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【おむつなし育児】 3人の子供に実践して感じたメリットデメリット

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おむつなし育児とは

おむつなし育児って聞いたことありますか?

育児猫には3人の子供がいますが、3人ともおむつなし育児を実践しました。

 

おむつなし育児というと、「おむつを使わずに育児する」と誤解されることがありますが、おむつは使います。

おむつなし育児とは「おむつの外に排泄する機会を作る育児」です。

 

長男を出産した時点で育児猫は36歳。

出来れば子供が3人欲しいと希望していたため、立て続けに出産する必要がありました。

自分の体調なども気になりましたが、おむつのこともすごく気になっていました。

もしも長男のおむつ外れが遅くて5歳まで外れなかったら、紙おむつを同時に3人分買うことになるわけです。

おむつ代も気になるけれど、ゴミも大変そう。

それに自分のストレスもかなりの物だろうと予想できました。

 

赤ちゃんの時の排泄物はそれほど匂いませんが、5歳にもなれば立派な排泄物です。

 

長男が5歳で、2番目も5歳で、3番目も5歳までおむつが外れなかったら・・・。

こういう状況で頑張っておられる方もいらっしゃるでしょうが、育児猫は出来れば避けたかったのです。

 

かといって、3歳くらいのイヤイヤ期にお互いに疲弊しながらトイレトレーニングするのも辛そうだ・・・

 

そんなことを悩んでいたときに知ったのが、おむつなし育児なのです。

 

赤ちゃんの「気持ち悪い」に気づいてあげれる。それがおむつなし育児です。

育児猫は長男を妊娠中に様々な育児本を読みましたが、その中で出会った本の一つにおむつなし育児について書いてありました。

 

育児猫は本に載っていた文章に衝撃を受けます。

『動物の赤ちゃんは本能的に自分の身体を排泄物で汚したくない。人間の赤ちゃんも同じで、本能的に排泄物で自分の身体を汚したくない。でも大人がおむつをはめて、おむつの中で排泄することに慣れさせてしまうのだ』と。

 

年の離れた弟や、姪っ子甥っ子のおむつ交換を何度もしたことがあった育児猫には覚えがありました。

赤ちゃんが泣くので、「おしっこ出て気持ち悪いのかな?」と思っておむつを外すと赤ちゃんに元気よくおしっこをかけられるという経験。

あれは赤ちゃんが「おしっこ出たよ~」と泣いていたのではなくて

「おしっこしたいよ~。気持ち悪いよ~」と泣いていたのかもしれない。と気付いたのです。

 

「そうか。赤ちゃんもおむつの外でおしっこしたいのかぁ。当たり前だよね」と思った育児猫はおむつなし育児を実践しようと長男を妊娠中に決意します。

 

誤解のないように繰り返し書きますが、おむつなし育児とはおむつを使わない育児ではなく、おむつの外に排泄させる機会を作る育児ですよ。

 

おむつなし育児をどんなふうに実践したか

育児猫は「あ、赤ちゃんが今おしっこしたそうだ」と思ったら、おむつを外してあげるということを生後すぐから始めました。

もちろんうんちのときもです。

これを繰り返していると、おしっこするときやうんちするときにどんな顔でするのか、どんな声を出すのかがわかるようになってきます。

 

最初は全然わからなかったので、暇なときはずっと外して長男をみていました。

首が座ったころから、おまるにささげるようになりました。

おまるにおしっこを初めてゲットしたときの妙な達成感は忘れられません。

3人ともこのおまるを使いましたねぇ。
 
普段の長男と次男は家の中ではノーパンで過ごしていました。
男の子はおしっこする直前、おちんちんが膨らむのでわかりやすいです。
長女だけは家の中でも紙おむつをはかせていました。
お出かけの時には全員紙おむつを使っていましたね。
3人とも1歳くらいまではおしっこの失敗が多かったのですが、うんちをおむつの中にすることは非常に珍しかったです。
 
赤ちゃんでもパンツの中にうんちをするのは、とても気持ち悪いことなんだと思います。
車でお出かけ中にチャイルドシートに座っている子供がわんわん泣き出すから、慌ててコンビニのトイレに連れて行って、おむつを外してトイレに座らせてあげたらうんちが出た。という経験は数え切れないほどあります。
 
簡単なベビーサインを教えていたので、1歳になるころにはおしっこは股をポンポン叩いて、うんちの時にはおしりの方をポンポン叩いて教えてくれるようになってきました。
とはいえ、赤ちゃんのやることですから、100%は信用できません。
何かに夢中になって、おしっこを漏らすことは多かったです。
 
家の中ではおむつをしていませんでしたから、床のおしっこを毎日のように拭いていました。
 

おむつなし育児のメリット

メリット1.おむつが早く外れやすい

おむつなし育児はトイレトレーニングではありません。

しかし、おむつの外で排泄することで、排泄することを赤ちゃんが自覚することができるので、排泄コントロール能力が育ちやすいというメリットがあります。

 

育児猫家の子供たちのおむつ外れの時期をご紹介すると

www.ikujineko.com

 

www.ikujineko.com

 

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おむつが外れた時期はそれぞれ

長男1歳9か月

次男2歳3か月

長女2歳1か月

 

