小学三年生の長男は年長からサッカーを習っています
長男は大人しく読書が大好きで、小さなころから手のかからない子供でした。
サッカーを始めたのは、幼稚園でサッカー大会があり、本人がやってみたくなったからです。
親から見て、長男はサッカー向きの性格ではありません。
サッカーはある程度「俺が俺が!」みたいなタイプの子の方が、小さいころは特に活躍できます。
長男は最初のころはパスをもらいたいときに「パスくださ~い」と手を挙げて待っていました。
誰もパスはくれませんでしたね。
「誰もパスくれない」と落ち込んだりもしていました。
幼稚園から小学校低学年くらいのサッカークラブだと、ポジションも何もないので、同じチーム内でも奪い合って、ゴールに向かうくらいでなくては、ボールに触れることさえままならないんですよね。
もっと高度なクラブに所属すればちがうのかもしれませんが。
向いてないなぁと思いながらも、今までサッカーを続けてきたのは、何と言っても本人がしたいというからです。
また親としては、比較的インドアな遊びが好きな長男が、外で走り回る時間をとることはいいことだとは思っていました。
習い事のルール
私は子育てをするにあたって、自分自身の育ちを振り返り、良かったことは取り入れて嫌だったことはやらないというようにしています。
ただ、習い事に関しては自分自身は何もやったことがないので、自分の経験を生かすことができません。
旦那は小学校の時塾に行かされていたけれど、途中で抜け出して遊んでいたという何ともお金の無駄だった話しかしません。
それでも習い事を始めるにあたっては、いくつかのルールを決めることにしました。
1.本人の希望を最優先(続けたいときも辞めたいときも)
2.始めるときには、ある程度目標を子供に決めさせる
3.睡眠時間を優先させる
4.習い事は週に3回まで
こんな感じです。
複数の育児本を読んだりして、考えたものです
2の目標は達成できたときに、やめるか辞めないかを本人に考えさせて、続けたいなら続けさせる。辞めたいならやめさせてあげる。というように決めています。
週に3回まではあくまでも低学年の話。
高学年になり、もしも本人が塾に行きたいなどと言い出したら少し考え直さなくてはならないでしょう。
今のところそんな気配はつゆほどもありませんがw
現在長男が習っているのは週に2回のサッカーと週に1回のスイミングです。
たとえばスイミングは1級が目標です。
サッカーには目標はないですが、年度ごとに辞めるか辞めないか決めていて、やるなら年度末までは頑張ろうという程度です。
目標は絶対達成しなくてはいけないわけではありません。
人間向き不向きがありますから、やってみて思ったより大変だったら、ほかのことにチャレンジするのもアリだとは思います。
でもせっかく始めたのだから辞めるときには、本人がちゃんと「がんばった」って思える状態で、前向きに辞めてほしいとは考えています。
そのためには例えば「目標は1級だったけど、今は5級だね。最初はメダカクラスだったから、12個も級が上がったんだね。3年間頑張ったもんね。長男くんが他の事やりたいなら、いいんじゃない?」と言えるくらいには頑張ってもらいたいと考えています。
ルールがあいまいだったなぁ
実は最近気づいたのですが、このルールには大きな見落としがあったんです。
続けるかどうか本人の希望を最優先させるというルールなんですが、本人も『自分が続けたいかどうかわからないときにはどうするか?』を考えていなかったのです。
サッカークラブは一年更新。
そろそろ4年生でも続けるかどうかを決めなくてはなりません。
コーチや先輩方から、「4年生から厳しくなるよ」と言われています。
たとえばリフティングは10回以上できないと、ほかの練習に参加させてもらえないと聞いています。
ちなみに長男は最高で9回。
でもこの記録は家でのもので、チームでの練習時の最高記録は7回です。
リフティングが上手だからって、サッカーが上手い訳ではないのでしょうが、ある程度熱心にボールに触れているかを見ておられるのかもしれませんね。
長男は家で熱心にサッカーの練習をしているわけではありません。
サッカーは好きだけれど、本の方が好きだし、友達とも遊びたいし、折り紙だってやりたいし・・・と意外と忙しいのです。
そして親である私も、そういう時間を使ってまでサッカーの練習をさせたいとは思っていません。
本人がやりたければやればいいけど、遊びたければ遊んだらいいと思っています。
それでも3年続けてきたおかげか、少しずつ上手になってきているのは感じますし、本人も最近一段とサッカーが楽しくなってきている様子。
「サッカー続けたい・・・でもそんなに練習したいわけでもない」
「試合に出たいけれど、ガンガン行きたいわけでもない」
という非常に宙ぶらりんな気持ちになっている長男。
いやいや続けるなら練習させなさい!っておっしゃる方もいらっしゃるかもしれないのですが、私はサッカー選手にしたいわけではなく、好きなことで体を動かす時間があるのはいいなぁと思っているだけなんです。
育児猫も実は宙ぶらりんでして、サッカーを続けさせたいかって言われると別にどっちでもいい。
週に2回走り回るのは、心身の健康上いいことだと思う。
でも必死で練習しないとついていけなくて、本人が辛いと思うなら辞めてもいいと思う。
そして、旦那もほぼ同じ意見なんですよ。
ただ4年生の途中で、やっぱりきついから辞めるみたいな辞め方は出来ればさせたくないねって言うのも共通しているのです。
そういう辞め方だと前向きになりづらいですからね。
サッカーを続けるかどうかの結論
サッカーを続けるかどうかは、あと1週間で決めなくてはなりません。
本人とよく話し合って、納得できる形にしてあげたいなとは考えています。
すっごく悩んでいるのですが、育児猫の意見はどちらかというと「続けさせたい」に傾いています。
それは「やる後悔」よりも「やらない後悔」の方がつらいと、経験上知っているからです。
それでも本人の気持ちを一番に考えたいと思います。
それでは今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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