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腸炎の思い出

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20年ほど前、お腹を派手に下しました。

育児猫がまだ独身で、家庭教師をしていたころの話です。

 

とある夏の日、育児猫はお腹が緩い日が続いておりました。

 

まぁ下していると言っても、コントロールが効く程度でした。

www.ikujineko.com

熱が出るわけでもないし、すっごくお腹が痛い訳でもないし・・・

病院には行かずに、普通に仕事を続けておりました。

 

お腹が緩い状態が一週間ほど続いたでしょうか。

下しすぎて、出てくるものがサラサラに・・・を通り越して

なにやら透明なゲル状になってきました。

 

さすがに「病院に行った方がいいかな?」と感じました。

 

でも当時育児猫は受験生を5人受け持つ家庭教師だったのです。

 

受験生にとって夏休みはとても大事な時間です。

育児猫のスケジュール帳は授業で朝の8時から23時までみっちり埋まっていました。

 

そのため、お尻からゲル状のものが出ているにもかかわらず、育児猫は仕事を続けていました。

コロナ禍後の今なら「いや、病院行っとけ。迷惑だから」と突っ込むところですが、あの当時は自分の都合で授業に穴を開けたくない気持ちの方が大きかったのです。

 

授業中、高熱が・・・

そうやって緩いお腹をごまかし誤魔化し過ごして、10日ほど経った頃のことです。

 

生徒の部屋で授業中、突然すごい悪寒が襲ってきました。

夏なのに寒くて寒くて、でも顔から変な汗が止まりません。

 

生徒にお願いして、冷房を止めてもらったものの、震えが止まりません。

 

みるみる顔色が悪くなる育児猫に、明らかにビビる生徒。

 

育児猫は「ごめん。体調が悪いみたい。今日は早退します」と生徒に伝えて、玄関へ。

 

ちなみに当時バイクで仕事に行っていた育児猫ですが、とても運転できる状態ではありません。

当時里帰り中だった姉に電話して、

「ごめん。迎えに来て」とお願いして、玄関で待たせてもらうことにしました。

 

生徒とお母さんが心配して、玄関先で横たわる育児猫に布団をかけてくれました。

 

結局無理をしすぎたら、余計迷惑をかけるという典型的な例ですね。

 

数十分後、慌てて迎えに来てくれた姉の車に乗り込み、育児猫は帰宅しました。

 

翌日ついに病院へ

その日はすでに夜だったので、家で解熱剤を服用しておとなしくして、翌日近くの病院を訪れました。

病状を伝えると、

「腸内検査を行いますので、今日一日断食してください」と言われました。

 

そして、1.5Lの下剤と、0.5Lの下剤の2種類を2時間ほどかけて飲むように指示されました。

 

下剤を渡してくれた薬剤師の方は、

「少し飲みづらいかもしれないので、味を変えたくなったらこちらを下剤に溶かし入れてください」と黄色い小さな袋を一包下さいました。

袋を振ると顆粒状の何かが入っているのがわかりました。

 

下剤との闘い

この2Lの下剤が、すっごくまずくって・・・

他の方のブログでもお見掛けしたことがありますが、とにかくまずいんですよねぇ。

 

基本は味のうす~いスポーツドリンクなんですけど、微妙にとろみがついているのが苦痛。

今から飲まなくてはならない人が目にしたら申し訳ないのですが、育児猫はその下剤をコップ1杯飲みながら

「誰かの唾液を飲まされているようだ・・・」と感じてしまいました。

 

もうそんな風にイメージしてしまったら・・・

味云々よりも、生理的に受け付けないのですよ。

 

「こんなの2L飲み干すなんて、絶対無理だ」と感じた育児猫。

薬剤師さんが渡してくれた、黄色い味変用の粉末を思い出しました。

 

黄色い顆粒の正体は

黄色い袋に入った顆粒、皆さんなら何味をイメージしますか?

まずい薬の味味変用の黄色い顆粒。

 

育児猫は深く考えず完全に「レモン味」だと思い込んでいました。

 

生ぬるくって、ちょっととろみがついている飲みづらい液体を爽やかな風味で飲みやすくしてくれるのを期待したのです。

 

そしてコップ一杯分の下剤に、少量の黄色い顆粒を混ぜて飲んでみました。

 

脳内は完全にレモン受け入れ状態で、一口飲んだ瞬間育児猫はむせました。

 

口内に充満する甘い味と人工的なトロピカルな香り。

そう、黄色い顆粒はまさかのパイナップル味だったのです。

 

下剤にパイナップルは合わないよ・・・?

なぜレモンじゃないの?

いや、もっと飲みにくいよ・・・;;

 

結局育児猫は、何度も吐きそうになりながら、残りの下剤を味変なしで飲み切りました。

 

検査結果腸炎でした

翌日全身麻酔で受けた検査結果は「腸炎」でした。

 

いやぁ腸炎って、きついんですねぇ。

 

2日間入院、その後は服薬で回復しました。

 

この腸炎で育児猫が学んだことは

「体調不良は素直に認めたほうがいい」ということ。

 

そして「飲む前に味は確かめろ」ってことです。

 

コーヒーと思い込んで飲む、コーラはまずいですからねぇ。

 

いやでも、思い込みがなかったとしても、下剤にパイナップルは合わないと思います・・・しつこいんですけど。

 

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では今日はここまで。

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