おむつが外れる平均月齢は2歳半から3歳前後と言われていますので、3人とも早めでした。

次男はもっと早く外せたのですが、育児猫が長女を妊娠して、大柄だった次男をトイレに座らせるのが難しくなったため少し遅れました。

 

また3人とも夜用のおむつを使用する必要もありませんでした。

 

メリット2.おむつかぶれしづらい

おむつなし育児を実践すると、おむつの中が蒸れたり、汚れたまま放置されることがないので、おむつかぶれがしづらいと思います。

長男は一度だけおむつかぶれしたことがありますけれど、次男と長女は一度もありません。

ちなみに長男は使っていたおしりふきが肌にあわなかったようで、おしりふきを変えたらすぐによくなりました。

 

メリット3.一度にたくさん排泄できて、便秘も改善する

おむつ中でおしっこをすると、気持ち悪かったりヒヤッとしたりするのが嫌なのか、赤ちゃんは頻尿になりがちです。

おむつなし育児ならおむつの外に排泄させてあげるので、一気に出すことができるため回数はぐっと減ります。

生後半年くらいの赤ちゃんが便秘でママ友が悩んでいたので、「試しにトイレでさせてみたら?」と提案したところ、しっかりうんちを出すことが出来たと喜んでいました。

 

おしりをウンチで汚したくないという本能もあるでしょうし、トイレやおまるに座らせてうんちさせることで腹圧をかけることが出来るので排泄が楽になるのだと思います。

 

メリット4.うんちの処理がらくちん

おまるにうんちをしたら、お水を入れてトイレに流すだけ。

おまるがなくて、トイレにしたらもっと楽ちん。

トイレじゃなくても、おむつの上にうんちしたとしても、おむつを履いた状態でうんちするよりずっと楽ちんです。

おしりも汚れていないので、ごしごし拭いたりする必要がなくて、赤ちゃんのやわらかお肌にも優しいです。

この「ウンチの処理がらくちん」は育児猫が感じたメリットの中でも、とくに嬉しいメリットでした。

 

メリット5.節約できる

おむつなし育児では当然、おむつ代・おしりふき代が節約できます。

ゼロではありませんけれど、普通におむつを使う方と比べると半分以下までは減らせると思います。

もちろんゴミも減るので、ゴミ処理代も節約できます。

 

おむつなし育児のデメリット

デメリット1.早期トイレトレーニングと誤解される

腰の据わったばかりの我が子にトイレでウンチさせていると

「もうトイレトレーニングですか?早すぎでは?」みたいなことを言われることもあります。

「そんなに小さいのに可哀そう」と言われたことも。

 

「いや、おむつの中にウンチしたほうがかわいそうじゃない?」と育児猫は思っていましたが、いちいち反論したりはしませんでした。

 

デメリット2.おむつが外れるまでは大変

赤ちゃんが寝ているだけのころは、紙おむつに任せておけば楽ちんですよね。

おむつなし育児では、紙おむつを外したり、赤ちゃんの様子をよく見たりするので、時間も手間も取られると思います。

 

最終的にはおむつなし育児の方が楽だとは思いますが、1歳くらいから「おしっこ」と言われるたびにトイレを探して連れて行くのもちょっと大変です。

 

デメリット3.掃除と洗濯が増える

これはお母さんがどれくらいきれい好きか?によって、負担が変わると思います。

育児猫はおしっこを漏らしたらタオルでふき取って、仕上げに除菌ウェッティで拭けば気になりませんでしたし、そのタオルは洗面台でざぶざぶ洗って他の物と一緒に洗濯していました。

人によっては別に洗濯しないと気が済まないでしょうし、床掃除も念入りにする人は大変でしょうね。

 

育児猫も上で長女には紙おむつを履かせていたと書きましたが、実はこれは新居に引っ越したからなのです。

新居の床は無垢板。

濡らすのは厳禁ですし、あっという間におしっこを吸収してしまいますから、おしっこの失敗が嫌だったのです。

 

ただ家で紙おむつを履かせていても、赤ちゃんの頃からおむつの外で出来るだけ排泄させていたので、排泄のコントロールが身につくのは早かったです。

 

おむつなし育児の目的

おむつなし育児は早期トイレトレーニングではありません。

一番大切な目的は、「排泄を通じて親子のコミュニケーションを育むこと」。

赤ちゃんの気持ちに寄り添い、親子が心身ともに気持ちよく過ごすことができるのです。

 

アフリカなどの発展途上国では今でも紙おむつは使っていません。

赤ちゃんはスリングなどに入れられて、いつもお母さんと一緒です。

赤ちゃんは決して垂れ流しではないんですよ。

お母さんは赤ちゃんがおしっこしたいんだな、と感じたらスリングから出して排泄させるのです。

当たり前すぎてアフリカの女性からしたら、日本のおむつ育児を見て「なんでそんなもの履かせてるの?」と思えるかもしれないですね。

 

もちろん日本とアフリカでは事情が違います。

おむつが当たり前の社会で、外で自由に排泄するわけにはいきませんし、冬に生まれた赤ちゃんをすっぽんぽんで連れまわすことも出来ません。

 

でも「赤ちゃんもおしりを汚したくないんだ」と知ることで、赤ちゃんとのコミュニケーションがもっとうまく取れるかもしれませんよ。

出来る範囲でおむつなし育児にチャレンジしていみてはいかがでしょうか?

 

では今日はここまで。

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