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子どもたちの旅の思い出ノート

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旅の思い出ノート

皆さんは旅に出たら思い出を形に残しますか?

 

スマホに何百枚と画像を残したら、それだけで満足して結局見返すこともなく忘却の彼方・・・ってこともありますよね。

 

私はもともと撮影されるのが好きではない(シンプルに自分の顔が好きではないともいう)ため、自分の写真はほとんどありません。

旅先でも同じで、若いころのお出かけ先の写真も数えるほどしかありません。

 

でも子どもたちの写真はたくさん撮っていて、これは子どもたちのためというよりも自分のためですね。

そして年に一度は、PCで画像を見て、ベストショット集を作るようにしています。

 

そのベストショット集には当然旅先での写真もある程度含まれますねぇ。

 

そして子どもたちには、それぞれのスタンプ帳を持たせていて、旅に出る際には持っていきサービスエリアや道の駅などでスタンプを押すのも旅の楽しみとなっています。

ちょっと一言添えることで、素敵な記念の品となっています。

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ところが今年の春休み育児猫家が『四国地方車中泊の旅』には、スタンプ帳と筆記道具を忘れて出発してしまいましたw

 

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上の記事でも書いていますが、代わりのノートをダイソーで買って、子どもたちに思い思いのノートを作ってもらいました。

これがとても良い出来だったので、ご紹介したいと思います。

 

長女ちゃんのノート

まずは長女ちゃんのノートをご紹介します。

まずは最初の見開きページ。

豪快ですねw

『春ぶり』は高知でゲットしたパンフレットから切り抜いたのですが、帰宅後どうしても目立つところに貼りたくなった模様。

 

そういえば長女ちゃんは中国地方のスタンプ帳を見て「全然読めない」と嘆いていましたが、字はだいぶ上手になりましたね。

「あついたこやきおいしかった」とタコのイラストが光ってますw

 

大塚国際美術館の感想は「つまらなかった」とドストレートに書いてあります。

「きれいなゴッホのひまわりのえはすてきでした」とのこと。

 

ひまわりりーぷるおいしかったねぇ

 

ソフトクリームのコーンの入れ物まで貼ってありますねw

一六タルトのみきゃんもかわいい。

 

しこくのおもいでをたいせつに・・・

 

したいずっとずっと・・・

またいくかもしれない

しこくバイバイ。

 

なんていうかちょっとポエミーでセンチメンタルな〆となっていますね。

実際は40ページあるのですが、一部だけご紹介させていただきました。

 

次男君のノート

次男君の最初のページはこちら

見づらいですが、フェリーのスタンプの下には「はじめてふなよいした。帰りがフェリーじゃなくてよかった」と素直な感想が書かれております。

 

道後温泉に入れなかったこと、昼ご飯にうどんを食べたことなどが細かく書かれています。

次男は結構たくさん書きこんでくれていますねぇ。

時折書いてある数字は、ページの都合で入らなかった資料を後付けしているからなんですよ~

 

後ろのページに上の様に後付けしてあるんですよ。

うどんページの書き込みは特にぎっしりですなw

右下に貼ってあるのは屋島寺でのおみくじです。

 

ラーメンもおいしかったねぇ。

大塚国際美術館の感想はあっさりしてるね~

「つまらなかった」と書かないところが次男くんらしさだね。

 

そうそう、内子フレッシュパークの合言葉は「たけのこ」だったね

 

もみじ饅頭に一六タルト、道後はいから薄餅・・・どれもおいしかったみたいですね。

 

では次男君の感想のページをどうぞ

「今回の四国一周の旅では、いろいろのことがありましたが、やはり一番おいしかったのはうどんでしたが、さぬきうどんでもやわらかさはいろいろだなと思いました。それから長女ちゃんのアロマ消毒液の時や僕の砥部焼のことなど、笑いが溢れる旅でした。

最初のほうではフェリーで船酔いして帰りが心配になったり、しらす丼が美味しかったりしました。この旅ではハイエース君で1852km走りました。聞いてとてもびっくりしました。でも我が家は我が家でいいと思います」

読みやすいように漢字に変換していますが、内容はそのままです。

ちなみにアロマ消毒液の話はこちら↓でご紹介しましたね。

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「僕の砥部焼の話」というのは、愛媛県伊予郡に入ると「とべやき」ののぼりがいろんなところに出ていて、次男君は「いかやき」とか「たこやき」の仲間だと思ったらしく、「僕絶対食べるからね!」と張り切っていたのに、焼き物だとわかってがっかりしたというエピソードがあるのです。

本当にわが家だけの楽しい思い出が出来たね。

それに私が思い出せなかったようなことをノートに書いていてくれるので、とても嬉しいです。

次男君のノートも40ページ書いてありました。

 

長男のノート

最後に長男君のノートをご紹介します。

字がちっちゃい!

