子どもは無鉄砲な生き物です
今週のお題は「人生最大のピンチ」ですね。
自分の半生を振り返ると大小さまざまなピンチがありました。
正直に言えば、最初に思い出すのは「小指のない社長と一緒に入ったホテル」の話です。
当ブログを以前から読んでおられる方は覚えておられるかもしれませんね。
この経験以降は、多少危険察知能力が向上したような気がします。
いや年頃を過ぎてきたから、危険な目に遭う回数が減っただけかもしれませんw
いろいろ危ない目に遭いましたが、今日は育児猫が中学3年生の頃に遭った危険について書こうと思います。
実は育児猫の両親は、性教育をまったくしませんでした。
いつからかわからないけれど、そういうことを親に聞いちゃいけないということだけは、早い段階で理解できていました。
兄と姉の存在がありましたから、どういうことが性行為なのか?
どうしたら妊娠するのか?などの知識は小学5年生の時点ですでにありました。
それでも自分自身がそういうことの対象になりえるということを実感してはいませんでした。
あくまでも物語の中の出来事だったのです。
ですから常に育児猫は無防備で、無鉄砲な子供でした。
しかしきちんと親が性教育してくれていたら、もっと危険を回避することが出来たでしょう。
当たり前ですけれど、子どもって教えてもらわないと知らないことがたくさんあるのです。
だから育児猫は子供達には性教育を行っています。
性教育の記事と言えば
にゃー将軍のこちらがオススメ。
育児猫は何をどうするか知っていましたが、知らないとどのように迷走してしまうかがわかります。
育児猫家の性教育、何をどんなふうに教えているかは、また別の記事に書きますね。
深夜に窓を開けて受験勉強
育児猫の実家は結構な田舎のなかの住宅地にあります。
夜の10時も過ぎると静かなものです。
実家は貧乏だったので、子供部屋の一つ一つにエアコンはありませんでした。
当時は夏と言っても夜になれば、気温がある程度下がっていたし、日中も35度を超えることなんてありませんでした。
そんな実家での中学三年生の夏、育児猫は受験勉強していました。
まぁ正確に言うと勉強するふりをしていました。
新聞配達のために深夜2時に起きる父と一緒に起きて、教科書や参考書を開いて本を読んだり漫画を読んだり寝たりしていました。
育児猫の部屋は道路沿いの1階でしたから、深夜二時から煌々と明かりがついている窓は目立っていたことと思います。
そして暑いし、猫を飼っていたので猫の出入りのために窓を細く開けていました。
当時は猫って、完全な室内飼いは可哀そうだと言われていたのですよね。
それで好きな時に出入りできるように窓を開けていたわけです。
あまり関係ありませんが、ネコの名前は「ごま」でした。
皆さんこの後の展開が読めてきましたねw
午前三時に窓を開けたまま寝てしまう
ある日いつものように父と午前2時に起きて、部屋で勉強するふりを始めました。
その日はごまも早々に深夜のお散歩に出かけていき、特にやることもなく(いやあるけど)、すぐにウトウトしてしまいました。
どれくらい眠ったのかわかりませんが、長Tシャツの寝巻で寝ていた育児猫。
何やら太ももあたりがもそもそする違和感で目が覚めました。
「あれ?父さんが戻ってきて、毛布でも掛けてくれてるのか?それともごまが戻ってきたのかな?」
と思って薄眼を開けると・・・
なんということでしょう。
靴を履いたままの見知らぬお兄さんが、育児猫の太ももをなでているではありませんか!
人間はびっくりしすぎると思考が停止するのでしょうね。
お兄さんも育児猫が起きたことに気づいて、静止しました。
たぶん見つめ合ったまま、5秒くらい経過したのではないでしょうか?
先に我に返ったのはおにいさん。
自分の口に人差し指を当てて「し~っ」
その瞬間、「あ、これ声をださないといけないやつだ!」と反射的に理解した育児猫。
かなり大きな声で「たすけてぇぇええ」と叫びました。
おにいさんはあわてて侵入したであろう窓から逃げていきました。
大きな声が出せた理由
性教育は全くおこなわなかった両親ですが、「悪い奴にあったらとにかく大声をあげろ」ということだけは教えてくれていました。
そして育児猫は三年間声を出す部活に入っていたことと地声が大きいことが相まって、そうとう大声を出すことが出来ました。
カラオケボックスでカラオケするとトイレにまで育児猫の歌声が響き渡るほどです。
今思えばあのおにいさんもかなりビビっていたのでしょうね。
お陰で声だけで撃退することが出来ました。
ただ、かなりの大声でかなり長い時間叫んでいたにもかかわらず、母も姉も起きていきませんでしたねぇ。
ですから結局、警察を呼んで被害届を出したりはしませんでした。
今思うとこれもかなり微妙な話ですね。
親はめんどくさかったのか、恥ずかしかったのか・・・。
わかりませんが、娘を守らねば!みたいな気概は、両親からは全く感じられませんでした。
本当に無事でよかったなぁ。私。
子どもの危険察知能力を育てましょう
自分が無事だったのは本当にラッキーだったと思います。
当時の育児猫には性行為等の知識はあったけれども、自分が性犯罪の被害者になるかも・・・という発想はゼロでした。
ですから、非常に無防備だったのです。
危険察知能力は外遊びなどで鍛えることが出来る部分もあります。
自然の中で遊び、ちょっとケガをしたり怖い思いをすることで、自然と「ここまでは大丈夫。これ以上は危ないぞ」と学ぶことが出来るのです。
ただ相手が犯罪者である場合には、それだけでは不十分ですね。
こんな事件があるよ。
こんな悪い奴がいるよ。
こんな怖い目に遭うかもしれないよ。
こんな風に自分を守ろうね。
育児猫は、母として子どもたちのことをどれほど大事に思っているか。
だから、自分のことを大事に守ってほしいと思っている。
こういう話を常日頃から口に出して伝えるようにしています。
では今日はここまで。
諸事情により、ランキングボタンかなり下に設置しています。
よろしかったら1クリックで応援お願いいたします(*- -)(*_ _)ペコリ