろこび

たとえ むねのきずが いたんでも

 

なんのために うまれて

なにをして いきるのか

こたえられない なんて

そんなのは いやだ

 

いまを いきる ことで

あつい こころ もえる

だから きみは いくんだ  ほほえんで

 

そうだ うれしいんだ いきる よろこび

たとえ むねのきずが いたんでも

 

ああ アンパンマン

やさしい きみは

いけ みんなのゆめ まもるため

 

 

なにが きみの しあわせ

なにをして よろこぶ

わからないまま おわる

そんなのは いやだ

 

わすれないで ゆめを

こぼさないで なみだ

だから きみは とぶんだ

どこまでも

 

そうだ おそれないで みんなのために

あいと ゆうきだけが ともだちさ

 

ああ アンパンマン

やさしい きみは

いけ みんなのゆめ まもるため

 

ときは はやく すぎる

ひかる ほしは きえる

だから きみは いくんだ ほほえんで

 

そうだ うれしいんだ いきる よろこび

たとえ どんなてきが あいてでも

 

ああ アンパンマン

やさしい きみは

いけ みんなのゆめ まもるため

 

 

実はアンパンマンのマーチは3番まであるんですね

アニメのオープニングとして使われている部分にラインを引きましたが、実は2番なことがお分かりいただけると思います。

オープニングとして使われるのが1番じゃないって結構珍しいですよね。

 

1番が採用されなかった理由は、はっきりしていませんが、やはり「幼児向けのアニメのオープニングとしては重たい」というのが一番かもしれません。

 

そもそもアンパンマンのマーチって軽快な音楽にそぐわず、歌詞が重いなぁって感じたことありませんか?

 

「愛と勇気だけが友達さ」って、アンパンマンは孤独なんだなぁとか、

「わからないまま終わる」って、恋愛ドラマなら失恋か?とおもうけれど、アンパンマンだと終わりはやっぱり死・・・?

というような違和感を私は結構感じていたのです。

 

アンパンマンにはモデルがいた?

これはやなせたかしさん本人がはっきりおっしゃっているわけではないのですが、やなせたかしさんの弟さんがアンパンマンのモデルではないかと考えられています。

やなせたかしさんが「弟は子供の頃、コンパスで書いたような丸顔だった」と著書で書いておられるからです。

そしてやなせさんは、長年弟さんが特攻隊で(人間魚雷『回天』)で戦死したと思い込んでおられたそうです。

後々生存者によって実は弟さんは特攻隊ではなかったということが判明しています。

 

しかしアンパンマンのマーチを作詞したころ、まだやなせたかしさんは弟さんが特攻隊で亡くなったと考えていて、若くして特攻隊として散った弟さんがモデルなのではないか?と随分うわさになったようです。

実は、やなせたかしさんご本人はそのことを否定されておられます。

一方で歌詞に特攻隊を思わせるような文言が多い理由を「弟と最後に言葉を交わした記憶が残っていたのでしょう」とも語っておられます。

 

つまり「弟に捧げる歌」ではないけれど、戦死された弟さんのことを胸に抱いて書いた歌詞だということなのでしょう。

そう思うと、

「なんのために うまれて なにをして いきるのか」

「そうだ うれしいんだ いきる よろこび」

「たとえ どんなてきが あいてでも」

のような歌詞は、重く悲しく、響きますよね。

 

ばいきんまんにアンパンチする件について

そういえば先日「やなせたかしさんがアニメのアンパンマンの暴力行為について語られたことはないと思いますが(私の知る限り)、おそらく複雑な胸中だったと思います。」と書いたのですが、実はやなせたかしさんが「アンパンチ」について言及されたことがあることを知りました。

 

「けんかもせず、摩擦をおそれ、何もしないで成長する子供はいますか?自分が子供の頃は、よくチャンバラごっこをやったけど、だからって私は殺人はしませんよ」

と生前コメントされていたとのこと。

 

またアンパンは食品で、ばいきんに攻撃するということは、すなわちワクチンを作るようなものという、説明をされたこともあるようです。

「いや、それはちょっと子供には伝わってないと思いますよ。」と私はやなせたかしさんに言いたい。

 

ただこれらの発言、結構後年なんですよね。

私はやっぱり本来の「アンパンマン」とはズレてきている気がするんですよねぇ。

途中で気持ちが変わったということなんでしょうか・・・

まあ、私も結構な負けず嫌いなので、自説を完全に否定するのが嫌なだけかなw

 

ちょっともやっとしたオチで申し訳ありません。

 

では今日はここまで。

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