相変わらず漢字少な目だね。
フェリーで次男が船酔いしたこと、みかんをしぼった生ジュースがおいしかったことなどが書かれています。

 

坊ちゃん電車とからくり時計をみたこと。

晩ご飯のボリューム(レストラン野咲にて)がすごかったこと。

道後温泉本館に入れず椿の湯に行ったこと。

みきゃんが町中にいることなどが書かれていますよ。

 

長女ちゃんのアロマ消毒液事件についてはここでも言及されていますw

おいしかった「日の出製麺所」には赤でしるしが付けてあります。

ちなみに左に貼ってある「えびちくわ」の袋はポケットになっていて、「いちよし」の名刺が入っているんですよ。アイデアですね~

 

長女ちゃんが「うずがうずいている」といってたと書かれていますw

大塚国際美術館の感想は「全体的にすごく楽しかったけど、すべては見れなかった。一番見たかったゲルニカが見れなかった。お土産屋さんに行った」と長男の無念がつづられています・・・

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王王軒ではモヤシを増量したこと、お菓子をもらえたことが書いてあります。

 

「おかあさんが買っていたココアをみんなでうばった」w

確かに奪われましたねぇ。

ぽんかん食パンおいしかったよね

 

坂本龍馬記念館、長男君がいちばん楽しんでたね

一六タルトは全員貼ったねぇ

 

最後に感想を見てみましょう

「今回の四国のたびではいろいろなことがありました。色々な食べ物、例えば骨付き鳥やみかん、見たものは渦潮や銅像、たくさんのものを見たり食べたり、たまにハプニングもあったり、様々なことが起こった旅でした。特に美味しかったのはかつおのたたきです。特にみて嬉しかったのは大塚国際美術館でしたが、最後まで見れませんでした。特に印象に残ったのは、大きな渦潮でした。

今回のような長い旅をまたしたいです。

ただまた今度、おかあさんと大塚美術館を最後まで見たいです」

 

うぅ(ノД`)・゜・。よっぽどゲルニカが心残りだったんでしょうねぇ。

でも「もう一度お母さんと行きたい」と言ってもらえて嬉しい限りです。

長男のノートは全部で43ページとなりました。

思い出ノート、お勧めです

ダイソーで慌てて購入した3冊100円のノートは、育児猫家のかけがえのない宝物となりました。

真ん中の長男のノートの表紙には『四国1852kmの旅』とタイトルが書かれています。
ハイエースの走行距離が1852kmだったんですよ~

 

上の写真を見るとわかりますが、中身にお金はかかっておらず、言った先々で頂いたパンフレットやお菓子の包装など、普通にもって帰ったらゴミになるものがメインになっています。

「切って貼って」がメインなので、文字を書くのが嫌いな子供でも楽しくノート作りができるはず。

字が汚くても漢字が書けなくても大丈夫です。

 

写真は写真で思い出を残すツールとしては便利なんですけど、本人が感じたことが率直に書かれたこの『思い出ノート』は誰にも同じものは作れないことでしょう。

このノートを見返すことで、きっと今回の旅を鮮やかに思い出せると思います。

 

育児猫も子どもたちのノートを見ると「あ~このときみんなで笑ったなぁ」とか、「ココアを奪われちゃったけど、おいしそうだったなぁ」とか思い出して、なんとも言えない幸せな気持ちで胸がいっぱいになります。

 

たとえ、我々夫婦がそばにいなくても、楽しかった思い出がいつまでも子どもたちを支えてくれますように。

ノートを見返しながら、祈ってしまう育児猫なのでした。

 

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では今日はここまで。

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