それしかないわけないでしょう

 

ヨシタケシンスケさん、ご存じですか?

ヨシタケシンスケさんは絵本作家です。

2013年『りんごかもしれない』でデビューされた方です。

 

育児猫家の本棚には絵本が数百冊あります。

 

www.ikujineko.com

この絵本たちは

①童話館から届いた本

②子供が選んだ本

③育児猫が選んだ本

こんな風に大きく3つに分けることができます。

 

「りんごかもしれない」は、↑の分類だと③。

育児猫が書店で見かけて一目ぼれ。

すぐに購入した絵本です。

 

1つのりんごを発見した子供が

「あれはリンゴに見えるけれど、本当はりんごじゃないかも・・・。ひょっとしたら大きなさくらんぼかも・・・」などと空想を膨らませていくお話です

 

自由で柔軟な発想に感銘を受け、子供達にもいろいろな視点を持ってほしいなぁと思って買いました。

 

もちろん読み聞かせながら、そんな小難しい話をしたりはしません。

「あんご・いんご・うんご・・・・・んんご」のくだりは、全員で読んだり、とにかく楽しく読んでいます。

購入してからそろそろ8年ですが、今でも子供たちが寝る前の読み聞かせにたまに持ってくる我が家の人気絵本です。

 

他にもヨシタケシンスケさんの絵本持ってます

なつみちゃんとお母さんの攻防。

幼児の自由過ぎる発想についていけないお母さんのあるある・・・共感の嵐です。

お風呂に入る支度の途中で服が引っかかって脱げなくなった男の子の心のうちを、見事に表現してあります。

はじめて読んだ時には、笑いすぎて涙が出てきました。

こちらは子供向きの絵本ではありません。

全てのお父さんに読んでほしい名著です。

お母さんが出産した瞬間、頼りない父も誕生するというところから、話は始まります。

 

読むと「いや、俺こんなにひどくないし」という方も多いと思いますが、ぎくりとすることも多いはず。

さらっと読めるので、『父のバイブル』として手元に持っていてほしいです。

 

この本は実は少し炎上したらしいです。

でも「ここは違うだろ」って思ったとしても、その時点で

「こんな考え方もあるんだな」と視野が広がったと考えたら、無駄ではないですよね。

 

「あんなに あんなに」は、涙なしにはよめません。

「あんなに欲しがったのに・・・もうこんな」と、忘れられたおもちゃに始まり、

「あんなに小さかったのに」

「あんなに泣き虫だったのに」

などなど、子育てにまつわる「あんなに」が詰まっています。

 

こちらは子育て中の方はもちろん、子育てが終わった方にも読んでほしいです。

 

実はこの絵本は旦那がサプライズで育児猫にプレゼントしてくれたものです。

初めて読んだ時には、嗚咽しそうになって大変でした。

 

それしかないわけないでしょう

育児猫家にあるヨシタケシンスケさんの本をご紹介しましたが、今回のメインはこちら。

『それしかないわけないでしょう』です。

 

わが家にあるヨシタケシンスケさんの作品の中で、最も子供たちに人気がある絵本です。

 

「未来はたいへんなことばっかりなんだ」と兄に吹き込まれておびえる女の子。

でもおばあちゃんに「そんなことないわよ。未来はひとつじゃないんだから」

と言われて、子供らしい自由な発想で未来に思いをはせる。

そんな内容です。

 

先日「塾の勧誘を受けた長男」の記事で、「賢いお子さんですね」など過分な誉め言葉を頂いて大変うれしかったです。

 

www.ikujineko.com

 

特に「選択肢から答えを選ばずに、自分なりの答えを出す」という点をお褒め頂きました。

そんなコメントに照れながら、「あれ?なんだろう。こういう状況なんかで見たなぁ」と考えて思い出したのが「それしかないわけないでしょう」の1シーンなんです。

 

作中で主人公のおばあちゃんが

「おとなは よく『コレとコレ、どっちにする?』とかいうけれど、

どっちも なんか ちがうなーっておもったときは、

あたらしいものを じぶんで みつけちゃえばいいのよ!」

と主人公の女の子に話して聞かせるページがあるのです。

 

今まで長男が「僕もそう思う」とか言葉にしたことはないけれど、絵本からやっぱり学んでいるのだなぁと感じました。

 

子供さんに自由な発想を持ってほしいと願っている方には、ヨシタケシンスケさんの本は一通りお勧めできます。

なかでも「それしかないわけないでしょう」は、育児猫の一押しですよ。

 

最後に

今日はヨシタケシンスケさんの本を中心に書きました。

絵本は「名作と言われているものを選んでおけば間違いない」という考えがあります。

育児猫も基本的にはそう思っています。

 

でもこれからの時代を生きていく子供たちに、今を生きている作家さんの絵本を読んであげるのも、やはり必要なことなのかなぁと思います。

 

ついでに書き足しますと、ヨシタケシンスケさんの作中のお母さんは、ほぼ笑っていません。

まぁまぁ仏頂面です。

育児に携わっていたら、ずっと笑顔でいるのは至難の業ですよね。

仏頂面なんだけれど、ちゃんと子供と向き合っている。

そんな等身大のお母さんの姿が、ヨシタケシンスケさんの絵本の人気の一端を担っているのかなと思います。

 

では今日はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございました。