わたしは木のおもちゃをおすすめします
突然ですが、おすすめの木のおもちゃシリーズを始めたいと思います。
わたくしこと育児猫は普段からお金をかけずに賢い子を目指しています。
そのために
「本を好きになってもらう」
「自然と親しんでもらう」
「早寝早起き朝ごはん」
などに気を配っています。
他にも出来るだけ、テレビや動画に頼らないことを大事にしています。
ですから家庭内にキャラクターもののおもちゃは、ほとんど存在しません。
育児猫も100均にはお世話になっています。
特に折り紙や粘土などの消費物。
落書き帳なんかも助かりますね。
シャボン玉液も100均にお世話になっています。
モンテッソーリのお仕事を家で用意していた時にも、100均にはお世話になりました。
シールやトングなどは100均で揃えましたねぇ。
そうそう先日、育児猫もしょっちゅうお邪魔しているにゃー将軍さんのブログで
愛娘チャプちゃんのモンテッソーリチャレンジの様子が紹介されていましたよ。
我が子のときのことを思い出して、幸せな気持ちになりました。
いろいろ100均にお世話になっていますが、プラスチック製のおもちゃは基本的に買いません。
すぐに壊れたりボロボロになったりして捨てなくてはならないからです。
捨てずにとっておくと邪魔で仕方がないですからね。
それに育児猫は「壊れたら新しいのを買えばいい」と子供に学んでほしくなかったのです。
出来るだけ、いいもので長く遊んでほしい。
そんな風に望んでいる方には、ぜひ木のおもちゃをおすすめしたいです。
木のおもちゃの王様 プラステン
ドイツのニック社が販売している「プラステン」はヨーロッパで『木のおもちゃの王様』と呼ばれています。
5色のリングが10個ずつと木の5本の棒が付いた台。
さいころとひもがついています。
さいころとひもは、ほかのものでも構わないと思います。
リングの大きさは赤ちゃんが飲み込めないサイズになっているので安心です。
本当にシンプルな作りのおもちゃで、「一体こんなおもちゃで何をして遊ぶの?」と考える人も少なくないようです。
でもこのおもちゃは本当に長く様々な遊び方ができる上に、賢くなれそうな要素がたくさんあるんですよ。
ちなみに育児猫家の子供たちが二階の子供部屋で遊ぶときには、9割越えの確率でプラステンを使っていますよ。
プラステンの遊び方
実際に育児猫家の子供たちがどんなふうにプラステンで遊んできたか、ご紹介したいと思います。
生後6か月ころから
まずはガラガラの代わりに、ひもなどに通して持たせてみました。
これは再現したものなのですが、次男が赤ちゃんだった頃は、もっと肌触りのいいひもを用意して作っていました。
振って遊んだり、ひもやプラステンをガジガジしたりして楽しんでいましたね。
しっかりお座りできるようになったころには
100均で買ってきたタッパーにカッターで穴をあけて、マスキングテープで切り口を保護したものを用意しました。
裏側までこんな風に保護してます。
このタッパーにプラステンのリングを一つずつ入れて見せます。
「ぽとーん」と言いながら入れて見せると、食いつきが良かったですね。
穴の大きさはぎりぎりの方が楽しめます。
育児猫家の穴は12×38mmサイズになっています。
長男は無言で、次男と長女は「ぽとーん」と言いながら、たくさん入れていました。
全部入れたら、また床にばらまいて最初から。
この遊びもかなりモンテッソーリ的ですね。
1~2歳
上でご紹介したタッパーなどの遊びから、お片付けが楽しめるようになります。
木の棒に差していくだけなんですけど、子供たちは集中します。
最初は色は気にしないでとにかく差します。
しばらくすると、勝手に色分けするようになってきます。
片付けも色分けも、本人がしたくなったときにさせてあげるようにしてください。
「赤はここでしょ?」みたいに間違いを指摘すると子供はやる気をなくしてしまいます。
3歳から5歳
幼稚園の間は、お料理の材料やお金の代わりとして活躍します。
つまりおままごとのツールですね。
色が違うので、白が1円玉。黄色が5円玉。というように成長につれて使い分けることが出来るようになってきます。
もちろん単純にばらまいてあそんだり、おはじきにして遊んだり、ドミノ代わりにすることもあります。
小学生~
まだおままごともします。
でも年長さんくらいから、並べ方に変化をつけて楽しむようになります。
本人なりに規則性を見つけてそうですねぇ。
最近では
こんな並べ方も楽しんでいますよ。
プラステンの良さ
プラステンは様々な年齢で遊ぶことができ、いろいろな用途があります。
でもそれだけではなくて、まず見た目が美しいと思います。
リビングに置いておいても目障りではありません。
普段は子供部屋に置いてありますが。
子供のおもちゃがたくさんリビングにあると、すごく雑然とした雰囲気になるのですが、プラステンはそんな感じはしません(感じ方には個人差があるとは思いますが)。
プラステンを買ったのは長男の1歳の誕生日でしたから、買ってから8年経っています。
でも古びた印象はありませんよね?
キズや汚れもありません。
おもちゃとしてはちょっとお高いですが、長い年月使用できるので、十分元は取れると思います。
またうるさくないんですよね。
プラステンのリング同士がぶつかっても、優しい音です。
これは木のおもちゃ全般に言えることかもしれませんね。
あとリングは小さいので失くしちゃいそうだと心配される方もいますが、リングは一つずつ買い足すことができるんですよ。
実際育児猫も今まで2個なくしましたが、無事に買い足すことができました。
育児猫みたいなうっかり屋さんでも安心です。
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最後に
どんな遊びでも、親はして見せるだけで、強要しないことは大切ですよ。
食いつきが悪かったとしても
「今は時期ではないのだな」と納得してください。
いいおもちゃを買うと、つい押し付けてしまいたくなりますが、子供には子供の都合があるのだということを忘れないでください。
時々親が遊んで見せる。
あとは「そのうち楽しめたらいいな」位の気持ちで見守っていれば、そのうち上手に遊べるようになると思います。
ちなみに今回の写真はほとんどブログ用に育児猫が再現写真を用意したのですが、最後の写真の状態でプラステンを放置していたら、次男と長女がいろいろ遊んでいましたよ。
なるほど。ちょっとずつずらして積み上げてるんだね。
長女のは高くできているし、次男のは大きくずらせているねぇ。
どちらもなかなかの力作でした。
それでは今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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