戸建てにお住いの皆さん。太陽光発電設置してますか?
育児猫家は九州。
九州電力は時期によっては8割の電力を、太陽光発電で賄うこともあるそうです。
九州は晴れの日が多く、日照時間も長く、そのうえ土地が安いので太陽光発電システムの導入が進んでいるのですよね。
2018年に建築した育児猫家にも太陽光発電は搭載しております。
最初から搭載するつもりで、屋根を南向きに片流れにしました。
出来るだけたくさんのパネルを設置するためです。
また屋根に穴をあけずにパネルを設置できるように、最初から工務店さんと話し合っておきました。
これから売電価格はどんどん下がっていくらしいですが、それでも家庭内で電気を作ることができることにメリットはあるのでしょうか?
育児猫家の太陽光発電の発電量や売電価格をご紹介。
また設置にかかった費用もご紹介します。
太陽光パネルの枚数
育児猫家が採用した太陽光パネルはカナディアンソーラーです。
なぜカナディアンソーラーにしたかと申しますと、その時見積もりを取った5社の中で圧倒的に安い価格で設置してくれる設備業者の見積もりがカナディアンソーラーだったからです。
日本では太陽光パネルも国産のものが人気がありますね。
でも割高ですし、はっきり言って性能もほとんど変わりません。
保証期間も育児猫が購入したときには、違いはありませんでした。
もちろん保証期間は保証する会社がなくなれば意味がない訳ですが、日本の会社だからって倒産しないわけではありませんしね。
育児猫家の屋根には300wのパネルが24枚、計7.2kw設置してあります。
パワーコンディショナー一台で賄える最大枚数です。
屋根のスペースにはまだ余力がありましたが、パワーコンディショナーをもう一台増やしたとしても、ぎりぎり10kwに届かなかったので、パワーコンディショナー一台の最大値を狙いました。
ちなみに育児猫家が太陽光パネルを設置した2018年には、10kw未満だと売電価格が1kwhあたり28円で10年間売電可能でした。
10kw超えると売電価格は26円と下がりますが、20年間売電可能でした。
20年売電できたほうがいいかなぁとは思ったのですが、載らないものは仕方ありませんからねぇ。
しかも九電は結局電力が余ることも出てきていて、10kw越えの産業用太陽光発電からの買取をストップしたこともありましたから、結果オーライだったかもしれません。
ちなみに2021年度で10kw未満の太陽光パネルを取り付けると売電価格は19円/kwh。
2022年度は17円/kwhと、年々下がっていますので、現在設置を検討中の方は参考にされてください。
設置費用
育児猫家の太陽光パネルは
カナディアンソーラー
300w×24枚
パワーコンディショナー1台
接続箱1台
カラーモニター1台
ケーブル
工事代
電気工事代
全て込々で105万円でした。
ちなみに新築時に設置することで、足場代がかかりませんでした。
これは5社ほど見積もりを取った中でぶっちぎりに安かったです。
一番高いところは200万を超えていました。
太陽光パネルを設置しようと検討されている方は、必ず複数の見積もりを取ることを強くお勧めします。
売電価格
2020年
字がだいぶ小さいですねぇ
2020年
1月 購入電力量352kwh 金額 9,856円
2月 購入電力量340kwh 金額 9,520円
3月 購入電力量572kwh 金額16,016円
4月 購入電力量746kwh 金額20,888円
5月 購入電力量854kwh 金額23,912円
6月 購入電力量698kwh 金額19,544円
7月 購入電力量413kwh 金額11,564円
8月 購入電力量535kwh 金額14,980円
9月 購入電力量432kwh 金額12,096円
10月 購入電力量700kwh 金額19,600円
11月 購入電力量720kwh 金額20,160円
12月 購入電力量394kwh 金額11,032円
2020年合計
購入電力量6,756kwh 金額189,168円
2021年
1月 購入電力量349kwh 金額 9,772円
2月 購入電力量530kwh 金額14,840円
3月 購入電力量553kwh 金額15,484円
4月 購入電力量883kwh 金額24,724円
5月 購入電力量810kwh 金額22,680円
6月 購入電力量615kwh 金額17,220円
7月 購入電力量554kwh 金額15,512円
8月 購入電力量468kwh 金額13,104円
9月 購入電力量383kwh 金額10,724円
10月 購入電力量607kwh 金額16,996円
11月 購入電力量527kwh 金額14,756円
12月 購入電力量432kwh 金額12,096円
2021年合計
購入電力量6,711kwh 金額187,908円
天気の違いもあるので、2020年と2021年では劣化による低下はほとんどわからないレベルだと思います。
設備屋さんの説明では、10年間で最大1割程度性能が落ちるとのことでしたので、今のところ順調だと言えるでしょう。
太陽光発電、十分もとは取れるのか?
これは設置にどれくらい費用をかけるかによりますね。
育児猫家の場合、設置費用が105万円。
年間の売電価格が平均18万円だとすると10年間で180万円。
十分儲けが出る計算になります。
しかもこれは家庭で使った余りの電力を売っている状態です。
つまり電気代が安くなっているはずなので、その分まで考えれば今後かなりひどい損傷などを負わない限りは、十分でしょう。
ただし、上でも書きましたが、売電価格(電力会社から見ると購入価格)はどんどん下がっています。
2022年に契約して、育児猫家と同じだけの太陽光パネルを搭載する場合は、年間売電価格はおよそ11万程度。
10年間故障なしだとしても設置費用に110万円以上かけると金銭的なメリットはほとんどないと思います。
それに太陽光パネルをどのように廃棄するのか、これから法整備が進んでいくでしょう。
廃棄時に大きな負担がかかる場合には、結局マイナスになってしまうかもしれませんね。
もちろん太陽光発電は再生可能エネルギーですから、地球にやさしいエネルギーですし、エコという観点ではいいものだと思います。
でも家計を考えるとそれだけでは・・・ね?
今一番気になるのは、設置から10年経った時に家庭用蓄電池がもっと安価でよいものが出回っているかどうか?ですね。
今はまだ高すぎて手が出ません。
育児猫家のガレージには念のため200vのコンセントが作れるように配線だけは引いてあります。
あと7年弱の間に良い蓄電池か電気自動車が、適正価格で発売されるとうれしいのですが、どうなることやら。
最後に
今日は育児猫家の太陽光パネルが、どれくらい発電してどれくらい稼いでいるか(←表現w)をご紹介しました。
すでに設置しているのだけれど、他の家のほかのメーカーのパネルと比較してみたい方。
これから検討されている方の参考になれば幸いです。
ではきょうはここまで。
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